カレグジット(Calexit)?

アメリカ大統領選で敗北したヒラリー氏ですが、あの「敗北の夜」のことが記事になっています。

【悲報】米保守系雑誌「ヒラリー・クリントン、敗北の夜に我を失う。卑猥な言葉を叫びスタッフらに物を投げつけるなど大暴れ」

American Spectator」の記事の翻訳ですが、激怒していたようです。

彼女がわめき始め、卑猥な言葉を叫び、備品を叩きつけていたと語った。

彼女は物を手に取り、出席者とスタッフに投げるなど制御不能な怒りにあった。

側近は彼女を公に出すことができず、落ち着かせるまでに数時間かかった。

何年もの間報告されているように、彼女の激しい気性で理性を失っていたという。

まさに核爆弾にアクセスするのに適さない気質の持ち主だった。

そこに優しいトランプ次期大統領の「愛の抱擁」です。

クリントン氏を「傷つけたくない」 トランプ氏、訴追の構え撤回 AFP

トランプ氏は選挙運動中、自身が大統選で勝利を収めればクリントン氏を刑務所行きにすると発言し、驚きと非難の声を浴びた。

トランプ氏はクリントン氏が国務長官時代の公務に私用電子メールサーバーを使用していた問題と、一家が運営するクリントン財団(Clinton Foundation)の「見返り献金」疑惑を選挙戦の軸となるテーマとして掲げ、クリントン氏の「犯罪」を糾弾。熱狂した支持者らによる「彼女を収監しろ!」というシュプレヒコールを生んでいた。

「私はクリントン家を傷つけたくない」などと述べ、前言撤回とみられる姿勢を示した。

実はフェミニストなのでしょうか。

私が大統領に当選すれば、司法省長官に指示を出し、特別検察官を任命し、捜査訴追し、ヒラリー氏を刑務所に収監すると述べていたトランプ氏ですが、撤回したようです。

しかしてこれは自分を支持してくれた有権者への公約違反になりますので、眉唾で見ている人もいます。

オバマ大統領の在任中は恩赦の権限をもっておりますので、これを行使できない頃を見計らって訴追する、あるいはトランプ氏自身は関わらないけれども、司法省とFBIが訴追するのではないかと推測されています。

トランプ当選は、ブッシュ当選の頃よりアメリカを深く分断したようです。

当選直後は非現実的と見られていたカリフォルニア州のアメリカ合衆国からの独立、いわゆるイギリスのEU離脱(ブレグジット)にちなんだ「カレグジット(Calexit)」がにわかに注目されています。

これですね。

「カレグジット」 トランプ氏勝利受けカリフォルニア州で独立運動 AFP

これは大統領選直後の記事ですが、眉唾と見られていました。

専門家らは、「黄金の州」と呼ばれる同州が独立した国家となる見込みはほとんどないか皆無と述べているが、衝撃的な選挙結果に幻滅し、自身が外国にいるよそ者のようだと感じている多数の人々は、こうした考えに魅了されている。

トランプ次期大統領がよほどお気に召さないようです。

ところがこの「カレグジット」が俄然、注目されてきています。

Yes! California’s Calexit

カリフォルニア州は、人口3880万人であり、北朝鮮より多い人口です。

GDPは2兆4480億ドルであり、アメリカGDP18兆ドルの「13.6%」を占めています。

カリフォルニア州単独でフランスを越え、世界第6位のGDPを誇っていることになります。

もちろんアメリカ国内でもトップのGDPであり、第二位はテキサス、第三位はニューヨークです。

国家としてのポテンシャルは十分有していると言えます。

ここがアメリカからの独立を本気でやろうとしています。

新たな国家の名称は「ニュー・カリフォルニア」だそうです。

まず2018年の秋にカリフォルニア州憲法を変えるための住民投票をし、2019年春に国民投票によってカリフォルニアはアメリカから独立しようとしています。

通貨も自前のものを作り、軍隊も作らなければならなくなる。

にわかに信じがたいのですが、2019年の春には答えは出ているでしょう。

オレゴン州にまで飛び火しているようであり、テキサス等々、他の州にまで波及すればアメリカは解体してしまいます。

そうなればジョニー・デップ氏が述べていたように、トランプ次期大統領は我々の知っているアメリカ最後の大統領になりかねません。

独立派は平和裏に独立しようとしていますが、内戦になってもおかしくない事案です。

国連の承認もいるでしょうし、貿易協定や条約もすべて見直さなければなりません。

またカリフォルニアが、いくらシリコンバレーの巨大IT企業のプラットフォームを抱えようが、ハリウッドがあろうが、従来通り営業ができる保証もなくなるでしょう。

ブレグジットがそうでした。

モルガンスタンレーのCEOもブレグジットで「何一つ良いことはない」と言っていました。

「何一つ良いことない」、頭が痛いとモルガンSのCEO-英EU離脱 ブルームバーグ

英国民投票で欧州連合(EU)離脱が選択された結果、一部の行員とその家族をロンドンから他の場所に動かさざるを得なくなり、結果として起きる混乱は同行にとって頭の痛い問題になると語った。

「金融セクターや当行に限った見方からすれば、英国のEU離脱をめぐり何一つ良いことはない。

今や欧州本社も置かなければならず、欧州法人により多くの資本と流動性を投じる必要が出てくる可能性が高い。

いずれもろくなことはない」

バンカーの手も震えていました。

【インサイト】EU離脱という「イチジクの葉」で銀行が覆い隠す真実 ブルームバーグ

バンカーの手がリロケート(移転)ボタンの上で「震えている」と指摘し、「多くの比較的規模の小さい銀行」はクリスマス前の移転開始を計画し、より規模の大きい銀行は来年1-3月(第1四半期)に移転を始める可能性が高いと主張した。

英国のEU離脱という頭の痛い問題を脇に置いても、政治的理由でなく採算面の理由からロンドンのバンカーの数が今後減ることをわれわれは受け入れるべきだろう。

英国のEU離脱が、既に進められている必要なコスト削減といった事柄を覆い隠す都合の良い「イチジクの葉」であることがだんだんと分かってきた。

仮にカリフォルニア州をアメリカから独立させ、ひとつの国とするカレグジット(Calexit)となりますと、残った49州から経済的圧力を受け、他の州も独立していかないような制裁が色々と出てくるはずです。

そう考えていきますと、いくらトランプ憎しとはいえ、独立がそう簡単にできるとは思えません。

ただかつてないほど深刻なアメリカの分断が、精神面においてくさびのように打ち込まれているのは確かなようです。

トランプ氏の標語は、言うまでもなく「Make America Great Again(アメリカを再び偉大な国へ)」ですが、カレグジットとなれば、そうはなりません。

債券王ビル・グロース氏もこの点はトランプ政権に対しては手厳しい態度をとっています。

グロース氏「トランプ強気相場」予想せず-米国を再び偉大になどしない ブルームバーグ

ビル・グロース氏は、とにかくトランプ氏の政策をボロクソに言っています。

ほぼ全否定と言っても過言ではありません。

ビル・グロース氏は、トランプ次期米大統領が米国を再び偉大にすることなどないとの見解を示した。

減税とインフラ支出というトランプ氏の政策が成長や株式相場を押し上げる可能性は低いと論じた。

「大衆迎合派は道を誤った」と題したリポートでグロース氏は「新たなトランプ強気相場がやってくることなどない。

投資家は用心し、減税の結果としての赤字拡大は金利とインフレを高め、企業利益低下につながる可能性があることを理解しなければならない」と指摘した。

トランプ氏の政策は現状維持に過ぎず、企業の海外での利益をアメリカに還元させようとしても、恐らく大して増えない。

トランプ氏勝利が中産階級の勝利と捉えるのも間違いであり、有害な4年間をもたらすだろうと言っています。

アメリカのTPP離脱によって次世代の自由貿易圏構想と言われる「FTAAP(エフタープ)」に至る道筋の半分が消滅しました。

素人政治家と言われるトランプ氏らしい選択と決断です。

多くの国々が長年かけて合意してきた協定の半分をいきなりぶっ壊しました。

アメリカ人もトランプ氏のそういった剛腕ぶりを期待しているのでしょう。

APEC(エイペック・アジア太平洋経済協力会議)ルートかRCEP(アールセップ・東アジア地域包括的経済連携)ルートしか選択肢がなくなってしまいました。

この方、アメリカ国内でも今後、色々とぶっ壊していきそうです。

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コメント

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