単体 T

給料どろぼう 単T

10年物の国債が、本日再びマイナスとなり、長期金利は「マイナス0.005%」を付けています。

三井住友銀行を筆頭に預金金利も3大メガバンクとゆうちょ銀行が追随しています。

普通預金の金利

これで3大メガバンクとゆうちょ銀行、ソニー銀行、静岡銀行、じぶん銀行は「0.001%」で横並びです。

他の銀行にも波及していくかもしれません。

毎月勤労統計調査2015年12月の「確報」がでました。

毎月勤労統計調査 平成27年12月分結果確報 厚生労働省

12月の実質賃金は「マイナス0.2%」であり、速報よりも「0.1%」下方修正されました。

これで2015年通年の実質賃金が決まりました。

通年の実質賃金は、速報と同様「マイナス0.9%」でした。

上にも記載されていますが、

2012年(平成24年) 「マイナス0.9%」

2013年(平成25年) 「マイナス0.9%」

2014年(平成26年) 「マイナス2.8%」

2015年(平成27年) 「マイナス0.9%」

4年連続の減少です。

営業毎旬報告も出ましたが、ついに日銀の総資産は「400兆円」を超えました。

営業毎旬報告(平成28年2月20日現在)日銀

日銀の総資産は「401兆4600億円」であり、国債は「342兆8000億円」保有しています。

日銀の資産は、名目GDP比で498.9兆円の「80%」を突破しています。

今年12月末には「92%」を超えているはずです。

来年の春から初夏にかけて「100%」を突破しているでしょう。

国債は発行残高の「38%」を日銀が単独で保有している計算になります。

日銀の保有する総資産の「85.4%」が国債です。

出口はもうないでしょうね。

会員を、ひたすら集め続けなければ破綻する「ねずみ講経済」であり、国債をひたすら買い続けなければ破綻します。

国債購入をやめたら900兆円の国債は暴落し、長期金利の暴騰によって日本経済は破綻していく。

泥船経済ですね。

アベノミクスで、大船に乗ったつもりで安心しろとやってきたのですが、その大船は実は泥船であった。

泥船に侵入してきた水を、必死にかき出しているうちに、限界が来て静かに沈んでいく。

第三位の世界経済大国ですから「タイタニック」と言った方が適切かもしれません。

閣僚が色々と不祥事を起こし、その度に変えていくのですが、「ほーら、またタイタニックで席替えだ」ぐらいにしか見えない。

無神論者ですから誰がやっても同じということですね。

財政出動と金融緩和のモルヒネをうちながら、奇をてらった奇策を決行しつつ、食べたり、飲んだりしている内に沈没し、大惨事となる。

それでも動けば負けると分かっているために身動きひとつできない。

神の心で導かなければならない霊が、立て替えという力、この神の体で信じさせようと躍起になり、偶像崇拝を犯しているから、その立て替えもできない。

無神論者やカルトは、自我の限界にぶつかって、こうして勝手に破綻していくのですね。

善人はいい迷惑です。

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