国際

米 2月の雇用統計

リンク集」に色々と追加しています。

中国のビリオネア(資産10億ドル以上)が、昨年だけで「259名」増えています。

中国の億万長者、昨年新たに259人誕生 世界初の千人突破 AFP

これでアメリカを抜いて初めて「1000名」を突破しました。

億万長者はこれで1058人となり、世界で初めて1000人を突破した。

中国に続いたのは米国で、新たに70人の億万長者が生まれ、計696人となった。

胡潤百富によると、中国は富の創出で世界をリードし続けており、過去5年間に誕生した億万長者は、米国で160人だったのに対し、中国では490人に上っている。

まさにアメリカを圧倒していますが、10年後が恐ろしい国です。

バイデン大統領が警戒するのも分かります。

気候変動問題やあの世の霊的な干渉を含めて、10年後の世界の風景は全く異なったものになっているでしょうね。

アイスランドの火山活動が、不安定になってきています。

今月に入って1週間で2万回以上の地震が起きていたわけですが、当初は火山噴火が起こる可能性が高いと見られていましたが、現時点では揺れは収まり、再発するかもしれないし、しないかもしれない不安定な状態になっています。

エトナ火山も噴きましたが、アイスランドも噴けば、今度はカンピフレグレイが噴いたりしてね。

火山の冬に覆われちゃってね。

地球温暖化の問題があっという間に解決したりしてね。

水質や土壌、大気や環境を浄化するには、噴火を期待するしかないでしょうし、それだけの激動がなければ世界の浄化はありませんから、本気で浄化しようとすれば、ある程度の自然災害は避けられないのでしょう。

自然界をこれだけ散らかした方が悪い。

神さまが地球上で息ができていないのです。

息ができなくなれば、死ぬのです。

自然災害とは、神の呼吸です。

神我や中道に入って、出して、入って、出して、吸って、吐いて、吸って、吐いての神の呼吸のみ実在です。

ある閾値を超えれば、神の呼吸が始まります。

日本の埼玉県でもブラジル型の変異種の感染が見つかっています。

このブラジルの変異種は、世界で最強の変異種であり、感染力は従来の「2倍」であり、感染した後も更に感染する再感染率が「25%~61%」もある変異種です。

ブラジルの夏の期間は、12月21日から3月20日までです。

現在ブラジルは夏なのですが、夏の間中ずっと感染は広がっており、死者も2000名を超えることもあります。

WHOのテドロス事務局長は、ブラジルが真剣に対応しなければ、このブラジル型の変異種は、近隣諸国や世界中に影響を及ぼすであろうと警告しています。

このブラジル型が、世界中に広まれば、これから夏に入る北半球でも猛威を振るいそうです。

夏に強い変異種だからです。

ところがブラジルは、この大統領ですからね。

ブラジルの中でもサンパウロ州のドリア知事は必死です。

サンパウロ州では、3月6日から生活必需品以外の営業を全て禁止しています。

ドリア知事は、過去100年で最悪の衛生危機だと警告しています。

ソース

ブラジルのレアルも、今年に入って対ドルで売られており、13%以上も通貨が下落しています。

ソース

ブラジルの中央銀行がドル売り介入をしてレアルを支えているのですが、下落が止まりません。

世界的にドル安が続く中、レアルが突出して売られる背景にはブラジルの財政と、ボルソナロ政権に対する不信感がある。

新型コロナウイルスの感染が収束せず支持率が落ち込む中、国民の支持をとりつけようと減税に踏み込んだ形だが、市場は市場のルールや財政規律を無視する強権的な姿勢を懸念し、レアル売りが加速。

通貨安がさらなる物価上昇を呼ぶ悪循環を招いている。

ブラジルのインフレ率は、現在「4.56%」であり、去年の5月から上昇傾向が続いています。

アメリカの先を行ってたりしてね。

アメリカの長期金利も今月の5日に一時「1.625%」まで急騰しており、国債価格が急落しておりましたが、今は買い支えが入り、1.5%台で推移しています。

次の長期金利の重要な水準は「1.75%」と見られており、ここまで売られれば、金利は急騰モードに入り、株価が暴落していくかもしれない。

FRBの当局者は、長期金利の上昇を表面的には問題にしておらず、冷静さを保っていたわけですが、行いはそう言っていませんでした。

FRBは去年の7月から月間800億ドルペースで国債を買い入れていたわけですが、ここ最近の1.1%から1.62%への金利の急騰であわてたのか、買い入れペースを増加させていました。

今年1月6日の国債買い入れ額は「約4兆7000億ドル」でした。

単位は「100万ドル」です。

ソース

そして2月3日が「4兆7720億ドル」です。

ソース

1か月の国債購入は、差し引き「726億5300万ドル」でした。

それが2月3日から3月3日の1か月間の国債購入額は、差し引き「952億ドル」に急増しているのです。

ソース

これは長期金利の急騰にあわてたFRB当局者が、長期金利を抑え込むため、国債の購入額を増やして買い支えていた。

長期金利の上昇は、内心穏やかではなかったわけです。

金利の急騰を恐れている。

しかして今後FRBは、かつてない長期金利の上昇圧力と対峙していかなければならない。

民主党案である「1兆9000億ドル(205兆円)」規模の巨額な財政出動案が上院で可決されました。

米上院、1.9兆ドルのコロナ追加対策法案を可決 共和党支持せず ロイター

もうパーッといこうや、パーッと。

最後の最後には、パーッといこうや、パーッと。

2月のアメリカの雇用統計が出ましたが、いい数字が並んでいます。

ソース

公式の失業率(U-3)は「6.2%」と低下しており、職探しをあきらめた人を含めますと「9.5%」、これにパートを含めた広義の失業率(U-6)は「11.1%」でした。

人数の単位は「千」です。

ソース

半年以上の長期失業率は、失業者全体の「41.5%」と上昇しており、人数は「414万8000人」です。

非農業部門雇用者数は、予想の18万2000人を上回り、「37万9000人増」となっています。

ソース


source: tradingeconomics.com

労働参加率は、前月と変わりなく「61.4%」でした。

ソース

ただ1年前と比べますと労働参加率は「1.9%」ほど低下しています。

2月のアメリカの労働人口(雇用者数と失業者を合わせた数)は、「1億6021万1000人」ですが、1年前と比べて労働人口が400万人ほど減っています。

その上の2億6091万8000人とあるのは、15才以下の者、軍人、そして精神病患者のように収容されている人数を、総人口から引いた数です。

1年前と比べて増えていますが、これは要は16才以上の人口がアメリカでは増えているということです。

ソース

アメリカにおける黒人の労働人口は「2015万4000人」であり、労働参加率は「60.1%」です。

1年前と比較すると「2.6%」の低下です。

黒人の失業率は「9.9%」とあり、先月より0.7%悪化しています。

ソース

高卒、いわゆる非大学卒の労働人口は「3446万2000人」であり、労働参加率は「54.7%」と先月より低下しています。

1年前と比べますと「3.6%」低下しています。

非大卒の失業率は「7.2%」とこれも悪化しています。

ぱっと見は失業率の低下と非農業部門雇用者数の増加で良い数字と言っていいのではないか。

今年のアメリカ経済の成長率も、大幅に上方修正されています。

米経済成長は急加速の見通し、第1四半期4.8%増-ブルームバーグ調査 ブルームバーグ

ブルームバーグの最新エコノミスト調査によれば、2021年第1四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前期比年率換算で4.8%の予想。

前回予想は3.2%だった。

21年全体では5.5%と、1984年以来の高成長が予想されている。

1月調査では4.1%が見込まれていた。

エコノミスト67人を対象とした調査は2月26日から3月3日に実施された。

2021年通期では「5.5%」の成長であり、第1四半期は前期比年率換算では「4.8%増」の予想になっています。

OECD(経済協力開発機構)も世界経済の急回復を予想しており、予測を大幅に上方修正しています。

世界経済は21年に急回復へ、米国が主導-OECDが予想上方修正 ブルームバーグ

OECDは9日公表した経済見通しで、世界経済の生産が2021年半ばには新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を上回ると予想。

OECDは21年の世界成長率見通しを5.6%と従来の4.2%から上方修正。

米国は6.5%と前回予想から2倍以上に引き上げた。

米国の21年成長率が中国の7.8%へと近づく一方、ユーロ圏は3.9%にとどまると予想した。日本は2.7%見通しとしている。

ブルームバーグはアメリカ経済の成長率を今年は「5.5%」と予想していますが、OECDは「6.5%」と予想しており、中国の「7.8%」に近づくと言っています。

ただ不確実性はあり、やはり新型コロナの変異を最大のリスク要因としています。

OECDはワクチン接種の加速で支出と信頼感がさらに高まる可能性と、ウイルスの変異がパンデミック終息を妨げ失業や倒産が増える可能性の双方に言及し、見通しには「相当のリスクがある」としている。

1.9兆ドル(200兆円)の財政出動が、景気を押し上げると見ているわけですが、あまりにも規模が巨額なため、かなりのインフレ圧力となります。

アメリカの金融緩和は、日本のように当座預金に豚積みするのではなく、具体的に市中にばらまいていますからね。

かなりの金利上昇圧力とインフレ圧力となりますが、この先どうなるのか誰にも予想できない。

去年と今年で前例のない前代未聞の金融緩和と財政出動が行われました。

まさにこの巨額な財政出動が、どういう結果をもたらすのか。

ひたすら金で金を維持しようとしているわけですが、世界の拝金主義はいくところまでいくのでしょう。

少し怖い気がします。

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コメント

    • 稲舟優人
    • 2021年 3月 10日 11:45pm

    最近のCreator’s Roomのリンク画像のほとんどが表示されません、白黒の進入禁止のマークが出るのみです。
    桑田氏がPCを交換してから今日まで続いています。
    リンク元を開いてある程度想像はできますが、調べて貰えませんか。

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