目を見張るミサイル開発

北朝鮮は、今年12回目のICBM発射実験を実施しました。

7月28日午後11時41分頃、慈江道(チャガンドウ)ムピョンリ付近からの発射のようです。

米韓は、発射装置が持ち込まれたクソン近辺を警戒していたようですが、実際の発射はクソンから100km離れたムピョンリからの発射でした。

移動式発射車両(TEL)で、夜の闇に隠れて隠密裏に移動した模様です。

アメリカと韓国は、事前に察知できませんでした。

ICBMの発射を事前に察知できないという事実が突きつけられましたが、これほどの脅威はありません。

深夜に発射したのは、アメリカの偵察衛星に探知されないためだと思われます。



ソース

前回よりも高度を900kmほど伸ばしています。

推定飛距離は9000キロ~1万キロであり、アメリカの中西部まで射程に収めたことになります。

ちなみにアメリカ中西部とは、この赤い部分です。

ソース

別の安全保障の専門家は、射程1万キロとはイリノイ州シカゴまでの距離と言っています。

シカゴとは全米でニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ3番目の巨大都市です。

ここですね。

もはや東海岸寄りと言ってもいい。

今回の実験で明らかなことは、アメリカ本土の西海岸を北朝鮮は、完全に射程に収めたということです。

西海岸の都市ならばシアトルであろうが、ロサンゼルスであろうが、サンフランシスコであろうが、どこでも撃ち込むことができることを証明しました。

たかが2段式のICBMでこの飛距離です。

噴射の煙から推測するに液体燃料だと思われます。

ちなみにシアトルとシアトルでの代表的な大企業は、これです。

元々このシアトルは、カスケード地震で壊滅すると言われている都市ですが、日本でも有名なアマゾンやスターバックス、マイクロソフトやコストコ等々は、すべてこのシアトルに本社を構えています。

アメリカの任天堂もここシアトルです。

マグニチュード9クラスのカスケード地震の津波によってポケモンGOは死亡する予定です。

シアトルでは他にアラスカ航空やボーイングが有名ですが、ボーイングは本社をシカゴに移しています。

シアトルやシカゴ、ここも狙えるということです。

アメリカ経済を支えている企業群を掌中に収めてしまいました。

大気圏再突入技術も確保したと言っています。

レッドラインのギリギリにいるようです。

トランプ政権は、中国に100日の猶予を与えている内に、北朝鮮が西海岸を射程に収めるICBMの開発の成功を許してしまいました。

実は今回のICBM「火星14型」の実験は、もっと深刻であり、この記事にもありますが、この飛距離が事実ならば、自転運動を考慮に入れれば、北朝鮮はニューヨークとボストンをも射程に収めてしまったことになる、と言っています。

ニューヨークはここです。

ボストンはここです。

完全に東海岸ですが、まだワシントンはギリギリ射程に収めていないとあります。

ついにニューヨークをとらえた北朝鮮の大陸間弾道ミサイル どうするトランプと安倍首相 木村正人

発射実験では、ミサイルの分離、補助エンジンによる軌道修正、重い弾頭を積んでの第二段ロケットの到達高度、最長射程距離、弾頭部分の大気圏再突入、弾頭爆発の制御装置に及び、「少しの失敗もなかった」と豪語しています。

グローバル・セキュリティー・プログラム副所長デービッド・ライトは28日深夜に発射されたICBMについて自身のブログでこう指摘しています。

「現在の情報に基づくと、北朝鮮の行ったミサイル試験は容易にアメリカ西海岸、いくつもの主要都市に到達する可能性があります」

「報道によると、ミサイルは高いロフテッド軌道で打ち上げられており、飛翔距離は1000キロメートル、飛翔時間は約47分、到達高度は3700キロメートルです」

「もしこうした数字が正しく、低いスタンダード軌道で発射されていたなら、自転を考慮しなくても1万400キロメートルは飛んでいたでしょう」

「発射方向と自転を加味すると、ロサンゼルス、デンバー、シカゴは射程内にとらえられており、ボストンやニューヨークもギリギリで射程内に収まっています。ワシントンは何とか圏外です」

このデービッド・ライト氏が試算したミサイルの到達距離がこれです。

この表では唯一ワシントンが、到達距離に達していません。

しかしてこの程度の誤差ならば、時間の問題でしょう。

2段式のミサイルでこれならば、3段式のミサイルだと簡単に到達しそうです。

ちなみにヨーロッパは、既に全土が射程に入っています。

イギリスもフランスもドイツも北欧もすべて北朝鮮のICBMの射程内です。

まだ大丈夫そうなのはフロリダのマイアミやジャクソンビル辺りでしょうか。

射程1万キロのICBMを保有している国はアメリカ・ロシア・中国ぐらいであり、インドはまだ開発中です。

それほどのミサイル技術を北朝鮮は、既に保有してしまったわけです。

ある意味凄いですね。

ちなみに日本はとっくの昔に列島全土がノドンの射程に入っています。

今回のICBM「火星14型」は、実は日本にとっては脅威でも何でもない。

このミサイルが日本に飛んでくることはないからです。

明らかに対アメリカ用のミサイルです。

確認は取れていないとはいえ北朝鮮は、核弾頭の小型化、量産化、そして大気圏再突入技術をすべて確保したとのべています。

第二次朝鮮戦争になりますと、韓国と日本だけではなく、アメリカも甚大な被害を受けるかもしれないと予感させる実験でした。

ただ北朝鮮が1発でも核兵器を撃てば、アメリカは10発ほど撃ってきそうですけどね。

アメリカが勝つのは分かっていますが、ロシアや中国が出てきますと長期化し泥沼になる。

少なくともアメリカが韓半島の非核化を本気で志向しているならば、軍事力行使のオプションしか選択肢はありません。

これ以外に核開発を止める方法はありません。

トランプ大統領の決断次第ですが、決断しにくいでしょうね。

トランプ大統領以外の大統領は決断しなかったというより決断できませんでした。

その可能性もあると思いますけどね。

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コメント

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