第二のブラックマンデー?

本日、営業毎旬報告が公表されました。

営業毎旬報告(平成27年8月20日現在)

日銀の総資産は「357兆1531億1613万4千円」であり、そのうち国債は「301兆9144億7386万3千円」と総資産に占める割合は、「84.5%」となりました。

ついに日銀が保有する国債は、300兆円の大台を超えました。

資産のほとんどが国債です。

あと何年、国債を購入し続けることができるでしょうか?

大方は2020年まで持たないと予想しているようですが、コアCPIが2%に達するまで金融緩和を継続するそうですから、年80兆円として2年も継続すれば160兆円となり、国債は460兆円を超えます。

マネタリーベース(資金供給量)は今年の4月に日銀史上初の300兆円の大台を超え、305兆円を記録しました。

4月マネタリーベース、300兆円の大台突破=日銀 ロイター

7月末のマネタリーベースは「325兆7375億円」であり、わずか3ヵ月で20兆円増加しています。

マネタリーベース 日銀

これだけの資金を供給しても物価が上がらない。

物価上昇率は低いままです。

アメリカ経済の影響もありますが、日銀当座預金を増加させればさせるほど円安になっていたわけですが、今後も安倍政権が続く限り、円安基調となるでしょう。

現時点ではアメリカの影響で円高傾向になりつつありますが、これだけの金融緩和をしているわけですから、中長期的な基調としては、やはり円安傾向でしょう。

安倍政権の任期は2018年ですから、それまでは円安傾向だと推測されます。

円は1ドル120円を既に割り、119円代に突入しています。

ドルが売られ、円が買われています。

アメリカも言うほどにはよくないのでしょう。

日銀は今年の後半の原油価格を1バレル60ドル以上と予想し、これを前提にコアインフレ率を来年の7月か9月までに2%にもっていくと言っていたのですが、厳しい状況になりつつあります。

既にWTI原油は本日、1バレル=38ドル69セントの最安値を付け、安値を更新中です。

ブレント原油も本日、43ドル29セントを付け、同じく年初来安値を更新中です。

この傾向があと2ヵ月も続けば、今年のガソリンと灯油は、かなり安くなるでしょう。

家計にやさしい原油安です。

日銀に厳しい原油安です。

来年中にコアインフレ率2%の目標を達成できなければ、2017年4月には消費税増税が実行されますので、余計達成が困難になります。

この場合、2018年に持ち越すわけですが、そこまで金融緩和を継続しますと、年間80兆円の3年で240兆円も国債が増加することになり、日銀は540兆円を超える国債を保有することになります。

GDPに匹敵する額の国債を日銀はもつことになる。

2018年は福島の被曝発症が第一次のピークに達しているころです。

ここら辺が日本経済の限界ではないのかと思います。

東京オリンピック前に放射能にまみれながら、財政破綻するという悪夢も否定できません。

また安倍政権の期間中に中国と戦争をする気ならば、もちろん東京オリンピックはできなくなるでしょう。

戦争で経済を活性化し、憎き中国の発展を抑制するという一石二鳥を狙っているのかもしれませんが、できない場合、東京オリンピックは挙行され、中国のGDPは日本の三倍を超え、アメリカに匹敵するか、ないしは超えている現実を直視することになる。

世界のパワーバランスは明らかに変わります。

東洋の盟主は、この時点で決定しています。

本日、「895円15銭」も日経平均株価が暴落しましたけれども、中国の株安以来、世界的に株安傾向にあります。

日経平均株価

18540円68銭」ですが、18500円のラインを軽く割りそうな気配です。

今夜のNYダウがどの程度下がるのかは分かりませんが、日経のように暴落しますと明日の日経も、更に下げることになり、公的資金の介入も効果がなくなります。

GPIFの介入も限界が来ているようで日銀以外に頼る公的資金がありません。

金融緩和をやっても円高となり、株を日銀が買い上げても株価が下落しています。

地合いが変わったのかもしれません。

バルチック海運指数も1000を割り、VIX恐怖指数も「28.03」と上昇傾向を示しています。

国債保有300兆円突破も、日銀はおかしな時に突破しましたね。

日経平均が暴落した日に突破したり、為替が120円を割って110円代まで円高が進んだ時に突破したり、原油価格が年初来安値を更新中に突破しています。

すればするほど悪うなるぞ」ということなのでしょうが、取りあえず、今夜のNYダウの株価を観察しておきましょう。

暴落するのか、あるいはしないのか見てみたいと思います。

もしNYダウが暴落すれば、第二のブラックマンデーとなる。

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コメント

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