気候変動

自然は荒ぶり、文明は平和を求める

パプア・ニューギニアにマグニチュード6.9の地震が起こっています。

パプアニューギニアでM6.9の地震、津波の恐れなくなる AFP

今年の1月5日、有史以来初めて火山噴火を起こしたパプア・ニューギニアのカドバー島ですが、ひと月後の2月8日には海の色がオレンジや緑に変色していました。

先月の2月26日にはマグニチュード7.5の大地震が起こり、125人の死亡者を出しています。

リング・オブ・ファイアの活性化の様相です。

そして本日、またマグニチュード6.9の地震が起こっています。

今まで噴火の記録のない場所が噴火している。

あの近辺が活性化しているように見える。

バヌアツのアンバエ島(アオーバ島)・マナロ山も去年の9月23日に警戒レベルが上から2番目に高い「レベル4」に引き上げられた後、10月に入って「レベル3」に引き下げられて島への帰還が許されています。

大規模噴火が懸念されておりましたが、一応落ち着いていたわけです。

今年の1月下旬には警戒レベルは「レベル2」に引き下げられ、徐々に鎮静化していったように見えていました。

マナロ山は、確かに小規模噴火は繰り返しておりましたが、一応落ち着いていたわけです。

ところがこれです。


これは3月29日の映像です。

先週、マナロ山の噴火活動の活発化を受けて、警戒レベルがまた「レベル3」に引き上げられています。

カドバー島と同様、今年の1月~3月にかけて火口湖の色もオレンジや緑、あるいは茶色に変色していたようです。


海の色が変わるというのは、何か見えないところで地殻変動が起こっているように感じます。

Ambae residents fearful as Volcano belches fire and ash RNZ

この記事では去年の9月以降「1万2000人」の避難者がおり、それはすでに島に帰還しているわけですが、先週の活発な噴火を受けて、災害当局は、またアンバエ島の南西部と北西部の住民の大量避難を検討中だそうです。

避難して帰島し、帰島したらまた避難です。

住民も大変であり、暮らしが非常に不安定になります。

ただこの記事を見ますと住民の生活そのものが成立しなくなっているようです。

空軍出動!バヌアツ火山島 相次ぐ噴火で校舎が埋まる 周辺で海底火山も活発化 ハザードラボ

今月に入ってから度重なる噴火で飛散した大量の火山灰で、学校の校舎や民家が埋まって、住民生活が立ち行かなくなっている。

今月下旬から噴火活動が激化し、昨年9月の噴火時よりも火山灰の飛散量が急増した。

村の小中学校は腰の高さまで降り積もった火山灰に埋もれ、子供たちが授業を受けられない状況が続いている。

島の主要経済であるコーヒーやココヤシ農園も、火山灰と酸性雨によって壊滅的な被害を被ったほか、火山灰混じりの草木を口にする家畜や野生生物が次々に死亡している。

これでは生活できないでしょうね。

大量の火山灰は農業のみならず、水源も汚染しますからね。

ニュージーランド周辺では、ケルマディック諸島北部のモノワイ火山でも最近、火山性地震が増えている。

やはりリング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)が、活性化しているように見えます。

火山活動は不気味な動きですが、日本を除いた中国・韓国・北朝鮮・アメリカは、平和裏にことが進んでいるように見える。

金正恩氏の訪中で、アメリカとの戦争を望んでいない態度が見て取れます。

始めての外国訪問だそうで、その記念すべき最初の国は、中国でした。

防弾ガラスに身を包んだ北朝鮮の物々しい列車も内部から見れば、明るく豪華なインテリアが施されていました。


中国側の扱いも最高級の待遇だったようであり、双方よりが戻ったように見えます。


嵐の前の静けさでなければいいですが・・。

自然界は正直ですが、文明と自然が完全に切られている世界においては、自然界は荒れ、文明は平和で人間は独自の王国を作っているように見える。

あくまで平和の快楽と正義の自然界とが分かれておりますので、この対比と言いますか、不調和と言いますか、この自然と文明の対立は、今後深刻化していくだろうと思う。

あくまで人間の方は平和と快楽を求め、自然界の方は幸福と正義を求める。

これが明確に分かれ、対立し、自然界VS文明となっていくでしょう。

その後は、多くの預言者が預言してきた通りの世界となるのでしょう。

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コメント

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