国際

合意ある離脱か!?

アルゼンチンで危機一髪です。

女性の方は気を失っているようですが、よく停止できたものです。

大したものです。

何かまた噴火が10月に入って目立ってきておりますが、メキシコのポポカテペトル火山も活発な火山活動が継続しているようです。

ソース

10月11日には「20回」も噴火しています。

昨日も「2回」噴火しておりますが、噴火警戒レベルは、イエローのフェーズ2で変わらずです。

10月14日、インドネシアのメラピ火山も噴火しています。

そして10月17日には、アナク・クラカタウも噴火しています。

 

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相も変わらず凄い噴火活動です。

そして翌日の10月18日には、あのシナブン山も噴火しています。

ここはトバに近い火山のため噴火しますとドキッとします。

スマトラ島シナブン山が大爆発!噴煙7000m超 インドネシア(動画) ハザードラボ

6月以来、大人しかったシナブン山ですが、また活発化していくのでしょうか。

7000メートルの噴煙を噴き上げています。

インドネシアでは現在、ハルマヘラ島のドゥコノ山、ジャワ島中部のメラピ山のほか、ジャワ島とスマトラ島にはさまれたスンダ海峡のアナック・クラカタウ島が活発な噴火活動を続けている。

昨年54年ぶりに「32回/年」と噴出回数の記録を更新したスチームボート・ガイザーですが、今年は更に記録を更新し、2年連続の更新となっています。

10月16日時点で既にその噴出回数は「40回」にも上っています。

Steamboat Geyser

いよいよイエロー・ストーンが噴火するのでしょうか。

冗談ですけどね。

これが噴火すれば、文明が終わっちゃうんで。

ただ確かに地質活動は活性化してきているのでしょう。

覚醒したという感じです。

台風19号の被害も広がっています。

未だ被害の全容がつかめていないというのはそれだけ大きな台風だったということでしょう。

死者・行方不明者が「91名」を超えてきています。

甚大な被害 台風19号 80人死亡 71河川で決壊 NHK

死亡80人、行方不明11人、けが397人です。

100名の大台を超えるかもしれない。

堤防の決壊は、71河川135か所に上っています。

135か所も堤防が決壊していた。

これはまだ徐々に増えています。

首都水没も、実は危機一髪だったようです。

【台風19号】首都圏の調節池ギリギリ…9割に到達、危機目前だった 産経

大規模な調節池、遊水地が、総貯留量の9割に達していたことが、各河川事務所などへの取材で分かった。

長野県や福島県などで大規模氾濫が発生する一方、東京近郊は回避できたとされてきたが、実際には目前に危機が迫っていたことが判明した。

首都水没までののり代はあと「10%」にまで迫っていたようです。

やはり凄い台風だったわけです。

白黒がはっきりしており、目の下のクマがかわいいパンダですが、イギリスはそう簡単に白黒はつけられないようです。

イギリスが、また迷走しています。

大方の予想に反してEUとの合意にこぎつけたジョンソン首相ですが、EUはバックストップを削除した新離脱案に合意しました。

結局、EUが最初に提案していた北アイルランドのみEUの関税同盟に残すという案と実質的には同じです。

ただ異なっているのはバックストップには期限がありませんでしたが、新離脱案には4年ごとに北アイルランドが残るか離脱するかを決めることができる。

北アイルランドは、来年末の移行期間後、イギリス本土と共にEUの関税同盟から離脱するが、農業品の分野では引き続きEUルールに従う。

また北アイルランドを経由し、第三国からEUに入ってくる貿易品については、アイリッシュ海を境にイギリス本土と北アイルランドに線引きをし、徴税業務はEUに代わってイギリスがEUルールで徴税する。

EUに入らない貿易品のみイギリスの関税がかけられる。

徴税の代行は、EUは反対していたわけですが、今回はこの点を譲歩しています。

新離脱案は、北アイルランドとイギリスの一体性を損ない、線を引く案ですから、イギリスとの一体性を重視している民主統一党(DUP)はこの案に反対しています。

後はイギリス議会で承認されれば、10月31日に合意ある離脱となっていたはずですが、新離脱案を採決させないように離脱関連の国内法整備が成立するまで採決を見合わせる法案が可決され、採決が見送られました。

採決できなかったわけです。

ところが離脱延期法案、通称ベン法によれば、19日までに議会で採決されなければ、ジョンソン首相はEU側に来年の1月31日まで離脱延期を要請しなければならないため、ジョンソン首相は離脱延期を法的に要請しています。

離脱延期要請はしないと言っていたジョンソン首相ですが、延期要請を強いられたわけです。

本意ではありませんからジョンソン首相は、延期要請の書簡に署名せず、別の書簡で離脱延期は間違いだと述べ、これには署名しています。

英首相、下院に従いEUにブレグジット延期求める ただし署名せず BBC

離脱延期を求める手紙は「議会の手紙で、自分の手紙ではない」と強調したという。

そしてEUとの離脱延期の交渉はしないと明言しています。

この書簡に署名しなかった態度の悪さから「ジョンソン首相は議会を侮辱している」としてスコットランドの最高裁でこの問題が取り上げられる事態になっています。

新離脱法案ですが、これは微妙であり、可決される可能性は低く、僅差でしょうが、恐らくやや否決の方が可能性が高いと見られています。

全体の流れとしてはこうなっています。

ソース

否決されればメイ元首相のようになる可能性がある。

イギリスからの延期要請があれば、恐らくEUは延期を承認するでしょうが、今回は少し微妙な点があります。

EU内で意見が割れているような報道があるのです。

EU「延期認めるべきでない」 離脱案可決求め英に圧力 産経

フランスのマクロン大統領は18日、欧州連合(EU)首脳会議後の記者会見で、ジョンソン英首相がEU27カ国と合意したEU離脱協定案をめぐり、

「10月31日の離脱期限は守られるべきだ。新たな離脱延期は認めるべきでない」

と述べ、英議会に支持を促した。

欧州委員会のユンケル委員長も17日、「合意はできた。離脱延期の必要はない」と述べ、EU側は協定案の再協議に応じるべきではないとの立場を示した。

EU世論も今回は、もううんざりと言った感じです。

英離脱「延期認めるべきでない」独仏で6割 EU世論調査 産経

9日付仏紙ルモンドが掲載した欧州連合(EU)6カ国世論調査によると、英国の離脱延期を「EUは認めるべきでない」とする意見が5カ国で50%を超えた。

延期を「認めるべきでない」とする意見はドイツが最多で66%だった。

フランスとスペインの両国で57%、アイルランドで56%。唯一半数を下回ったのはオランダで、47%だった。

「英国のEU離脱をめぐる混乱で、うんざりする気分が広がっている」

EU27か国は全会一致が原則ですから、このうち1国でも延期反対ならば、イギリスは合意なき離脱か合意ある離脱かの二者択一しかなくなる。

議会で新離脱案が可決され、承認されれば合意ある離脱となり、否決されれば合意なき離脱となります。

合意なき離脱となれば、EUがイギリスを崖から落とすことになる。

恐らくは延期を承認するでしょうが、そうなりますとメイ元首相の時のように議会が、あくまで否決し続ければ、総選挙となる。

保守党が勝てば、ベン法を廃案にして新離脱案を議会で承認し、早期に合意ある離脱となります。

野党が勝てば、第二の国民投票となる。

今もって小田原評定が行われており、ほんと最後まで分からない展開となっています。

現時点では延期から総選挙となり、保守党の勝利で合意ある離脱となる可能性が高い。

野党が勝利すれば、再度の国民投票でしょうが、この場合EU残留となる可能性もある。

どちらに転ぶか最後まで分からない。

EU側がイギリスの延期要請を拒否すれば、合意なき離脱か合意ある離脱かのどちらかになり、新離脱協定案を可決できれば合意ある離脱となり、万が一にも否決されれば、その時は合意なき離脱となる。

イギリス議会次第になるわけであり、恐らくEUは延期を承認するでしょうが、しかしてこの場合、EUとしてはこれ以上何を議論するのかという話にもなってきて、意味のない延期承認となります。

今、最も可能性が高いのは、総選挙を通しての合意ある離脱だと思っています。

しかしてこののらりくらりの小田原評定は、どうなるのか分かりません。

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コメント

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