消滅するサンゴ礁

イギリスのジョンソン首相が提案した離脱再交渉の要求をEU側が拒絶しています。

EU、英ジョンソン首相の離脱再交渉要求を拒絶「現実的な代替策ない」 NEWSWEEK

欧州委員会の文書からは、EU加盟27カ国が、ジョンソン英首相が目指すバックストップ削除に遺憾を表明し、反対する構えで一致していることが明らかになった。

EU27か国が反対で一致しているにも関わらず、「幾分否定的」と言っています。

幾分どころか全加盟国反対です。

全く根拠のない楽観主義ですが、更に楽観的態度は続きます。

再合意は実現可能と確信。

ほんとこの人、根拠のない話を確信する方です。

また記者に振る舞ったように、EU首脳に笑顔で紅茶でも振る舞うのでしょうか。

どうですか、紅茶、おいしいですよ、どうですか」みたいに。

多分、効果はないと思いますけどね。

ソース

2年債と10年債のスプレッドが二日前よりも縮小しています。

1.588%-1.539%=0.049%(4.9bp/ベーシスポイント)

8.9bpから4.9bpへと、ほぼ半分ほど縮小しています。

また近いうちに再度、逆イールドが再現されるかもしれません。

先月の7月は、1880年の観測以来史上最も高い気温だったようです。

ソース

完全に地球温暖化の影響だ、と断定しています。

ちなみアルジェリアとはここです。

相当なものであり、この国土面積以上に氷が融解した。

スペイン・カナリア諸島の山火事も、既に制御不能状態に陥っています。

「環境的惨事」 スペイン・カナリア諸島の森林火災、制御不能状態 AFP

スペイン・カナリア諸島のグランカナリア島で17日午後に発生した森林火災は、19日の時点で制御できない状態に達した。

高く立ち上る炎が空中からの消火活動を阻害しており、「環境的惨事」だと伝えられている。

今後48時間が「非常に重要」だと述べた。

死者の報告はないようですが、避難者が「9000人」に達しています。

地球上の熱帯雨林の半分を占めるアマゾンが記録的な規模で焼失しています。

アマゾンの熱帯雨林が「記録的ペースで焼失」 首都は真っ暗 BBC

ブラジル・アマゾンの熱帯雨林が今年に入り、記録的なペースで焼失している。

ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の人工衛星データによると、森林火災の発生件数が過去最高に達し、2018年の同時期と比べて83%増加している。

環境保護活動家は、ボルソナロ氏が森林伐採・焼き畑を奨励しているとして非難を強めている。

ボルソナーロ大統領になってアマゾンの焼失が加速しています。

アマゾナス州では、森林火災をうけて非常事態宣言が発令されています。

この異常に多い森林火災の原因は、明らかに焼き畑だと言い、暗にボルソナーロ大統領を非難しています。

環境保護よりもアマゾンの開発を優先するボルソナーロ大統領就任から1年前と比べて森林の減少は「83%」増加しています。

ボルソナロ氏は

「私はかつて(森林を伐採する)キャプテン・チェーンソーと呼ばれていたが、今はアマゾンに火をつける(古代ローマ皇帝)ネロ呼ばわりされている」

と話したという。

熱帯雨林アマゾンは、地球の二酸化炭素を大量に吸収するため、地球温暖化を緩和する上で要となっている場所です。

それをボルソナーロ大統領は破壊しているわけです。

アマゾンは陸上で最も生物の多様性に富んでいる地域です。

生物の多様性を破壊していく行為は、人類自身を滅ぼしていく行為と同じであり、いずれ文明の崩壊に直結する愚行です。

たとえばカバは昼間ずっと河川につかっていますが、夜になると辺りの草を食べ、そのフンを河川に流します。

そのカバのフンが昆虫や魚の餌となっており、生態系が保たれている。

カバが種として絶滅すれば、その河川の魚も昆虫も死に絶えます。

地上のアマゾンだけではありません。

最も生物の多様性に富んだ「海のアマゾン」と言われる世界のサンゴ礁も11年後には「90%以上」が消滅すると予測されています。

サンゴ礁は海洋面積のわずか「0.2%」に過ぎませんが、海洋生物の「25%」を支えています。

海岸線のサンゴ礁は、津波や台風の高波を防護し、海岸浸食から陸地を守っています。

ガンやエイズなどの医薬品もサンゴから発見されています。

それが世界的危機に直面しています。

ソース

フィリピンでは「98%」のサンゴ礁が絶滅の危機にあり、東南アジアでは「94%」が危機の渦中にある。

世界的にはすべてのサンゴ礁の「61%」が絶滅の危機にさらされています。

カリブ海のサンゴ礁は、過去40年間で「85%」のサンゴ礁が失われており、グレートバリア・リーフでさえ過去50年間で半減しています。

特にグレートバリア・リーフのサンゴ礁は、既に「67%」が白化しています。

グレートバリアリーフを蝕む白化現象、サンゴ礁の3分の2がすでに白化 GIZMODO

今やサンゴ礁の3分の2が白化しており、この世界屈指の生態系がかつての輝きを取り戻せるかは不明とのこと。

「白化は地球温暖化による記録破り気温によって引き起こされる」

「成長の早いサンゴであっても、完全に回復するには最低でも10年かかります。

そのため、12カ月ぶりの大規模な白化によって、2016年にダメージを受けたサンゴ礁が回復する見込みはゼロになりました」

このままでは全体が白化してしまって、その回復するチャンスですら犠牲になってしまうかもしれません。

サンゴ礁が二度と元に戻らない絶望的な状況になりかねないのです。

グレートバリア・リーフと並び、世界最大のサンゴ礁がある「コーラル・トライアングル」も死滅の危機に瀕しています。

ソース

コーラル・トライアングルには、世界のサンゴ礁の「30%」が集中し、「3000種」を超える海洋生物が生息しています。

少し訳がおかしいですが、コーラル・トライアングルは「120万人」ではなく、「1億2000万人」を支えている。

この地域の人口は「3億8000万人」ですが、そのうち沿岸地域に住む「1億3000万人」ほどが、このコーラル・トライアングルに依存しています。

当然、コーラル・トライアングルのサンゴ礁が死滅すれば、これに依存している3000種の海洋生物や魚類も絶滅します。

そして事実、ここも絶滅の危機にさらされています。

コーラル・トライアングルのサンゴ礁の85%が絶滅の危機に EICネット

オーストラリア、ケアンズでの第12回国際サンゴ礁シンポジウムで、世界生物資源研究所(WRI)は、コーラル・トライアングルのサンゴ礁の85%が絶滅の危機にあるとする報告書を発表した。

コーラル・トライアングルは、インドネシア、マレーシア、パプア・ニューギニア、フィリピン、ソロモン諸島、東ティモールの6か国で形成されるサンゴ礁海域で、この報告書によれば、この海域のサンゴ礁の85%以上が、魚の乱獲、流域の汚染、沿岸開発によって絶滅の危機に瀕しているという。

サンゴ礁が消滅すれば、洪水被害も倍増します。

世界の洪水被害、サンゴ礁衰退で倍増の恐れ 研究 AFP

世界的にサンゴ礁が減少することで、沿岸部での水害の規模が2倍に、高潮に起因する損壊が3倍にそれぞれ増加するとの研究結果が12日、発表された。

サンゴ礁の減少が起きることにより、洪水の発生件数が今世紀末までに4倍に増加する可能性があるという。

衝撃を緩和するサンゴ礁がなければ、100年に1度規模の低気圧がもたらす被害が倍増し、損害額が数百億ドル(数兆円)に及ぶ恐れがあることが、今回の推算結果で明らかになった。

サンゴ礁は、世界の平均気温が「2℃」上昇すれば、壊滅的な大量死を引き起こすことが、過去の研究から分かっています。

サンゴ礁が消滅する原因は、海水温度の上昇と海水が二酸化炭素を吸収することによる海の酸性化の二つだと言われています。

特にコーラル・トライアングルが破壊されますと、この海域の食物生産は「80%」減少し、「1億人以上」の生活が危機に陥ります。

そしてこの膨大な生物の多様性を保持している世界のサンゴ礁は、今から11年後の2030年には「90%以上」が消滅し、31年後の「2050年」には全滅すると予測されています。

世界のサンゴ礁、2050年までに絶滅の恐れ AFP

世界資源研究所(World Resources Institute、WRI)は23日、魚の乱獲や気候変動といったさまざまな脅威に緊急に対処しなければ、世界のサンゴ礁は2050年までに全滅する恐れがあるという報告書を発表した。

(NOAAは)世界のサンゴ礁は2030年までに90%以上が死滅し、2050年までにほぼ全滅すると述べた。

サンゴが絶滅してしまった場合、東南アジアとインド洋の発展途上国を中心に約5億人の生計が成り立たなくなると警鐘を鳴らした。

世界のサンゴ礁が全滅すれば、海洋生物のみならず、「5億人」の人間の生活が成り立たなくなる。

2030年には世界の平均気温は、早ければ「1.5℃」上昇しますが、サンゴ礁は「90%以上」消滅する。

そしてそのサンゴ礁に依存していた数千種もの海洋生物も絶滅し、海洋資源も劇的に減少していく。

あとわずか「11年」で、絶望的な未来がくるわけです。

というか人間が招くわけです。

人間も大変ですが、お魚さんも大変です。

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コメント

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