海洋大循環の停止

2月19日のインドネシア・シナブン山の噴火ですが、かなり影響があったようであり、火砕流を捉えた迫力のある映像や写真が色々と投稿されています。

位置はここです。

中々、迫力があります。



別に今回の題とは何の関係もないのですが、記念に貼っておきます。

一体、何の記念か、相も変わらず本人も分かっていないわけですが。

何か貼っておきたくて。

以前、シンクホールの記事を書きましたが、このシンクホールは深刻な地球温暖化への警鐘と言われています。

これはフロリダのシンクホールですが、このようにいきなり地面に穴が開くわけです。

たまったものではありません。

うけました。

シンクホールの原因は、諸説あるようですが、過剰な地下の開発、例えば地下道路、地下鉄、地下の配管等が原因で地盤が緩み、これが原因であるとか、地盤にしみ込んだ酸性雨が原因であるとか、温暖化が原因であるとか色々と言われています。

少なくともロシアに次々と出現しているシンクホールは、地球温暖化が原因のようです。

突如に出現した巨大な穴は地球温暖化対策が待ったなしを示唆する時限爆弾だと科学者が指摘 GIGAZINE

近年、ロシアに次々と出現している直径数十メートルの巨大な穴は、地球温暖化進行を加速させるのではないかと懸念され始めています。

その後の調査によって、気温の上昇に伴って永久凍土が溶けて地中にあるメタンハイドレートがメタンガスとして噴出し、空中に飛散するときに巨大な穴を残したことが判明しました。

メタンハイドレートがメタンガスになり大気中に大量に放出されれば、メタンガスは二酸化炭素の約25倍という極めて高い温室効果を持つため、地球温暖化の傾向はさらに加速度的に進みかねないという予想が出されています。

メタンガスや天然ガスは可燃性のガスであるため、このようなガスがいきなり噴出してシンクホールを形成するならば、何かをきっかけとして引火し、爆発が起こるのではないかと危惧されています。

アラスカや北米でも発生する可能性があるようです。

温暖化によって永久凍土が溶けてメタンガスが大気中に放出され、それがまた温暖化を促進していく悪循環です。

そしてこの気温の上昇は、場合によっては氷河期を生む可能性がある。

熱塩循環と風成循環による海洋大循環、いわゆる海洋のグローバル・コンベアーベルトを停止させるからです。

海流を停止させるかもしれないのです。

熱塩循環とは字句通り、熱と塩分であり、表層海流の気温が低下し、塩分濃度が上昇しますと、海水が深層へと沈み込んでいきます。

沈み込んだ海流は、深層海流となって全世界を巡っていきます。

風成循環とは、風力であり、風の応力によって表層海流を動かして循環しています。

海流のエンジンみたいなものですね。

この熱塩循環と風成循環によって表層海流と深層海流の1000年に渡る海洋大循環が行われています。

ソース

赤が表層海流であり、青が深層海流です。

赤道付近で温められた海流は、図にありますように水蒸気を放出しながら北上し、北大西洋に到達して冷やされ海水温度は低下します。

そこで塩分濃度を増した重い海水が、北大西洋の海底に沈み込んでいきます。

沈み込んだ深層海流は、移動しながらインド洋と北東太平洋で表層に出てきて表層海流になります。

冷たい海水と温かい海水が世界中の海で混ざり、再び北大西洋に戻ってきます。

これをずっと繰り返しているわけです。

これが1000年かけて循環しています。

世界中の海に熱とエネルギーを運んでいるのが、この海洋大循環です。

世界的規模の海流によって放出される熱とエネルギーは、その通り世界中の気温と気候に影響を及ぼしています。

この海流は熱と水蒸気を海から大気へと放出することによって全世界の気候と気温に影響を与えています。

この海洋大循環が地球温暖化によって停止し、気候が激変し、気象災害を頻発する可能性があるのです。

温暖化によってグリーンランドの氷河が溶け、淡水が海水と混ざり、塩分濃度が低下し、表層海流が深層海流に沈み込まなくなり、海洋大循環が停止するかもしれないのです。

すると大変な事態を招きます。

世界中の気温と気候が無茶苦茶になるのです。

この海洋大循環の停止ですが、これはかつて実際に起こったことがあります。

7万年前から始まった最終氷期(氷河期)は1万年前に終わります。

今から1万2000年前、1万3000年前という説もありますが、この終わりごろ不安定な温暖期であるベーリング・アレレード期を迎えます。

この終わりに海洋大循環が停止し、ヤンガードリアスという氷河期を招いたのです。

世界中の海流が停止したことによって1300年間、地球の大部分が氷河期になったのです。

ヤンガードリアス期の終わりが、氷河期の終わりであり、更新世の終わりでもありました。

そして今に続く完新世が始まります。

氷河期の終わりにヤンガードリアス期に入っていますが、これは海洋大循環の停止が招いた氷河期でした。

1万2000年前と言えば、イエスの過去世であるアガシャーが生き埋めにされていたころですね。

俺たちゃ、みんな磔さぁ、逆さまさぁ、串刺しさぁ、火あぶりさぁ、みんな槍でつかれて死ぬのさぁのイエスの過去世です。

失敬。

海洋大循環の停止が現代で起ればどうなるのか。

すぐには影響はでません。

半年後、状況は一変します。

最初に影響をうけるのは北部のヨーロッパと北米です。

北極から前例のない冷気が吹き込み、気候と気温が劇的に変化し始めます。

まるで去年末の大寒波のようです。

この寒波も北極から冷気が直撃していました。

温められた海水を失った北米と北ヨーロッパは、気候と気温が劇的に低下を始めます。

そして次第に全世界にその影響が波及していきます。

凍えるような寒さは衰えることもなく、なくなることもなく、低体温症や凍傷が日常化していきます。

温かい海水が沈み込まなくなると、熱とエネルギーは南の海に蓄積されていきます。

赤道付近は、もはや最も気温の高い熱帯ではなくなり、大量の雨も降らなくなる。

雨に恵まれた地域は、一転して大規模な干ばつに襲われることになる。

恵まれた雨量で大量の作物を育成していた国家や土地は、文明の危機を迎えます。

水の喪失で滅びつつある今のケープタウンと同じであり、これが国家単位で生じます。

大規模な穀倉地帯は干ばつによって荒れ果てます。

大量の食糧を育てるには大量の水を要しますが、その雨が降らなくなるのです。

それは気候が根幹から変化したことをあらわしています。

台風やハリケーンのメカニズムが、冷気の流入によって根源から破壊され、それ自体が消滅します。

世界中の穀倉地帯は雨に依存しており、気候が変化していくことによって、今まで雨に恵まれていた土地は恵まれなくなり、雨に恵まれていなかった土地は、豪雨に恵まれることになる。

ところが元々雨に恵まれていなかった土地は、穀倉地帯ではない。

人類の食糧を供給している世界中の穀倉地帯は、すべて気候変動によって荒れ果て、不毛の大地となっていく。

枯れ果てた穀倉地帯は、乾燥した大気によって自然発火の火災が多発していきます。

逆に南半球は熱が蓄積され、豪雨が降るが、それは慢性的な洪水をもたらします。

当然、高台に逃げようとしますが、斜面が崩れる土砂崩れに遭遇し、山にも逃げる場所がなくなる。

温かい海水は、暴風雨、ハリケーン、台風を巨大化していきます。

中南米のあらゆる地域は、海に沈んでいくと予想されています。

温かい海水を失った北ヨーロッパと北米は、1年のうち10か月が冬になると予測されています。

アメリカ南部では干ばつと火災が多発し、南半球では大量の水によってチフスやジカウィルスの温床となります。

ジカウィルスは蚊によって媒介されていますが、洪水による大量の汚染された水は、蚊や病原菌の母体となる。

海洋大循環が停止しているため、永続的に南半球に熱とエネルギーが蓄積されていきます。

すると次の気候変動が南極に向かう。

南極の氷が溶けていくのです。

海洋大循環の停止によって南極の気温が上昇を始めるからです。

本来ならば北大西洋に向かうはずだった熱と海流が、南に進路を取るためです。

南極の氷河は劇的に融解を開始し、厚さ3㎞の西南極氷床が溶け、海水面を異常に上昇させていきます。

ベネチア、アムステルダム、マイアミは水没します。

北半球では恒常的に気温が低下していき、元に戻ることはありません。

長期に渡る酷寒は、インフラ設備、例えば構造物、コンクリート、水道の配管、電柱、アスファルト等々を次第に腐食させていきます。

そのころになって、ようやくこの土地に住めないことを理解した住民は、次に温暖な土地を目指して住民の大移動を開始します。

気候変動によって生まれ育った故郷を捨てるしかなくなるのです。

そしてこの人間の大移動が、次に政府の崩壊と治安の悪化を招きます。

文明は不安定化し、崩壊を目の当たりにすることになる。

水と食料のために暴動や争いが日常化するかもしれません。

そしてこの暴動と略奪が、ニューノーマルとなる。

心と悟りが問われ、神と獣は分かれていくでしょう。

こうして古き文明は終わりを迎えることになる。

海洋大循環の停止は、割と現実的な問題であり、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)でも暗に認めています。

2008年ごろは今世紀中に海洋大循環の停止はないと結論づけていたのですが、今は違うようです。

深層循環の変動について 気象庁

大西洋の深層循環の予測については、IPCC(2013)によると、深層循環が数十年規模の自然変動により強まる時期があるかもしれないが、21世紀を通じて弱まる可能性は非常に高いとされています。

また、21世紀中に突然変化または停止してしまう可能性は非常に低いものの、21世紀より後の将来については、確信度は低いが、大規模な温暖化が持続することで大西洋の深層循環が停止してしまう可能性を否定することはできないと報告しています。

海流が弱まる可能性は非常に高いと言っています。

そして大規模な温暖化の継続が前提ですが、海洋大循環が停止する可能性は否定できない、と言っています。

さてどうなるでしょうか。

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コメント

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