Creator's Room

箱根の温泉関連の記事を検索して色々と読んでおりましたら、いきなり何の関連もない記事にぶつかり、思わず吹いてしまいました。

安倍晋三が誇る自慢のAKBショー

一体、箱根山の温泉と何の関係があるのだと思いますが、「面白かったからOK」。

こんな記事があったのですね。

日付けを見てみますと「2013年12月14日」とありますから、約1年と半年前の記事ですね。

これを安倍首相の「喜び組」と言うそうです。

あるいは「喜び組・日本版」と言うそうです。

上記のツイッターから拝借。

これですね。

コメントの数が凄いです。

いちいち書ききれません。

ASEANの首脳の前で披露された、安倍晋三が誇る自慢のAKBショー。

これ、正に発狂してる。自分たちが気づかないことも含めて

当然ながら、ASEANの多くの人達にとって、これは「猥褻物」だろう

欧米の人たちにとってもこれは「猥褻趣味」日本の恥

民衆をＡＫＢで洗脳できると考えている自民党。

喜び組日本版ですね。わかります

キャバクラか?

と、国民のみなさまは総理に中々、手厳しい。

称賛しているコメントはひとつもありません。

個人的に受けたのは、「クール・ジャパン」をもじったものです。

X　Cool Japan　〇　狂うジャパン

X　Cool Japan　〇　FOOL JAPAN

「・・中々、うまいことを言う」

コメント欄を読むだけでおもしろかったです。

ちなみに箱根山の温泉と何の関係があるのか謎ですが、この記事で笑わせてもらいました。

最近、少し気になっているのが「浅間山」です。

浅間山は1000人を超す死亡者を出した最も最近の活火山です。

1783年5月9日（旧4月9日）に始まる浅間山の噴火は、1490名を超える死者を出しました。

火山爆発指数はVEI4でした。

とりわけ8月5日（旧7月8日）の大噴火によって発生した火砕流は嬬恋村”つまごいむら”（旧鎌原村）”かんばらむら”を呑み込み、大変な犠牲を出しています。

天明の浅間山噴火は大量の火山灰による度重なる土石流を発生させ、多くの洪水と水害を発生させています。

天明の飢饉は、その前年から始まっていましたけれどもこの年の岩木山と浅間山の大噴火によってその飢饉の進行が決定的なものとなりました。

犬や猫、人の死体までも食べたと言われる「天明の飢饉」、その引き金を完全に引いてしまった噴火がこの浅間山です。

そしてその天明の飢饉はそれから5年後の1788年まで続きます。

浅間山の噴火と聞くと、どうしてもこの「天明の飢饉」が脳裏に浮かびます。

1783年の天明の浅間山大噴火で発生した吾妻火砕流は、群馬県方面に流れました。

高崎市や前橋市は完全にやられてしまいます。

浅間山は箱根と似ていて付近に軽井沢や草津温泉といった観光地もあります。

風向きによってはここも影響を受けるでしょう。

1783年の噴火は11月末、旧暦で言えば10月末まで続いたと言われています。

この浅間山で気になるデータが出ています。

これは気象庁・国土交通省がひと月ごとに出しているデータです。

火山活動解説資料（浅間山）

1月　火山性地震回数　568回　微動回数　7回

2月　火山性地震回数　514回　微動回数　8回

3月　火山性地震回数　514回　微動回数　4回

4月　火山性地震回数　730回　微動回数　23回

5月　火山性地震回数　986回　微動回数　26回

6月　火山性地震回数　2734回　微動回数　47回

浅間山の火山活動解説資料（平成 27 年６月）

一番最後のページから2ページ目です。

4月の時も急激に地震回数が増加したと騒いでいたわけですが、翌月の5月もさらに増え「986回」にまで増加しています。

ここら辺をピークに下がればいいなと思っておりましたが、ご覧の通り下がるどころか、前月比のほぼ3倍に増加している。

6月の火山性地震回数は、「2734回」と桁違いの様相を呈しています。

微動回数も倍です。

「これ、大丈夫か」と思いましたが、地震回数と噴火には必ずしも因果関係のないことは承知しているつもりですが、箱根は地震回数が急激に増加した日に噴火している前例がありますから気にはなるわけです。

しかも浅間山は6月16日と6月19日に小規模な噴火を既に起こしています。

噴火警戒レベルは「2」ですが、これで済むのかなとは思います。

来月のデータを待って見るしかありません。