シグナル

いよいよひと月を切ったブレグジットの問題ですが、ボリス・ジョンソン首相の最終代替案はEUに承認されそうにありません。

ジョンソン首相は、EUを威嚇しており、EUとの合意成立の期限を10月11日に設定しています。

合意できなければ、そのまま離脱する、と。

このままではブレグジットはカオスとなります。

ジョンソン首相、離脱最終案を2日送付-延期求めず「期限11日」 ブルームバーグ

「いかなる状況の下でも首相が離脱延期を交渉することはないだろう」

「4年間は2つの国境」と呼ばれる提案の下で、英領北アイルランドは英国と共にEUとの関税同盟から2021年の移行期間終了時に離脱するが、農産品と工業製品については全ての単一市場ルールに沿った規制に4年間とどまる。

アイリッシュ海を挟み英国と英領北アイルランドとの国境規制、北アイルランドとアイルランドとの南北の税関検査という「2つの国境」を基本的に設けるもので、事情に詳しい関係者は同紙に対し、

「英国と北アイルランドの間を往来する物品の流れを申告する必要があるほか、北アイルランドとアイルランドの南北間で新たな国境の管理を行うことを意味する」と指摘した。

アイリッシュ海を境にした国境と北アイルランドとアイルランドの国境、この二つの国境を基本的に設ける案です。

北アイルランドとイギリスは、2021年に移行期間後、離脱するが、農産品と工業製品については、EUのルールに4年間とどまる。

4年後、北アイルランドは、そのままEUのルールにとどまるか、イギリスのルールに従うかを選択することができる。

アイルランドの外相は、「気掛かりで憂慮すべき」と言い、「合意の基礎になりそうにない。それは確かだ」と述べています。

まだ詳細については報道がありませんから何とも言えませんが、ジョンソン首相は10日もあれば十分だろうと述べており、EUとの合意は難しそうです。

結局、カオスとなりそうな気配です。

10月11日までにEUとの合意案をまとめ、その新たな離脱合意案が19日までにイギリス議会で否決されるか、あるいは合意なき離脱への理解を議会から得られなければ、ジョンソン首相は来年の1月31日まで離脱延期をEUに要請することを義務づけられています。

しかしてジョンソン首相は、この法律を守る気はないようであり、合法的にこの法律を回避する方法を模索しています。

口ではこの法律に従うと言っておりますが、従う気はないようです。

ジョンソン首相は、EUに離脱延期の要請はしないと一貫して主張しています。

恐らく議員との法廷闘争になるはずであり、記事ではジョンソン首相はこの結果、首相の座を追われる可能性があるとあります。

刻々と迫るブレグジット期限、英国に残されたシナリオ AFP

ジョンソン氏は、3回目となる延長は行うつもりはないと繰り返し表明している。

だが、英議会は、17~18日のEU首脳会議で新たな合意が結ばれなかった場合、EUに延期を要請するようジョンソン氏に命じる法律を可決した。

ジョンソン氏は法律に従うことを約束したが、英国は何があろうとも10月31日にEUを離脱することに変わりはないと主張している。

同氏の側近らは現在、ジョンソン氏が約束を破ることなく、合法的にこの法律を回避する方法を模索していると報じられている。

この問題は、英最高裁に持ち込まれる可能性もある。

法律の抜け穴を探しているようです。

ほんと従う気はないようですが、EUにとっては幸いです。

EUがイギリスを追い出したと取られることがないからです。

ジョンソン首相みずからが、離脱延期の要請はしないと断言しているわけであり、イギリス国内の問題に集約することができる。

EUがジョンソン首相の代替案を承認しなくても、ブレグジットはイギリスの責任に帰することができる。

EUの首脳は、ジョンソン首相の代替案を揶揄しており、合意はなさそうです。

交渉決裂の恐れから、英国以外のEU加盟27か国は今年前半、やむを得ず2回の離脱延長に合意した。

だが、特にフランスなどの国は、3回目の延長にはいら立ちを見せており、抵抗は大きい。

フランスのジャンイブ・ルドリアン外相は1日、英国の合意なき離脱は「最も起こり得る」結末だと述べている。

合意なき離脱は、最も起こり得る結末だそうです。

上級審は、ジョンソン首相が法律を破った場合、臨時的な措置を取ると言っていますが、その措置によってEUに離脱延期を要請しても、EU側がその3度目の延期を承認するかどうかは分かりません。

イエスじゃあるまいし、もういい加減にしてはどうかね。

ダラダラと延期し過ぎです。

このまま何年でも延期しそうです。

どこかで節目を作る必要があるでしょうね。

あくびが出てくる。

キリストの再臨とやらも、既に1980年代後半に失敗で終わっているわけであり、日本で真理に触れてきた者ならば、みな知っていることです。

ありもしないキリストの再臨などという妄想の中に欧米のクリスチャンは未だに陶酔しているのです。

全く笑ってしまいます。

何にも知らないんだな、と。

再臨しなかったわけではなく、確かに何度か言葉で復活しましたが、幸福の科学の運動の失敗で事実上、キリストの再臨とやらは大失敗に終わっているのです。

欧米でも幸福の科学がカルトと認識されている事実は知っているでしょう?

たった一人の教祖の傲慢と神道で大失敗したのです。

周りの天使はいい迷惑です。

イギリスの振り子が、どう動くか判然としませんが、何かきな臭く、カオスの匂いがします。

最高裁まで出てきますと、穏便にとはいきそうにありません。

今年の初めから銅価格を注目しておりましたが、一貫して下がっています。

LME 銅 3カ月先物

今は5686ドルをつけていますが、先月の9月3日には2年ぶりの安値をつけていました。

LME銅:2年ぶり安値、世界的な景気減速の兆し強まる ブルームバーグ

この時点では「5610ドル」をつけており、本日の「5686ドル」というのは、再びこの価格を試しているわけです。

銅は「ドクター」の異名をとっており、世界経済の行く末を診療する「ドクター・カッパー(銅)」と言われています。

世界経済や株価を診断するドクターです。

銅価格の低迷は、世界経済の危機を予告しているのです。

ソース

これは去年2018年1月からの銅価格のチャートですが、一貫して下がっているのが分かると思う。

銅は家電製品や携帯電話、自動車や産業用機械など電気を通す性質のため、ほとんどの製品で使用されています。

銅の価格が上がっていれば、需要が旺盛なことを示しており、景気がいいということです。

銅の価格が下がっていれば、需要が減少しているということであり、景気が悪いということです。

これが2年ぶりの価格にまで下がっているのです。

リセッションの先行指標ですが、景気後退のシグナルが出ているわけです。

金の価格も一時1500ドルを割っていましたが、今は再び1500ドルを超えてきています。

金先物

金銀レシオも85を超えてきており、リーマン・ショックの時が80ぐらいでした。

これが100ぐらいにまでなりますと恐慌真っ只中ということです。

金銀レシオ

原油も何か低下傾向であり、原油の価格が低下しているということは、需要が減少しているということであり、経済で原油を使用していないとは、やはり景気が悪いということです。

WTI

ブレント産原油も60ドルを割っています。

一人ドルだけが強くなっているわけであり、ドル指数は高止まりしています。

ドル指数

ドル指数は、ドルの総合力をあらわしており、例えば円に対してドルが売られていた場合、ドルが弱くなっているのかなと思いますが、ポンドに対してはドルが買われているという状況では、ドルが強くなっていると思い、一体ドルは強いのか弱いのか分からなくなる。

ドルの実際の実力がよく分からなくなるわけです。

だからドル指数があるわけですが、このドル指数はドルの総合力であり、ドルに対してはこの指数を見る人が多いと思う。

リーマン・ショックの時は、うろ覚えですが、確か74ぐらいまで下がっていたはずです。

このドル高が製造業を直撃しており、トランプ大統領はご不満なようです。

ソース

アメリカのISM製造業景況指数は、去年から一貫して下がっています。

トランプ大統領は、ドル安にしたいでしょうね。

しかしてアメリカのリセッションは時間の問題と言われています。

米リセッションは時間の問題、「マカリー指標」が示す ブルームバーグ

「マカリー指標」は米リセッション(景気後退)が近いことを示している。

この指標は2017年11月以降、下降傾向にある。過去20年に、同データの前年比の3カ月平均がゼロを下回った時、2001年と07年のリセッションの先触れになった。

2年物米国債と10年物の利回り逆転よりも信頼できるリセッション指標と言える。

貿易戦争がエスカレートし、企業が設備投資を遅らせ続ければ、遅かれ早かれマカリー指標はマイナス圏となり、歴史が繰り返されるならリセッションが訪れるだろう。

逆イールドより信頼性が高いそうです。

減速する米経済、失速速度に近づいているとの懸念浮上 ブルームバーグ

米経済は速度を落としつつあり、エコノミストの間では経済がどれほど減速してもリセッション(景気後退)を回避できるのか疑問が浮上している。

失速速度というのが笑えます。

航空業界でいう失速速度とは、水平飛行を維持しながら飛行できる最低の速度を意味する。経済では自律的な成長でなくなる水準を指す。

ラッセルズ氏によると、1940年代にまでさかのぼると、実質GDP伸び率が2%を下回った後にはほぼ確実にリセッションが続いた。

失速速度の低下は経済の潜在成長率の減速が主な理由だ。

失速速度の低下の原因は、潜在成長率の低下だそうです。

アメリカの潜在成長率は、2000年ぐらいまでは3%を超えていましたが、今では「1.6%」に半減しています。

これもシグナルです。

来年のアメリカの経済成長率は、2%を切り、エコノミストの間では1.7%に減速すると言われている。

1%台になる、と。

そして2%未満の成長率では、その後ほぼ確実に景気後退に陥っている。

これもシグナルです。

色々とシグナルが出ているわけであり、これをイエスがどこまでもたせることができるかでしょうね。

腐った世界を富で維持してきたのは、彼ですからね。

気候変動も抜き差しならぬ領域に入り、最近は気候変動というより、気候クライシスだの気候非常事態と言われているわけです。

富で釣るのもいい加減にして欲しいものです。

私はれっきとした犯罪だとおもってますけどね。

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