恐竜の亡霊

本日、17日日本の第二四半期のGDPの一次速報値が出ました。

やはり予想された通り実質GDPは「マイナス0.4%」のマイナスでした。

年率で実質は「マイナス1.6%」、名目GDPは「0.0%」であり、年率では「プラス0.1」でした。

2015(平成27)年4~6月期四半期別GDP速報 (1次速報値)

消費増税から民間最終消費支出が実質で「マイナス0.8%」と家計の消費が低迷していることが明白になりました。

大体、民間の予測通りだったと思います。

主要統計データ

今月は11日から3日連続で人民元が切り下げられ、ドルに対して人民元は4.6%切り下げられました。

11日に1.9%、12日に1.6%、13日に1.1%の計4.6%です。

1ドル=6.401元にしました。

切り下げられる前は1ドル=6.12元でしたから、6.401-6.12=0.281元であり、0.281÷6.12=4.59%ですから約4.6%の切り下げということになります。

中国人民銀行は、13日午前、

(従来の)基準値と市場レートとの食い違いはほぼ修正された。

将来は人民元は上昇基調に戻る

と発言し、今回の急な切り下げは、あくまで一時的なものに過ぎないことを強調しています。

ドルに対しては4.6%ですが、円に対しては、一体いくら引き下げられたのでしょう。

ドル円と人民元レート

ここで先月の2015年7月の平均値を見ますと「100円=5.0417元」とあります。

100円÷5.0417元=19円83銭

「1元=19円83銭」だったことが分かります。

本日の人民元と円はこれです。

中国人民元/円

1元は19円48銭ですね。

7月の平均値と比べますと、わずか35銭しか円高・人民元安にふれていません。

1.8%ほどの円高にしかなっていないのです。

にも拘わらず日経の大げさな下げは何でしょう。

日本は1ドル80円から124円にまで切り下げています。

55%の大幅な切り下げです。

1.8%など可愛いものです。

去年の末2014年12月は1元=19円25銭ですから、まだ去年の末よりかは人民元高・円安になっています。

ドルに対しては4.6%、円に対しては1.8%であり、それほどでもないでしょう。

何故、人民元の切り下げを大きく騒ぐのか理解に苦しみます。

これ以上の人民元安はアメリカが輸出で儲けることができなくなりますから、ここら辺が限界ではないでしょうか。

人民元はこれから国際化の道を歩んでいきますし、特別引き出し権(SDR)の構成通貨への採用も望んでいます。

構成通貨は5年ごとに見直されますが、今のところ4つの通貨によってレートが決まっています。

ユーロ・ドル・ポンド・円の4通貨です。

中国は5番目の通貨として構成通貨の変更時期の予定である2016年1月に採用してもらおうと動いていました。

ところがIMFが時期尚早として1月の予定を9ヵ月間、延期して来年の10月に予定を変更しています。

為替の自由化が不十分と見たのでしょう。

いずれ時間の問題だと思いますが、中国経済の鈍化に合わせて日本経済がマイナス成長に落ちたということは、既にそれだけ中国経済に影響を受けているためだと思われます。

この前の中国・天津での大爆発の影響も日本企業は受けています。

UPDATE 1-天津爆発でトヨタ・富士重・マツダに被害、完成車損傷も ロイター

トヨタ自動車の現地従業員が負傷したほか、富士重工業やマツダの完成車の一部に傷がつくなどの影響が出ている。

トヨタの組み立て工場と開発拠点は、激しい爆発のあった場所から約3キロ圏内、関連の物流施設も約2キロ圏内にある。

富士重では、爆発現場から約2キロ離れた車の一時保管場所で、日本から輸出した完成車百数十台に被害が及んだ。

現地工場を17日以降稼働させるかどうかは「道路などの封鎖状況や部品会社などの影響をみて決める」(トヨタ広報部)という。

そして結局、どうなったか?

トヨタの天津工場、3日間稼働停止 爆発事故の影響で

トヨタ自動車は、中国・天津市で起きた大規模な爆発事故の影響で、現地の合弁会社での生産工場を、夏季休業明けの2015年8月17日~19日に停止する。

爆発事故の現場周辺で、危険化学物質への懸念から現地当局からの立ち入り規制が続いているため。

あれだけ反中国の国のくせにちゃっかりとお金儲けだけはしに行っているのですね。

しっかりしています。

どの化学物質が反応したのかは分かりませんが、安全を確認できるまで操業はできないかもしれません。

原油価格の下落が止まりません。

WTIとブレント原油の両方とも50ドルを割っています。

実はこの原油価格も少し混乱があります。

サイトによって年初来安値が異なっているのです。

例えばここのサイトデータでは、WTIの年初来安値は3月18日なわけですが、「44.03ドル」なのです。

過去のデータをクリックして年月日をクリックして2015年3月のデータを選択して適用させて調べてみますと、確かに「44.03ドル」なのです。

ブレント原油も1月13日が年初来安値ですが、同じく調べてみますと「47.68ドル」とあるわけです。

ところが他のサイトでは異なる数字が、色々とあります。

例えばこのサイトではWTIの年初来安値を「42.03ドル」としています。

またこのサイトでは、時事通信ですが、WTIの年初来安値を「43.46ドル」としています。

このサイトではブレント原油の年初来安値を「49.19ドル」としています。

またこのサイトでは、WTIの年初来安値を「42.03ドル」とし、ブレント原油の年初来安値を「45.19ドル」としていてサイトによってバラバラです。

ロイターは最後のサイトの数字を使っているようです。

すなわちWTI原油の年初来安値は「42.03ドル」であり、ブレント原油の年初来安値は「45.19ドル」です。

この数字を使っています。

原油価格には、こういった混乱があります。

恐らくロイターが使っている数字が正しいのかもしれませんが、ソースが判然としないわけです。

経済指標にはおうおうとしてこういった混乱するような数字が飛び交います。

プロのエコノミストでも、たまに同じ統計でもそれぞれ異なる数字を書いたりしています。

読まされる方は混乱してしまいますね。

見ているデータや視点が違うからだと思いますが、たまにあります。

とにかくこれ以上原油価格が下落を続けますと、少しまずいことになるかもしれません。

1971年のドルと金の交換を停止したニクソンショック後は、原油とドルをリンクさせたペトロダラーによってアメリカは世界を支配してきたわけです。

ゴールドと交換できなくなったものだから原油のドル決済によるペトロダラーに転換しました。

ドルを何ものとも交換できない不換紙幣と言う方がおりますけれども、ドルがなければ原油が買えないでしょ。

原油と交換できないでしょ。

不換紙幣では、必ずしもないわけです。

ゴールドと交換しなくなった代わりに原油とリンクさせ、ドルと原油の交換経済を作り上げたわけです。

かつてのニクソンショックまでの経済は、ゴールドが紙幣の価値を担保していました。

昔は紙幣とゴールドは交換できたわけです。

ある意味普遍的な紙幣の在り方ですが、今はゴールドに変わって「原油」がドルの価値を担保しているわけです。

ゴールドとドルの抱き合わせから、原油とドルの抱き合わせです。

原油は恐竜や植物の死骸から生成されます。

原油は恐竜の死骸が作ったと言われています。

恐竜の亡霊とドルの合体ですね。

悪魔に憑依でもされているのでしょうかね。

やたらアメリカ軍の動くところは血生臭いですがね。

これをペトロダラーと言いますが、かつてルシフェルと地獄で呼ばれている地獄の頭脳が恐竜の死骸、いわゆる原油で人を焼き殺していたようですが、現代は恐竜の死骸である原油とドルがタッグを組んで世界を焼き殺しています。

大昔から変な人は原油と仲がいいのですね。

なんてたって原油は恐竜の死骸ですからね。

レプティリアンです。

ドルの覇権の源泉は原油なのです。

どの国でも文明でも原油を使わないと経済は維持できません。

うまいことを考えましたね。

原油」は恐竜の死骸からできていると言われていますが、滅びた恐竜の亡霊に世界が滅ぼされないようにして頂きたいものだと思います。

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コメント

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