国家の破綻ドミノ

今年は世界中を酷い熱波が襲っており、インドやパキスタンでは既に50℃前後の気温を記録しています。

南フランスでは乾燥した空気により山火事が発生し、カリフォルニア州のヨセミテ国立公園でも山火事が発生しています。

アメリカは干ばつも酷く、今後も山火事で苦しめられそうです。

年々、気候変動は激しさを増していくのでしょう。

今年に入って戦争や干ばつ、熱波や不況、洪水や飢餓が目立ってきておりますが、WFP(国連世界食糧計画)が「かつてない食料危機」を警告しています。

ソース

ロシアのウクライナ侵攻後、深刻な飢餓に苦しむ人が「1億人」も増加し、3億4500万人になっています。

ちなみに世界の総人口は今年の11月半ばに「80億人」を突破し、来年インドの人口が中国の人口を超え最多になると予測されています。

何か以前の予測より早い感じがしますが、現在中国の人口は「14億2600万人」であり、インドは「14億1200万人」です。

今のところ世界人口は2080年代に「104億人」でピークを迎え、その後は横ばいに推移すると予測されています。

3億4500万人の飢餓人口とは、世界人口の「4.3%」です。

ここに100人いれば、そのうち「4.3人」が飢餓状態にあると言えます。

戦争が激しさを増していけば、この飢餓人口も更に増加していきそうです。

プーチン大統領は、「我々はまだ何も本気で始めていない」と明言していますからね。

ソース

プーチン大統領は少し笑いながら「やってみるがいい」と言っており、余裕の表情を見せています。

もう、ケンカです。

チェチェンのカディロフ大統領は、首都キエフ占領のための新たな軍事作戦の実行許可をプーチン大統領に求めているようです。

許可されれば、この紛争は新たな局面を迎えます。

NATOはウクライナを盾に間接的にロシアと戦争をしておりますが、少し卑怯者に見えます。

好戦的なのはアメリカとイギリスであり、フランスやドイツは停戦的です。

フランスのマクロン大統領は、ゼレンスキー大統領がロシアを「テロ支援国家」に指定すべきという主張を退けています。

NATOに加盟している点、色々なしがらみがあるのでしょうが、EUがアメリカの家臣をしているように見えます。

ロシアはNATOが出てくるまで本気は出さないでしょうね。

このままうやむやに終わってくれればいいですが、恐らくウクライナは分割解体されるでしょう。

アメリカの雑誌・フォーリン・アフェアーズもウクライナ指導部とその支持者が主張する「ウクライナの勝利」とは、単なる空想であり、ロシアの敗北などは妄想であり、「ファンタジー」だと述べています。

その結論を理解しているNATOが、これ以上踏み込んでロシアとの戦争を決断するのか、あるいは外交的解決に向かうのか今のところ判然としません。

ただヨーロッパで最もウクライナを支援していたジョンソン首相が辞任しましたので、多少穏便な方向に風向きが変わるかもしれません。

ジョンソン氏は次期首相が決まる9月5日まで首相職に留まるようです。

欧州のトップが一人消えたわけですが、日本も安倍元総理が暗殺されてしまいました。

晋三が心臓を撃たれるという。

あべこべ政治なんて言われておりましたが、あべこべの世界が終わるという象徴かもしれません。

ただ最後はおかしな死に方をしてしまいました。

日本の安全神話の崩壊ですが、白昼堂々総理大臣経験者が暗殺されるというのは、まるで後進国みたいです。

この動画を見ておりますと、1発目の銃弾は外れており、2発目で被弾したようです。

ただ1発目から2発目は、多少時間が空いており、直ぐにSPが犯人に飛び掛かろうとしない点が安全神話に耽溺している日本の平和ボケを象徴しているように見えます。

アメリカのSPの反応の速さとは段違いです。

SPは責任を取らされるかもしれません。

要人の暗殺は、何か暗い時代の予兆のように感じるわけですが、ドル円も1ドル137円をつけ、今月中には140円をつけるかのような勢いで円安が進んでいます。

日本国債をショート(売り)しているヘッジファンドが、日銀がYCC(イールドカーブコントロール)を年内に「75%」の確率で放棄するであろうと見ている1ドル140円の限界に近づいています。

日銀がYCCを放棄し、政策転換すれば、「終わりの始まり」が開始されます。

どう見ても今年後半には地獄の蓋が開きそうですが、安倍元総理の暗殺はこれを予告しているのかもしれません。

サハリン2についてもロシアのメドベージェフ元大統領は「日本はサハリン2への参加はなくなる」と明言しています。

ソース

日本はロシアの「石油」も「ガス」も得られなくなると言っておりますので、サハリン1からも排除されるかもしれません。

もしそうなれば日本が「撤退しない」と頑固に言い張っていた「アークティックLNG2」からも排除されていくでしょう。

非友好国とは、要は敵国と同じようなものですからね。

日本はロシアの外交官も追放しておりますし、今後ロシアの対日報復は拡大していくでしょう。

今年の4月に公正ロシアのミロノフ党首は「どの国にも、願望があれば、隣国に領土要求を提出できる。

ロシアは北海道の権利を有している」と北海道の領有権を主張しておりましたが、いきなり出てきた発言ではなく、実は4年前にプーチン大統領は「アイヌ民族をロシアの先住民族に認定する」と述べた発言の趣旨に叶うものであり、本当に予言通り「北から来るぞ」になるかもしれません。

アイヌ民族が住む北海道をロシアの固有の領土と主張しかねず、そう思っている可能性が高い。

誰も止められないロシアに先にケンカを売ったのは日本です。

ケンカを売る相手を間違えればこうなります。

うけました。

やぶの中をつつき毒蛇を刺激したかもしれず、侵略の口実を与えたことになります。

またそうなりますと当然、次に動くのは中国であり、台湾統一に向けた動きもあるでしょうし、釣魚列島(尖閣諸島)問題も解決するでしょう。

今の弱体化した日本では対応できないでしょう。

かつてはスイス・フランと並びリスクオフ通貨と言われた「円」ですが、その安全神話がここにきて瓦解してきているのです。

コラム:急騰するスイスフラン/円、安全神話の崩壊映す=植野大作氏 ロイター

梅雨明け直後の外国為替市場で歴史的なスイスフラン高・円安が進んでいる。

6月29日には一時143円76銭と1980年5月以来、約42年1カ月ぶりの高値を記録する場面があった。

昨今の為替市場で観測されているスイスフラン/円の歴史的な高騰劇は、平成年間まで隆盛を誇っていた日本円の安全神話の瓦解を暗示している。

かつて日本円とスイスフランは「市場心理が冷え込む時にリスク回避マネーが疎開先として選ぶ安全通貨」として甲乙つけがたい存在感を示していた。

だが、円はその地位を失いつつあるようだ。

ジュネーブ条約による永世中立国宣言と憲法9条に掲げる戦争放棄宣言によって国際紛争に巻き込まれる可能性が低く、巨額の経常収支黒字国の通貨であるスイスフランと日本円は、昔だったらいずれも「買われる側の通貨」となる。

このため、スイスフラン/円がどちらか一方向だけに偏って動き続けるというイメージは抱きにくかった。

令和の日本円は国際紛争の勃発時や世界的な株価の下落時に避難先として選ばれる「リスクオフ通貨」と見なされなくなっているようだ。

1スイス・フランが143円まで売られており、スイス・フランと拮抗しなくなってきており、円はリスクオフ(回避)通貨とは既に見なされなくなっているのです。

それも今年に入ってからです。

通貨の弱体化とは、国力の弱体化です。

このまま円安が150円に向かって進めば、日本のドルベースでのGDPは4兆ドルを割り込み、3兆ドル台に落ち込みます。

ドイツに抜かれる可能性すら出てきます。

それでなくても世界経済はリセッションに向かっているわけです。

スリランカなどは国家そのものが破産してしまいました。

スリランカのウィクラマシンハ首相は5日、国が「破産」したと宣言し、ガソリン供給が停止しました。

これから暑くなるわけですが、電気も止まっているようです。

2200万人の国民は食料と医薬品が不足し、最大都市・コロンボの消費者物価は年率55%のインフレに見舞われています。

スリランカの大統領と首相は辞任し、首相の自宅は放火されています。

大統領の公邸は、市民が乱入し、こうなっています。

企業が破綻するのではなく、国家が破綻してしまいました。

日本も実は危ない。

日本がこければ、つられてこける国も出てきそうです。

国家の破産ドミノが起こったりしてね。

世界経済が崩壊しちゃったりしてね。

現在、明日のアメリカの6月のCPI(消費者物価指数)が注目されており、予想は前年比「8.8%」となっていますが、実は10%を超えるかもしれないと語る識者もいます。

米CPIは「非常に高い」水準が予想される-大統領報道官 ブルームバーグ

ジャンピエール米大統領報道官は11日、13日に発表される6月の米消費者物価指数(CPI)について、ガソリンと食品を含む全体の数字が「非常に高い」水準になるとの見通しを明らかにした。

事前にこういったリークが出る時というのは、エコノミストが予想するよりも悪い数字が既に内部情報として流れている可能性が高いのです。

予想の8.8%を大きく上回るかもしれません。

しかも悪いことにまた逆イールドが出ました。

ソース

本命の2年債と10年債で逆イールド(長短金利逆転)が発生しており、今度は少し長いです。

逆イールドが出れば、半年~1年半後にはリセッション(景気後退)になっている可能性が高く、しかも今回は世界恐慌かもしれないと囁かれています。

温室効果ガスは減りますから、神にとってはいいことかもしれません。

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