メガ津波

本日、インドネシアのメラピ山(ムラピ山)が、6000メートルの噴煙を上げて噴火しました。

それにしましてもインドネシアの火山は、よく噴火します。

そろそろ限界なのでしょうか。

ハワイのキラウエア火山も、異常な光景となっています。

見て下さい。

まるで火炎地獄です。

自然の猛威は凄いです。

ソース

1日遅れでマップが更新されていますが、溶岩が亀裂22(F22)から吹き出し、海に流れ込んでいます。

当初はF17の方が早く海に流れ込むのではないかと想定されていましたが、F22の方が早かったです。

19日の深夜、つまり20日には海に溶岩が流れ込んだわけですが、陸上のハレマウマウ火口では「ボッグ」、海中では海水と溶岩が混ざった塩酸雲「レイズ」が発生しています。

溶岩流が太平洋に到達、危険な煙「レイズ」発生 米ハワイ AFP

米ハワイ州当局は21日、ハワイ島のキラウエア火山から噴出した溶岩が太平洋岸に達し、「レイズ」と呼ばれる危険な煙が発生しているとして警告を発した。

また弱い風が吹いているため、キラウエア火山の風下の地域では噴出物が酸素や水分、ちり、日光などに反応した結果生じる「ボッグ」と呼ばれる火山性スモッグがさまざまな水準で現れる可能性があるという。

今回のキラウエア火山の噴火は今月3日に始まり、これまでに住民約2000人が避難している。

科学者らは今回の噴火が1920年代半ばに起きたものと同様の大噴火の予兆である可能性を指摘している。

レイズ」とは「lava(溶岩)」と「haze(もや・霧)」を合わせた造語であり、「laze(レイズ)」と言い、「ボッグ」は「volcano(火山)」と「smog(スモッグ)」を合わせた造語「vog(ボッグ)」を言います。

どちらも危険な有毒ガスであり、吸引したために死亡者も出ているとあります。

レイズ」とは、これですね。

中々、迫力がありますが、普通の煙のように見えるのですが、非常に危険なガスです。

溶岩に焼けつくされたレイラニ・エステートでは、赤やオレンジ色の溶岩だけではなく、青白い炎がメラメラと立ち上っています。

この青白い炎はメタンガスです。

引火すれば当然、爆発します。

AFPの記事では、専門家の話として、今回の噴火は新たな大噴火の予兆と見ています。

少なくともその可能性はある、と。

まだ噴火するの、という感じですが、既に溶岩の量は浅間山の噴火で有名な鬼押出し(おにおしだし)溶岩の半分の規模になっているようです。

西之島のマグマ噴出量の「100倍」の速度で噴出しています。

1秒間に620トンの量で溶岩が噴出している。

ここはマグニチュード6.9の地震も起きており、それが新たな懸念を生んでいます。

メガ津波です。

Planetary disasters: It could happen one night ネイチャー

10万年前、ハワイのマウナ・ロア火山の大噴火によって大規模な塊が海に流れ込み、エッフェル塔の高さ、つまり300メートルのメガ津波が近隣の島々に押し寄せました。

マウナ・ロアとはここです。

ソース

現在、噴火しているキラウエア火山のヒリナ・スランプでも同様の懸念が出ています。

ヒリナ断層は900立方キロメートルの塊を有しており、これがそのまま地滑りを起こし、海に流れ込みますと300メートルの津波が島々を巡ることになります。

これですね。

全太平洋岸に津波が押し寄せます。

北太平洋では「15メートル」の津波が、アメリカ西海岸全域では「30メートル級」の津波が押し寄せると想定されています。

南米やニュージーランドでは「10メートル級」の津波です。

これです。

20万年のインターバルがあるため生涯、こういった津波を経験することはないだろうとも言っています。

しかしてかつて実際に起こっています。

Hilina Slump ウィキペディア

1975年11月29日、マグニチュード7.2の大地震が起こり、ヒリナ・スランプの60㎞の部分が海洋に3メートル滑り落ち、高さ14.3メートルの津波が起こり、死者2名を出しています。

今回、既にマグニチュード6.9の地震が起こっています。

また1868年4月2日、マグニチュード7.25~7.75の地震によってマウナ・ロア火山の斜面で地滑りが発生し、31名が死亡しています。

この時の津波は20メートルに及んだとあります。

この懸念に対してナショナル・ジオグラフィックが即座に記事を載せています。

活動続くキラウエア火山、巨大津波の心配は? ナショジオ

キラウエアの側面の地すべりが、カリフォルニアに到達するような巨大津波を引き起こすことはあるだろうか? 

答えはノーだ。

地質学者のミカ・マッキノン氏は、

「ハワイの海底では地すべりが起きています。

こうした地すべりが津波を引き起こすことはたしかにありますが、本当に小さい、局地的な津波です。

太平洋を横断するような津波が生じることはありません」と言う。

「おそらく、ハワイ諸島のほかの島々に影響を及ぼすこともないでしょう」

実際は絶対にないと断定できる問題でもないのでしょうが、こういった断定できない問題を断定して言う時には読者を安心させたい時にこういった言い方になる。

USGSもナショジオと似たようなことを言っています。

Facts on the stability of Kilauea’s south flank, past and present. USGS

ここではハワイ島や他の島々の火山噴火により地滑りするかもしれない海底での兆候は確かにありますが、キラウエア火山に関連するものはない、と言っています。

ただ過去起こっておりますので一抹の不安は残ります。

1868年のハワイの地震では、ヒリナ・スランプの再活性化が引き金となり、沿岸部の沈下により12メートル~15メートルの津波が発生しています。

1868年のハワイ地震 ウィキペディア

既にマグニチュード6.9の地震が起こっており、しかもまだ鎮静化しておらず、大噴火するかもしれないと言われておりますので、その大噴火に触発され、より巨大な地震が起こる可能性もあるわけです。

そしてマグニチュード7クラスの大地震が起これば、再び海洋への地滑りが起こり、大規模な塊が海に流れ込み、それによって津波が起こっても不思議ではありません。

そして起これば、太平洋のど真ん中から円心上に津波が広がり、アメリカ西海岸にまで30メートル級の津波が到達する。

大変な事態になるわけですね。

その意味でもハワイの噴火活動は注目に値すると思っています。

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コメント

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