財政破綻のカウントダウン?

日本の「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高(平成27年3月末現在)」はこれです。

国債を「881兆4847億円」保有し、政府債務残高は「1053兆3572億円」です。

政府保証債務を合わせますと「1096兆7556億円」となります。

IMFのデータではもっと多く、2015年4月時点で「1232兆4991億1千万円」です。

政府総債務残高(対GDP比)は246.14%です。

一体いつまでもつのでしょう。

全く予測していく以外ありませんが、異常な状況であることは間違いありません。

戦艦大和の国ですから、大和のように戦火を交えることなく、また一発の砲弾を打つこともなく、沈没していく運命なのかもしれません。

動けば終わります。

【クレジット市場】国債市場が消滅する日、黒田緩和続けば27年に到来 ブルームバーグ

あまりに異常な金融緩和策のために国債市場は2027年までに消滅すると言われています。

実際は計算よりも早い段階で限界が訪れると記載されています。

2025年としても、あと10年でしょうか。

これ以上はもたないということでしょう。

「日本銀行の黒田東彦総裁が始めた巨額の国債買い入れが将来も延々と続けば、国債市場は2027年までに消滅することになる。」

「日銀保有分を除く国債の発行残高は足元で約616兆円だ。」

「日銀が保有残高を年80兆円積み増し続けると仮定すると、市中残高は償還分も含めて毎年約52兆円ずつ減少。日銀以外の保有額は26年度中にゼロになる計算だ。」

「1つの投資主体が4割もシェアを持てば、マーケットは成り立たなくなる」

「国債市場は日銀のアグレッシブな金融緩和により、ほぼ消滅しかかっている」

「発行残高に占める日銀のシェアが『4-5割を超えてくると、市場機能や健全性の維持という点でも厳しい。20年まで続けると、間違いなく5割を超えてしまう』」

市場は日銀が国債発行残高の40%~50%を保有するようになると、それが限界と見ているようです。

881兆の40%は353兆円、50%は441兆円です。

ここら辺が限界ということでしょう。

では現時点で日銀は国債をいくら保有しているのでしょう。

営業毎旬報告(平成27年5月10日現在)

これは日銀が毎月公表しているデータですが、これを見ますと日銀は現在「280兆円」の国債を保有しています。

40%の353兆円に達するのに、あと「73兆円」しかありません。

50%の441兆円に達するのは「161兆円」です。

これが日本経済の限界でしょう。

現時点では80兆円の金融緩和ですが、政府が発行する国債37兆円と残りの43兆円を市中から買い取っています。

わずか2年で160兆円増加します。

2017年12月までには、200兆円増え、480兆円もの国債を日銀は保有することになる。

ほぼ日本のGDPに匹敵する額です。

この時点で仮に国債が1%下落すれば約5兆円の含み損となり、日銀の自己資本5兆円をすべて吹き飛ばし、日銀は債務超過となって「ジ・エンド」です。

一つの投資主体が40%のシェアを持てば、市場そのものが成立しなくなるそうですから、これですと来年にも限界が訪れます。

どうも3年ももちそうにありません。

日銀には何とか頑張ってもらいたいと思っています。

では国債を買わなければいいではないかと言われても買わざるを得ない。

日銀が国債購入をやめれば、即長期金利が暴騰し、国債は暴落して日本経済は破綻します。

国債を保有している日銀・メガバンク・銀行・地方銀行・郵貯簡保・生損保・証券が莫大な含み損を抱え、全経済が一挙に崩壊します。

特に銀行は国債を担保に使っておりますので、保有している国債の全てを売ることはできない。

だから暴落すれば含み損を抱えることになる。

財政が破綻しますと、最低でも長期金利(国債金利)は2桁になります。

仮りに長期金利が10%となりますと88兆円の利払いとなり、償還費と合わせますと100兆円の利払いとなる。

税収の50兆円すべてを利払いに当てても追いつかない。

予算は組めませんから財政破綻です。

円は暴落し、ハイパー・インフレとなるでしょう。

長期金利を抑え込むことが日本経済の生命線です。

だからこのような異常な金融緩和をやっている。

黒田総裁は長期金利がマイナスになっても、ひたすら購入すると言っている。

まぁそれしか手はないでしょう。

何か「デッド・エンド」に追い込まれている気もしないではありませんが、仕方がないのでしょう。

既に初めから「出口のない迷宮」に迷い込んだ囚人のように見えます。

この金融緩和(QE)には、恐らく「出口」はない。

だから出口を懸命に探しても、見つけることはできない。

初めから出口などなかったからです。

罠にかかって逃げられなくなった小動物のようです。

動物を罠にかける時、人は必ず「餌」を使う。

「こうすればよくなるのではないか」と利益と快楽という「餌」に誘導していく。

動物は必ずこの餌に食いついて罠にかかって逃げ出せなくなる。

この「餌」を罠にかける「伏線」と言う。

宗教でもよく悪魔がやる手口です。

自我に甘い者は、ふと「自分はもしかしたら菩薩かもしれない」と一瞬でも思う。

するとその「一瞬」を悪魔は決して見逃さない。

魔は必ず瞬間に入る。

今、お前いいこと思った。

良く気づいたな、その通り、お前は実は菩薩なのだ。

一般人と思わせていたのは、世を忍ぶ仮の姿。

本当はお前は偉大な菩薩なのだ。」と集団で囁いてくれます。

すると「そうか、やっぱりそうだったのか。

俺は菩薩だったのだ、実はうすうすはそう思っていたが、やっぱりそうだったのか

と段々とうぬぼれていきます。

そしてしばらく経つと、また瞬間に思います。

俺は菩薩だと思っていたけれども、実は如来ではないのか?

こう思ったその瞬間を悪魔は決して見逃しません。

お前、今いいこと思った。

よくそれに気づいたな。

実は菩薩というのは、お前がうぬぼれないようにするための方便であり、実はお前は偉大な如来なのだ。

よく気づいたな

と寄ってたかって称賛してくれます。

これが悪魔です。

自分に甘い者、すなわち快楽と利益に弱い者は、十中八九うぬぼれていきます。

そして大した悟りももっていないのに、宇宙の創造主のようにうぬぼれ、思い上がり、悪魔の虜となっていくのです。

そして気づいた時には、日銀のように引き返せなくなっている。

よく「魔が差した」と言いますけれども、サタンクラスになりますと、その一瞬を見逃さないのです。

瞬間に入ってきます。

そして人間を虜とするために「ほめあげ、ほめあげ、ほめあげ」します。

不快などは決して与えません。

快楽のみを絶対無条件で与えてくれます。

人間を利益と快楽によって「虜」とするためです。

不快を悪と誤認している者は、大抵やられます。

不快は結果です。

サタンは必ず不快ではなく、快楽に突いてくるのです。

マネタリーベースを増やし、お金を市中で増加させれば経済が良くなるなどと誘惑し、それに乗りますと気づいた時には出口のない迷路に誘導されている自分に気が付く。

しかして気が付いた時には、手遅れになっている。

お金を追って世界は腐敗しているのに、その原因であるお金を追って世界が良くなるわけなかろう。

我々は神の子です。

ならば親である神の心しか我々をよくしてくれる存在があるわけなかろう。

事実、神の御心によってしか地球はよくならない。

ビッグバンから宇宙が終わるまでこの事実は変わらない。

自我は知識・思考・概念・認識・情操すべて相対的な性質を有しております。

その相対性を主体にして世界がよくなるわけない。

やってみるがいい。

その相対性は必ず我々の世界において無限の矛盾と対立をもたらし、我々が自我を主体にすればするほど世界は悪化の一途を辿ることになる。

自我は必ず利益と快楽を求める性質を有しているがゆえに、これを主体とすれば人類は罠にかかった動物となる。

日銀もまた罠にかかった。

富で世界を良化せんとして、富の誘惑に負けた。

罠にかかった動物を見よ。

その動物は罠から逃れようとあがきはするが、逃れることができない。

この金融緩和という罠からは逃げられず、これを終わらせることもできない。

富の餌に引っ掛かり、その伏線を見逃し、神の心によってしかよくなるはずもないこの世界で、神の体によってよくなると錯覚した。

富を増やせば増やすほど世界は良くなるのだと、誤信した。

だからせっせと富を市中に洪水のように溢れさせている。

いずれそれは津波となってすべてを押し流し、烏有に帰する。

覚醒剤に手を出して、それがやめられない人間と同じです。

しかして理法から述べるならば、そのような異常な行為は自我の作用そのものですから、自我の有限性からいつか必ず限界が訪れます。

その限界を「財政破綻」という。

日本の最後を見届けましょう。

ここで毎月の日銀の国債保有残高が分かります。

350兆円を超えたあたりから、分水嶺になる。

冗談半分で書いたかつての記事が、もしかしたら冗談では済まなくなるかもしれないと思っています。

不自然さ

こうならないように祈念しております。

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