経済

大企業の不祥事

一体、どうしたのでしょうか。

今度は東芝の不正会計問題です。

要は粉飾決算なのでしょうが、銀行からの融資の問題等で粉飾決算と言わず、聞きなれぬ「不適切会計」という言葉を弄しています。

粉飾決算ならば、当然上場廃止ですが、大きすぎて潰せないということでしょうか。

ここ7、8年、日本を代表するこれはという企業の経営破綻や吸収、粉飾決算が目立ちます。

2007年カネボウは粉飾決算の発覚により、解散し倒産しました。

今は花王グループの傘下に入っておりますが、カネボウ化粧品によると思われる白斑被害で4000人を超える被害者を出しています。

IHI(旧社名は石川島播磨重工業株式会社)とオリンパスの粉飾決算も記憶に新しいところです。

2009年にパナソニックの完全子会社となった三洋電機は、2011年3月に上場を廃止し、10万人いた社員は9000人にまで激減し、2014年4月には「SANYO」ブランドの商標は終了しました。

有名だったニッケル水素電池・エネループに「SANYO」の文字はなく、今はパナソニックに変わっています。

2010年1月にはJALも会社更生法を申請し、一旦は破綻しました。

親方日の丸半導体企業、エルピーダは2012年2月に破綻しています。

翌年には同じ半導体メーカー、ルネサス・エレクトロニクスが倒産の危機に直面しました。

シャープは資本金を1億円にし、中小企業化を試みましたが、一応5億円に変えて大企業のままとし、右往左往しています。

タカタのエアバック問題もそうですし、自動車業界のリコールの多さも目立ちます。

そして今度は東芝です。

始めはインフラ部門だけと思われていた不適切会計が、パソコンや半導体、あるいはテレビ等の基幹部門にまで及んでいることが明らかになっています。

9千億円の“巨額損失”が新たに発生? 東芝を食い潰した日米の原発利権

将来の原発ビジネスの発展を見込んで、2006年に「ウェスティング・ハウス」を企業価値の3倍に相当する6000億円で買収したことが裏目に出たようです。

福島原発事故の逆風を受けて、原発ビジネスは世界的な落ち込みを見せ、今回の問題の原因になっています。

「東芝の稼ぎ頭だった原発事業だが、欧米を中心に原発ビジネスのマーケットは縮小傾向だ」

「アメリカでは建設のキャンセルが続いているし、チェコやハンガリーでは建設しようとしても、なかなか形にならない。

その影響でフランスの原子炉メーカー・アレバは約6千億円の巨額負債を抱え、事実上倒産しました。

フィンランドのオルキルオト原発などは原発ビジネスがうまくいかない代表的なケースで『原発経済界のチェルノブイリ』と呼ばれています」

「第三者委員会が言っている1500億円だとかいう金額は枝葉末節のこと。

本丸はウェスチングハウスの減損です。

原発事業が落ち込むなか、ウェスチングハウスののれん代などの4千億円は減損しなければならないでしょう」

「4千億円+最大5千億円で、合計9千億円のマイナスで新たな巨額損失となります」(細野氏)

「ウェスチングハウスを減損すると繰り延べ税金資産が大幅に減り、債務超過となる危険性もある。

原発事業の損失を他部門で埋めようとした焦りが、今回の利益水増しの動機になったとみられるのだ」

福島原発事故がなければ目論見通りにいったのかもしれませんが、F1の事故以降世界的にも原発の恐ろしさが知れ渡り、真っ当な国は原発に対してみな二の足を踏んでいます。

原発事故は戦争の悲惨さよりも酷く、一旦事故が起きてしまった場合、取り返しのつかない事態を招きます。

人類もみずから悪をアウトプットし、みずからの出した悪をインプットして半数以上の方が地獄界に堕ちる自爆攻撃をしておりますが、原発事故は国を亡ぼす最悪の自爆攻撃でしょう。

鏡に映った自分に対して自爆攻撃をしている。

この最たるものが原発事故でしょう。

国を亡ぼす自爆をした。

溶融燃料デブリ「260トン」は、もはやどうにもならない。

利益(神の体)を無限に追えば滅ぶ。

神理(神の心)を無限に追えば生きる。

生死は神の心に依っている。

この1+1が人類にはどうしても分からず、覚えられないようです。

偶像崇拝をするな」、すなわち「神の体を崇拝するな」と何千年も前から霊天上界の諸神霊は言ってきてはいるのですが、それが分からない。

釈迦は「下根」と言っていたと思いますが、下根の人は何を言っても分からないそうです。

実際、自分で実践してみて、その行き着く先まで行き、その場所の確認をみずから取らなければ理解できず、こういう人には何を言ってもどうしようもないそうです。

利益と国益を選択して、行くところまで行ってみないと納得できないそうです。

またそれもその方の霊的学習になっているのでしょう。

自己の経験を通さずしては、自己の選択の行き着く先がわからないそうです。

東芝の粉飾決算によって損害を被ったとして集団賠償訴訟が起こされています。

東芝不適切会計で株下落、賠償求め米で集団提訴

安保関連法案の違憲訴訟と言い、東芝相手の集団訴訟と言い、軍事力と富で問題が出ています。

57か国で始まったAIIB(アジアインフラ投資銀行)は今後、今までできなかったユーラシア内陸部におけるアジア域内の鉄道・港湾・パイプライン・空港・道路等のインフラ整備によって人・物・金の交流が促進されてきます。

インフラ需要は約1000兆円と言われていますが、アジア域内の交流が頻繁に生ずるようになり、アジア経済の発展が中国を中心に加速していきます。

東洋は順調に発展の道を進んでいるのに日本だけが取り残されているように見えるのは杞憂でしょうか。

AIIBでも見事に日米が孤立していましたね。

偶然だと思っているのでしょうか。

第三次世界大戦とか世界経済の崩壊とか、ありもしない妄想をいまだあの世で供給しているのでしょうか?

立て替えを期待しているならば、それはもうない。

多少の刺激はあるでしょうけれども、日月神示が語るような致命的な立て替えはありえない。

地球の立て替えの「鍵」は、私がもっているのです。

この星で神理が最も高いからです。

私以上の神理を神道が悟れなければ、立て替えはない。

神理が大きく広がって、説かれている地でなければどの神霊も立て替えや崩壊、変動や浄化はできない。

これは1991年以後一貫して変更はない。

世紀末の予言がすべて外れたのも、ただそれだけの理由です。

私以上の神理を悟れない、あるいは悟るべく努力をしていない地球人のせいですから、私にこういった生意気なことを言われたくなければ、神の権威以上の権威と神約民主論以上の政治体制を悟ることです。

そうすれば私もこういった生意気なことを言わずに済みます。

そちらの方が楽ですからね。

高い神理を一つ悟るのでも何年も毎日、努力しなければ悟れませんからね。

また努力しても悟れる保証などはありません。

神理の道はけわしく、遠い。

しかして大きく神理が広がれば、確かに立て替えはできるでしょうけれども、日本は恐らく建屋の崩壊と共に国が終わる。

神理が広がって説かれていないと立て替えはできず、立て替えをしようとして神理を広げれば、その時点で立て替えも国も終わる。

だから神理を広げることもできず、さりとて立て替えもできない。

この状態が20年以上も続き、何とか犯罪を通して妥協を狙ってきたのですが、これはもうない。

立て替えをするには神理を広げなければならず、さりとて広げればその時点で終わる。

だから立て替えの「ふり」しかできない。

神理を広げることもできず、さりとて立て替えをすることもできない。

見て下さい。

あの噴火したんだかしなかったんだか判然とせず、後から確認をとって初めて「あぁ、噴火してたんだ」とやっとこさ分かる箱根と浅間山のグズな噴火を。

ごまかしの噴火だからそうなるのです。

自己の罪の重さで沈む国でしょう。

他の諸神霊は90年代後半から神道があまりにも国家犯罪を犯すので、ほとんど日本という国に興味を失っています。
だから神の名を語れば、語るほど外から抑えられます。

他の諸神霊や霊系団は、東洋の繁栄と西洋の繁栄の両方を考えていて、それに忙しいのです。

もうかなり前からそうです。

多少のゴタゴタやドラマはあるでしょうが、それはすべて神の権威を正当に確立するために行われるドラマであり、変動ですから、殺しのための殺しというのはありません。

悪や腐敗はありますけれども、それは時間をかけて衰退させればいいだけです。

9月に世界が崩壊するとかロシアとアメリカが核戦争をするだとか「ガセネタ」を流している方がおりますが、そういったことはありませんので、そういった「ガセネタ」に踊らされないように気を付けてください。

神を売った方には衰退しかないのです。

善人もいるわけですから、極力、そういった善人に影響を与えないようにゆっくりと衰退しなさい。

その方々に神を売った悪党が「ガセネタ」を流して、あたかもおこるかのように金儲けの道具にしてもらっては困ります。

「ガセネタ」は所詮、「ガセネタ」であり、起こらないようになっているのです。

9月の世界崩壊だのロシアとアメリカの核戦争だの、今からはっきりと言っておきますけれども起こりませんから、心配は全く無用ということです。

そんな起こりもしないことに戦々恐々とするぐらいならば、自己の悟りを磨き、反省をし、自己の生命からきっちりと神の光を出すことにまい進された方が賢明です。

何の悟りも信仰もない方の「ガセネタ」の通りにはなりません。

次世代は神への信仰を基本に正当に探究と学習、並びに悟りと反省をしてきた者のみが残る世界であり、無神論者が残ることはないのです。

自己の生命を磨くことに努力されることです。

自己の生命を磨いてこなかった者が未来を良化できるわけないでしょう。

これが最も賢明な道です。

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コメント

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