国際

アメリカ大統領選挙 3

暗殺の危険を察知したのでしょうか。

トランプ氏が避難しています。

この暗殺騒ぎを起こしたオースティン・クライツ氏は、拳銃の所持もなく、ただ反トランプのサインを掲げようとしただけだと言っています。

回りの共和党支持者が、いきなり暴力的になったのだと述べています。

‘I just wanted to show a sign’: protester relives Trump fans’ attack at Nevada rally – video

ところがこのオースティン・クライツ氏の情報が色々と出てきています。

アメリカ大統領選挙まで、あと1日と迫りましたが、ヒラリー氏への再捜査は訴追せずとなりました。

クリントン氏メール問題、訴追せずと再捜査でも結論-FBI長官 ブルームバーグ

米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、米議会に書簡を送り、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏による国務長官時代の私的な電子メール使用について、犯罪に相当しないという結論に変更はないと伝えた。

大統領選の投開票を2日後に控えて、女性初の大統領を目指すクリントン氏にとって追い風となりそうだ。

クリントン陣営は安堵したでしょうが、やはりトランプ陣営にとっては、この件がオクトーバー・サプライズになったようです。

私用メール問題の再捜査以前ヒラリー氏は、スイング・ステートで大幅なリードを保ち、地滑り的な勝利を確信させていたのですが、この再捜査後はその優位性を失ってしまい、どちらに転ぶか分からなくなってしまいました。

投票日直前の「メール問題」で激変する、スイング・ステートの最終情勢 Newsweek

ヒラリーの「メール問題」再捜査のニュースは、最終盤の激戦州を大きく揺さぶった。

FBIは結局、あらためて「訴追しない」ことを明らかにしたが、すでにヒラリーが被ったダメージは大きい

ヒラリーは、これらの激戦州のほとんどで大幅にリードしていたが、FBIの発表後にそのリードの大部分を失った。

ニューハンプシャーの有権者は、ほかのどの州よりもメール問題に反応した。

10月中旬には、世論調査でヒラリーが10ポイント以上の差を付けてリードしていたが、直近の世論調査では「引き分け」か「トランプ有利」のものが増えてきた。

そのニューハンプシャーですが、最新のファイブ・サーティ・エイトではこうなっています。

ヒラリー氏は「62.8%」、トランプ氏は「37.2%」ですが、推移を見ますと確かに再捜査後は急激にヒラリー氏の確率が低下し、トランプ氏の確率が急上昇しています。

他のスイング・ステート(激戦州)は、大体こんな感じです。

ノース・カロライナです。

やはり再捜査後に逆転し、トランプ氏がわずかに優勢です。

ペンシルベニアです。

こちらはヒラリー氏が圧倒しています。

フロリダはこれです。

再捜査後、逆転し、トランプ氏が優勢を保っています。

オハイオを制するものは、全米を制する」と言われるオハイオ州はこれです。

こちらはトランプ氏が圧倒しています。

全体としてはヒラリー氏が優勢であり、勢いは低下していますが、このまま逃げ切りそうな気配です。


ソース

民主党のブルー・ステートの基礎票は「242票」であり、共和党のレッド・ステートの基礎票は「180票」です。

過半数の270票を獲得するには、ヒラリー氏は後「28票」取ればいいわけであり、トランプ氏は「90票」取らなければなりません。

ありえないと思いますが、4候補者すべてが過半数である「270人」に達しない場合、下院が大統領を選出します。

下院を支配しているのは共和党ですから、この場合トランプ大統領の誕生となります。

市場は既にヒラリー大統領誕生を織り込み済みですが、終盤でここまで肉薄しますと蓋を開けてみないと分かりません。

米大統領選の手引き:投資家は確信持てず-投開票まであと1日 ブルームバーグ

8日の米大統領選の投開票日まで1日を残し、投資家は賭け屋や各種の世論調査の集計ほどは結果に確信を持てずにいるようだ。

オプション市場の動きを踏まえると、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官の当選確率は63%とされる。

世論調査集計の大半は同氏勝利の確率を80%余りと予測し、ファイブサーティエイトの65%は例外だ。

FBIが10月28日、クリントン氏の私用メール問題の捜査を再開する発表したのを受け、同氏のリードは急激に縮小。

大統領・議会選で民主党が圧勝した場合も混乱につながるかもしれないが、その可能性はどんどん後退している。

トランプ氏勝利は典型的な「ブラック・スワン的イベント」とみる向きが多いため、相場に与える影響は英国民投票でEU離脱が選択されS&P500種株価指数が2日で5.3%下げた時よりも「ずっと深刻」という。

「トランプ氏の勝利で恩恵を得る国があるとは思わない」

トランプ氏が勝利すれば、金やプラチナ、銀価格は「最大の勝者」になるとの見方を示す。

ブラック・スワン」というのは笑えますが、そのような危険な人にも見えませんが、「トランプ氏勝利で恩恵を受ける国はない」とか「トランプ勝利で金とプラチナが上昇する」とか無茶苦茶言われています。

従来の政治手法とは明らかに異なることをしそうなので恐れているのでしょう。

従来の退屈とは言え、政治手法の利権に巣食っている者が、その利権の喪失を恐れて反トランプとなっているように見えます。

変わる時には、どこでもそのようなものです。

社会主義国でも民主主義国でも体制や価値観が変化する時には、その価値観や体制の利権に巣食っていた者たちが競い立つものであり、自己保存と利益を守らんとしているわけですね。

これは正法が立つ時、魔が競い立つと言われてきたように、悪魔も一緒です。

悪魔の利権が失われるがゆえに競い立ってくるわけです。

大川さんに魔が競い立たないのは道を逸れてしまったから。

悪魔に不利益がないことをしているからです。

だから魔が競い立つ必要がない。

100人、ここに教祖がいれば96人は魔にコントロールされている腐った宗教界で魔が一つも競い立たないのはなぜか。

考えるべき。

もちろん神道のうっとおしい霊的干渉も大きな原因の一つでしょうが、体制の変革とか価値観の転換というのは、困る人たちがいるのです。

イエスの時も古い旧体制側のユダヤ教徒が競い立ちました。

古い価値観を壊すためにきたからです。

そのユダヤの当時の利権が結果として奪われるからですね。

民主主義が間違っているとは言え、その体制下において甘い蜜を吸ってきた者達がいるのです。

何かを変えようとした時、まずこういった者達が競い立ってきます。

イエスは「愛」であり、釈迦は「慈悲」ですから、よう滅ぼさんのではないか。

だから十字架にかかった。

我々の霊系統は平気で滅ばすタイプです。

そのような利権に、いつまでもぐずぐず迎合したって仕方がない。

一々そのような卑しい利権に迎合などできませんよ。

男なら喧嘩すればいい。

そして間違っている方が滅べばいい。

私の神の権威と神約民主論が間違っているならば私が滅べばいいし、全世界民主化運動と称する者が間違っているならば、そいつらが滅べばいい。

滅ばされるのは、もう分かっていると思いますよ。

大宇宙の絶対的権威は必ず実現しなければならない価値であり、卑しい利益や国益を追ってきた者、あるいはそれを守らんとする者たちの下卑た利権に迎合する気はありません。

大体、神の心が永遠の目的であり、これを悟ることは永遠の義務となっているわけです。

義務というのは強制なのです。

だから永遠の生命を等しく頂いているわけです。

まるでお金が追うために永遠に生きているみたいに見えます。

宇宙のルールとしては永遠にそうなっているわけであり、無神論者というのは、この基本的な人間の義務を放棄してきた者達ですから、そのような者に迎合などできませんよ。

そいつらが世界を腐敗させているわけですからね。

ただあの世のしろ、この世にしろ、何かを根源から変革しようとすれば、その古い体制下の利権に巣食ってきた者達が競い立ってくるものです。

そして善悪の最終決戦が行われるわけですね。

これをハルマゲドンと言う。

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