タイ戒厳令、10カ月ぶりに全面解除

タイ戒厳令、10カ月ぶりに全面解除 日経

去年5月のクーデターから10ヵ月ぶりに戒厳令が解除されたと思ったら、やはりプラユット首相の軍事独裁政権はつづいていくようですね。

確かタイの騒動は、タクシン派と反タクシン派の争いだったと思いますが、プラユット氏はタクシン派が二度と復権できなくするつもりのようです。

クーデタの経緯

これを読みますと、タクシン氏の妹であるインラック政権時代の「恩赦法」が引き金だったようです。

タクシン氏は不正な土地取引で有罪判決を受け、国外亡命中だったと思いますが、兄をタイ国内に戻す目的で恩赦法を制定しようとしたところ大規模な反対デモを引き起こしたようです。

インラック政権は下院を解散して総選挙で民意を問いましたが、その選挙結果そのものが違憲とされたようです。

インラック政権は民意を問うために下院を解散し、2月2日に総選挙を実施するとした。

ところが、最大野党である民主党が選挙ボイコットを発表し、反政府デモ隊も総選挙の実施を妨害したため、完全な形では総選挙を実施することができなかった。

そのため、3月に憲法裁判所により総選挙の無効について判決が下された

5月には、過去の政府高官人事に対して介入を行ったかどで、インラック首相および閣僚9名が憲法裁判所の判決により失職した。

このような状況でクーデターは実行されたようですね。

戒厳令を布き、国家権力の掌握を発表した映像は見たことがあります。

あれから10ヵ月間、ずっとプラユット氏の独裁政権だったようです。

クーデターを実行したのは、国家平和秩序評議会(NCPO)です。

表向きはNCPO、暫定内閣、国家立法議会(NLA)の3機関ですが、NLAはNCPOが人選を行い、暫定内閣も軍関係者によって占められ、新憲法の起草委員会も審議機関も軍の影響化に置かれているため、実質、プラユット氏の独裁政権と言えそうです。

2014年5月20日午前に布いた戒厳令を先月の31日に解除したわけですが、変わりに軍政の強権条項を入れたために独裁は継続されていくようです。

プラユット首相の権限を大幅に強化する暫定憲法44条により、戒厳令よりも酷いと批判されています。

タイ政府、戒厳令に代わり軍政の強権条項を発動

「『国家秩序の維持に関連した任務に軍当局者を配置する目的』で発動させる。

44条では公衆の調和のため、または国家の治安の破壊を防ぐために必要と判断すれば、軍政のトップに必要な権限を与えると定めている。」

「具体的には令状なしの家宅捜索や逮捕、容疑者の最大7日間の勾留のほか、新聞の発行差し止めや報道機関の閉鎖を命令できる権限も認める。」

完全な独裁ですね。

欧米から集中的非難を受けるでしょう。

タイというのは日本企業の東南アジアにおける中心的拠点だったはずですが、しばらく軍事独裁政権がつづいていくようです。

確か1500社を超える日本企業が行っていたはずですが、どうなるのでしょうか。

長年の日本の教育と努力によって日本と大して変わらない高い技術力を持っていたはずです。

日本・韓国に次いでシンガポールと中国もタイの航空機を締め出しました。

このような状況で大丈夫なのでしょうか。

かなりの強権体制のようです。

経済にも観光にも影響が出そうです。

タイはTPP参加国ですが、参加できるのでしょうか。

フィリピンは参加を見送りました。

フィリピン、現政権はTPP不参加 中国関与の枠組み優先

タイも怪しくなってくるかもしれません。

中国と韓国は初めからTPPには参加していません。

日本も初めは不参加の意向だったのですが、TPPが中国包囲網と分かると舌の根も乾かぬうちに参加を表明しました。

「ウソつかない」

「ブレない」

100年笑えそうですが、ブレっちぎりすぎじゃね?。

支持者の前で、白昼堂々とウソつきすぎじゃね?。

どんだけ中国が嫌いなんだよ、と。

ウソは利益と快不快といった相対的なものを心の物差しとした時、生じます。

神の存在がなければ、相対的な我々人間は嘘つきとならざるを得ない。

ソース

これは昨日扱ったAIIBの3月28日までのメンバーです。

国連常任理事国(アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国)5か国のうち参加していないのは、アメリカだけです。

この意味は大きいと思っています。

この表を見ますとアジアでは日本と北朝鮮のみが孤立しています。

見事な孤立っぷりです。

包囲しているのではなく、包囲されてるんじゃね?

なんか囲まれてね?

韓国からは孤立しないように「日本と北朝鮮が共通通貨をつくればいい」と揶揄されています。

韓国の方は、中々、手きびしい

上記の日経の記事では、

日米を中心にTPPの推進力を欠く現状を映し出す。

と結んでいます。

中国包囲網と言いますけれども、難しいのではないかなと思います。

アヘン戦争でイギリスにやられた時の中国とは明らかに違いますので、難しいと思います。

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