10年で450ppmに到達 マイケル・マン

1964年以来、記録が破られなかったスチームボート・ガイザーの間欠泉の噴出回数「29回」ですが、昨年2018年に「32回」と54年ぶりに記録が塗り替えられました。

そして今年の8月27日、更に「33回」と去年の記録を更新し、現在に至っています。

もう今年は噴出することはないかもしれませんが、12月26日時点の噴出回数は「48回」となり、記録を更新した去年より「50%」も増加しています。

Steamboat Geyser

去年と今年のスチームボート・ガイザーは少し異常です。

間欠泉は数百メートル下であり、イエローストーンのマグマ溜まりは数千メートル下ですので関係ないとはよく言われますが、マグマ活動が活発化すれば、表層の地熱への圧力が強まり、スチームボート・ガイザーの間欠泉が噴出すると捉えている学者もおりますので、スチームボート・ガイザーの噴出は、イエローストーンがアップを始めたのかもしれない。

何の原因もなく噴くことはありませんからね。

2014年9月3日の「1回」を最後に2015年、2016年、2017年と1回も噴出しておらず、2018年3月15日まで休止していたわけです。

それが2018年3月中旬から異常な地質活動を開始したのです。

今年は未だかつてない噴出回数であり、何かが地下で起こっているということでしょう。

ニュー・アブノーマルです。

アラスカも今年、最も暑い年だったことが確定しています。

米アラスカ、今年は史上最も温かい年に ロイター

米海洋大気局(NOAA)によると、今年の米アラスカの気温は過去最も高温になるとの見通しを示した。

アラスカではこの1年、猛暑や山林火災、海氷溶解、通常は雪が降る冬に雨が降るなど、極端な気象現象が相次いだ。

2019年1─11月の平均気温は華氏34.5度で、年初来としては約1世紀にわたる観測の記録を更新した。

北極圏に近いアラスカですが、この一帯は地球全体と比較して「2倍」の速度で温暖化しています。

今後も異常気象は頻発していくでしょうね。

オーストラリアのブッシュファイア(山火事)も、もの凄い森林火災となっており、既に5万平方キロ以上を焼き尽くしておりますが、このままではいずれ北海道の面積(8万3424平方キロ)を超えるかもしれない。

既に九州の面積(3万6782平方キロ)は超えています。

コアラはユーカリの葉に水分が含まれておりますので、今まで水を飲まない動物として知られておりましたが、去年以来水を飲みまくっています。

これはアデレード近郊ですが、気温が摂氏40℃を超える中、サイクリングをしているグループの自転車に上り、脱水症状なのか、人間に水をねだっています。

コアラを見かけることは珍しいことではないようですが、このように人間に水を催促する光景は驚きをもって観察されているようです。

既に数千本のユーカリの木が焼失しているようであり、コアラも「9000頭」が山火事で焼死したと見られています。

Australia’s heat wave is so bad a dehydrated koala flagged down a cyclist for water Insider

山火事では既に「9名」が死亡しています。

ニューサウスウェールズ州(NSW)には、1万5000頭~2万8000頭のコアラがいるようであり、そのうちの30%、「9000頭」が死亡したのではないかと恐れられています。

またブルー・マウンテンでの大規模火災は、世界最古の現存する植物である貴重なウォレマイパインを脅かしており、今のところその安全性は確認できていないようです。

Fears for world’s only wild Wollemi Pines in bushfires ABC

このウォレマイパインは、1億5000万年前~2億年前の植物であり、中生代ジュラ紀・白亜紀の恐竜がまだ生きていた頃の植物のために別名「ジュラシック・ツリー」とも呼ばれています。

この世界最古の植物が、焼失するかもしれない。

地球温暖化は、実に広範囲に影響を及ぼしています。

ソース

気象災害が、地球温暖化によって激甚化している。

古気候学の一つの成果であるホッケースティック曲線を提出したマイケル・マン教授は、

後、わずか10年で二酸化炭素濃度は450ppmを超える

と言っています。

Carbon Dioxide Soars to Record-Breaking Levels Not Seen in at Least 800,000 Years Live Science

現在の大気中の二酸化炭素濃度は、80万年前よりも多く、 アメリカ海洋大気庁(NOAA)・マウナロア観測所の測定によると今年5月11日に温室効果ガスの濃度は「415ppm」に達した。

マイケル・マン氏は、大気中の二酸化炭素濃度は毎年「3ppm」増えており、後10年ほどで450ppmに達する。

そして二酸化炭素濃度が450ppmを超えれば、気候の不可逆的変化と危険な状態に陥る可能性が高い、と言っています。

450ppm/2℃シナリオが目標だったと思いますが、ホットハウス・アースもそうですが、450ppmで気候は制御不能な状況になると見ているようです。

この二酸化炭素濃度の長期的増加傾向は、明らかに人為起源の排出であり、化石燃料の燃焼によるものである。

温室効果ガスは、記録を更新し続けており、我々は既に危険地帯に入っている。

今後の数世紀に渡って不可避かつ不可逆的な地点にすぐに到達する。

氷床の減少と縮小は、熱エネルギーの反射を低下させ、潜在的に温暖化を更に加速させる可能性がある。

アルベド・フィードバックです。

レイモンド・ブラッドレー氏も述べていましたが、地球温暖化を否定したい人も、地球上の様々な場所で行われたボーリング孔温度測定が示しているように、地面が暖かくなっている事実は受け入れなければならない。

生物の世界においても温度変化を敏感に感じている。

多くの地域で開花時期が早まり、北半球では鳥や昆虫や回遊魚は、春の温度上昇と共に以前よりも北に移動するようになった。

春の終霜が早まり、秋の初霜が遅れてくることで生育期間が長くなった。

より北側で耕作できるようになった農作物もあれば、以前はたくさん収穫できたにも拘わらず、もう耕作できなくなった場所もある。

山岳地帯では、植物が涼しい環境を求めて分布が上方にシフトした。

アメリカ西部では、食欲旺盛で樹木を食い殺す松くい虫は、これまで冬の寒さで全滅していたが、あちこちで越冬できるようになった。

気候が暖かくなったため松くい虫は、1年を通して活発に活動し、その結果、3万2400平方キロ以上の森林が破壊された。

松くい虫が食い残した立ち枯れの木は、大規模な森林火災を起こす燃料にもなっている。

しかも温暖化の気温上昇は、生態系がゆっくりと適応することができない速度で進んでいる。

生物種の絶滅速度も加速していくだろう。

国連も、早ければ2030年にも1.5℃に気温は上昇すると警告していました。

あの膨大なグリーンランドや西南極氷床が、一旦崩壊を始めれば、それを止めることは誰にもできない。

まさにハルマゲドンですな。

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