メタン濃度の急上昇と「層積雲」の消失

メイ首相の修正案が、また大差で否決されましたが、明日には離脱日を延期するかどうかの採決が行われます。

延期できても、せいぜい2、3か月が限界であり、意味のない延期だと思いますが、EU残留派は、なるべく離脱日を延期していき、2回目の国民投票にもっていきたいようです。

やれ、やれの国です。

そのイギリスですが、ブレグジットで混乱しているうちに気候の方も徐々に異常をきたしているようです。

洪水による住宅の浸水の度合いが、年々増加しているのです。

The 10 most flooded cities in Britain revealed: Hull, Carlisle and Lancaster have the most homes previously hit by water damage デイリー・メール

これは以前から住宅が浸水した割合の多い都市ですが、10の都市を上げています。

その都市の全住宅の「7.5%」が洪水による浸水を経験したことがある都市がイーストヨークシャーのハルであり、洪水の首都と呼ばれています。

次いでカンブリアのカーライルが「3.5%」で2位です。

3位がランカシャーのランカスターで「2.7%」です。

7.5%とは、100棟の住宅のうち7.5棟が浸水したことがあるということであり、この割合が年と共に増えているようです。

そのうち全部沈んじゃったりしてね。

ノアの洪水みたいになったりして。

ベスト10のうちハルとウェールズのスランディドノを除いたすべてで2017年より2018年の方が浸水の割合が増加しています。

これも気候変動のひとつの表情なのでしょうが、この傾向は世界的な傾向なのでしょう。

住宅の浸水の割合だけではなく、科学者は大気中のメタンが増加していると指摘しています。

Methane in the atmosphere is surging, and that’s got scientists worried ロサンゼルスタイムズ

しかして科学者も、その原因が特定できず、分からないようです。

20年前、メタンの大気中のレベルは上昇を止めて停止したため、気候変動を遅らせることができると思っていたようですが、2007年から再びメタンのレベルが上昇を開始しています。

しかも過去4年間でメタンの上昇レベルが加速しているのです。

4年前と言いますと、2015年であり、丁度二酸化炭素濃度が危険なレベルと警告されていた400ppmを超えた年であり、また世界の平均気温が急上昇を始めた年でもあります。

パリ協定の約束を損なう可能性がある。

メタンは、二酸化炭素と比べ「25倍」も地球を温暖化する能力をもっていると言われています。

この大気中のメタンの増加が加速しているのです。

記事ではメタン1トンは、100年で二酸化炭素1トンの「32倍」の温暖化を引き起こすとあります。

1万年の間、大気中のメタンの濃度は「750ppb」以下だった。

ところが19世紀に上昇を始め、1990年代半ばまで上昇が続いた。

メタンは、今まで温暖化の3分の1を引き起こしている。

メタンの濃度は、2014年に加速し、1850ppbのレベルに押し上げた。

専門家でもその理由が分からない。

地球温暖化を積極的に制限する気候シナリオRCP2.6と一致しておらず、メタンの濃度が急上昇している。

温暖化が、温暖化を促進しているように見える。

このメタン濃度の上昇は、危険なサイクルの兆候の可能性がある。

専門家は、まるで惑星がギアを変えたかのようだと言っています。

この現象は、温暖化を抑制しようとする努力を酷く危険にさらすことになる。

それでなくても目標通り、二酸化炭素を削減するのは困難な状況となっている。

これにメタン濃度の急上昇が加われば、パリ協定の努力を損なうことになる、とあります。

問題は、メタン濃度の急上昇の原因が、専門家でも謎であり、分からないと言っている点です。

原因が分からなければ対処しようがないと思うわけですが、どうも気候や自然界は、人間の努力を鼻で笑っているように見える。

次から次へと問題が噴出しているのです。

今年の2月25日、温暖化によって「層積雲」が、消失し、世界の平均気温が劇的に上昇する可能性があるという論文が出されました。

地球温室化を防ぐ「層積雲」、温暖化で消失の可能性 劇的な気温上昇の恐れ AFP

海上の雲は、太陽光を宇宙空間に反射して、温暖化を防いでいるが、大気中の二酸化炭素濃度が現在の「3倍」になれば、この雲が消失し、世界の気温が「8℃」も急上昇する劇的な気温上昇に見舞われることになる。

これは当然、極地の氷を融解させ、数十メートルもの海面上昇を引き起こす。

前回、地球がこれほどの高気温となったのは、5000万年前であり、その頃はワニが北極を歩きまわっていた。

科学者は気温上昇「8℃」の半分、「4℃」でも、人類の適応能力を超えていると言っています。

何か21世紀中に人類は滅びそうで。

人為的な地球温暖化が始まって以降、大気中のCO2濃度は285ppmから410ppmへと45%近く上昇している。

現在の3倍の二酸化炭素濃度とは、1200ppmです。

この地点に到達すれば、「層積雲」が崩壊し、劇的な気温上昇に見舞われる。

シュナイダー氏と研究チームは、層積雲の挙動をモデル化する革新的な手法を用いて、CO2濃度が1200ppmに達した場合、温暖化の加速が制御不能になるとされる「臨界点」はこれよりも幾分高いかもしれないと考えられているにもかかわらず、雲による防護の覆いが崩壊する恐れがあると推算した。

何も対策を取らず現状通りの水準でCO2の排出が進行すると、CO2濃度は「2104年までに1200ppmを超える」と説明した。

割と早く到達するようです。

西暦2104年には、1200ppmを超えるそうです。

今回の研究によると、1000~2000ppmのCO2濃度がまさに、地球を冷却させる雲を消失させ、気温を最高で8度押し上げる限界値に当たる。

こうなるかなり前に大変な事態となっていると思いますけどね。

現在でもその兆候はあらわれていますからね。

4℃の上昇で人類の適応能力を超えると予測しているわけですから、2104年を待たず、それ以前に適応能力を超えた4℃に達しているはずであり、単純計算でも半分ですから2050年前後でしょう。

8℃の上昇まで人類は待てないでしょうね。

というかもたないでしょう。

グリーンランドの氷がすべて融けるだけで海水面は「7メートル」上昇します。

南極の氷がすべて融ければ、海水面は大体「60メートル」上昇するわけです。

こうなれば終わりです。

2050年というのは、後わずか30年先ですね。

あとわずか30年で、人類は環境に適応できなくなる。

この頃には、かなり地球の将来は、誰が見ても分かる事態を迎えているでしょう。

神の体に滅ぼされる可能性が高まっている。

人類の傲慢がみずから招いた結論へと導かれるのでしょうね。

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