GLAと幸福の科学 11

救世の母体」とは、人類70億を救う母体ではなく、無限数の神の子を救う母体のことを指します。

無限数とは、要は物質を越えた悟りを持っていなければならないということであり、この神の体(物質)を超えることを仏教では「解脱」と言ってきました。

物で生きたり、死んだりしない、富の多寡で生きたり、死んだりしない、偉いで生きたり、死んだりしない、地位名誉の有無で生きたり、死んだりしない、エリートであるとかないとかで生きたり、死んだりしない、生死を解脱し、生死を超えている。

禅の坊主は、これを生死解脱の大往生と説いてきた。

物質を超えているがゆえにその生死の相対性を超越している一無位の真人を悟らんとする。

日々是好日にして平常無事の自己を悟る。

これを悟りたる者を「」と言う。

菩薩は方便の善、いわゆる有限の善しか悟れないがゆえに無限数の人類を救う「救世の母体」の長とはなりえない。

先の記事で高橋信次氏の説き方を少し見てきました。

神理は説こうが説くまいが自由ではなく、説く義務があり、説かざるを得ない。

そして説けば、これを原因(神の心)として結果(神の体)現象利益が出てくる。

その神理の質が高度であり、高ければ高いほどその質に比例した現象利益が莫大なものとして現象化してくる。

神理の影が出てくるわけです。

これは理法上、避ける術なし。

物質宇宙は神の所作物ではなく、神の表現である : 西田幾多郎

神の心(神理)と神の体(利益)は一つであり、生命即物質で切れない。

現実そのままが神理である。

しかして現象利益が出てくれば出てくるほど、未熟なる者はこの影を心で握って、神の体を「」に置くこととなる。

利益(神の体)を「」に置けば、その瞬間大宇宙(神の存在)と切られ、啓示を受けられなくなる。

大宇宙は永遠に神の心が「」であり、神の体(物質)は「」で天地一体である。

ところがその者の中では神の体(利益)が「」に置かれ、神の心が「」に置かれている。

この刹那の瞬間、大宇宙(神)と切られて悪と化す。

幸福の科学は、1990年に徐々にこうなり、1991年で決定的となった。

だからこれ以後、諸神霊は一霊も啓示を送れなくなった。

諸神霊は大宇宙の心の通りにしか生きられず、行えないためにそうなる。

大宇宙と切断されたる者は、霊格に関係なく諸神霊からの啓示は受けられない。

莫大な現象利益が出てくると高橋信次氏が言っていたように「ぼちぼち、はじまる」わけです。

目が外に向いてきて、物質に執し、神の体を「」に置くようになる。

神理の影を心で握ってしまうわけです。

この点を生長の家ではこう説いていました。

谷口雅春は、無限供給の悟りを得る前、大本の聖フランシスを気取っていた。

清貧を気取っていたわけです。

俺の財産は、洗面器に歯ブラシに石鹸一個だ、と。

これが俺の全財産だ、清貧なんだ、俺は、大本の聖フランシスだ、と。

しかして清貧を気取ってはいたけれども、どこか病気がちであったと言います。

しかしてその理由が、どうしても分からなかった。

清貧の思想は、物質を基点として物を減少させ、清らかに貧しくなっていく道です。

谷口はそれを実践していた。

今で言えば職を捨て、財産を捨て、地位名誉を捨て、家を捨て、土地を捨てていく。

欲深ではない自己を他人の眼に善人として見せつけるために物質を捨てていくわけです。

どんどん物質を減少させ、捨てていく。

物質を無に近づけていくわけです。

俺の財産は、洗面器に歯ブラシに石鹸一個だ、と。

清貧なんだ、俺は、と。

俺は大本の聖フランシスだ。

そして清貧を気取り、物を捨てて無に近づけていくわけであるが、この時どうしても捨てられない物に谷口雅春は気づいた。

物質を捨てていくことを持って清貧と言うならば、物質を無に近づけていくことをもって神の心に叶っているというならば、どうしても捨てられない物がある。

これが肉体という物質です。

肉体を捨てれば、生命の実相も神理もへったくれもない。

肉体だけは、どうしても捨てようがない。

ここに至ってこの清貧の思想は、どこかおかしいと気づいた。

どうやら物質を無に近づけていく道は、神の心に叶っている道ではない。

谷口雅春は、この点に気づいた時、病気がちであった理由を理解した。

自分は、まだ物質に捉われ、これを無に近づけていこうとしていた。

清貧の思想は、まだ物質に捉われている思想であり、ローマ教皇の清貧思想がこれです。

物質を減少化しようとするのです。

物質を基点にこれを持っているとか持っていないとかが重要なのではない。

物質を捨てるとか増加させるとかも関係ない。

物質ではなく、心で持ってはいけないのだ、と気づき、ここで大いなる宗教的転換をぐらりと得た。

心が180度ぐらりと変わったわけです。

どうやら物を持つとか持たないとか、大豪邸に住むとか住まないとか、莫大な資産を持つとか持たないとかいったことが重要なのではない。

心でもってはいけないのだと悟った。

影を握ってはいけない。

ここに至って「本来、物質なし」と言った。

ところが宗教的知識も素養も修行も何もしていないジャーナリストのような者が無知から指摘するわけです。

生長の家の登記簿謄本か何かを調べ上げて、谷口雅春の鼻づらに突き付け、

あんたこの家と土地財産をもってる。

ほら、ここに生長の家と書いてある。

あんたもってる。

谷口雅春と登記簿にちゃんと書いてある。

あんたこの土地、家、財産をもってる

しかして谷口曰く、

いや、俺はもってねぇ

いや、あんたもってる、ここにちゃんと書いてある、あんた持ってる

いや、俺はもってねぇ。

俺が持っているのは生命の実相、ただこれ在るのみ。

大豪邸も財産も土地も家も、俺は持ってねぇ。

大豪邸も財産も、家も土地もそれは俺の生命の実相があらわした影なのだ。

俺はガキみたいに影踏みなんぞやってねぇ。

俺はもってねぇ

形ではなく、心で持ってないと言っている。

神の心は生涯どころか永遠に持っていなければならないものです。

清貧は負け惜しみ。清富になれよと申してあろうが 月光之巻23帖

清貧思想の間違いを悟らず、まだ物質に捉われている自己を見抜けず、悟っていないから「負け惜しみ」と出ている。

ところが人間は神理の影が出てきますと、どうしても人としての弱さから利益や偉い、物質的栄華や快楽を心で握り、これを目的となし、神の体を最上位に置く「偶像崇拝」を犯していくことになる。

こうなれば、もはや「救世の母体」とは言えなくなる。

清貧の思想は、まだ肉体と物質に捉われた思想だということです。

神の心以外原則、握ってはいけない。

神の心を人類の生命というからです。

肉体でも生命がなくなれば死にます。

人格も神の心が灯らなければ死ぬのです。

神とは人類の命です。

なんぴともこれをみずから持たずして生きることはできない。

だから地獄界が増大している。

霊天上界に帰天することもできない。

神理はやらざるを得ず、やれば神理の影としての現象利益が、生命即物質の理法から出てくる。

この時、この神理の影を掴み、握れば、その瞬間に救世運動はストップする。

今回の救世運動もこれでストップした。

これも要は幸福の科学が実在論を悟っていなかったことが原因です。

日蓮は悟らせようとしていたのですが、途中でビジネスに走ってカルト化してしまった。

ここで一つヒントを書いておきますが、求道者ならば実在論を悟らなければならず、特に今回の「仏陀の大法」においては最重要の基本の価値です。

これを悟らなければ、まず人類幸福化運動はできない。

生長の家の実在論では「仏陀の大法」は悟れないのです。

だから日蓮は善川三郎や大川さんに悟らせようとした。

幸福の科学は、この実在論から開始されている。

つまり日蓮は当時から知っていた。

生長の家の実在論は、過去に少し扱ったと思いますが、神のみ実在、光のみ神理です。

実在とは、本当に在る価値、本当に在る思想、本当に在るもの、これを実在と言います。

ヒントとして生長の家の実在論を参考にしますが、生長の家では、在るものとあらわれているものを混同してはいけないという。

神のみが在るのだ。

物質や自然界がどのように美しく見えようとも、これは「あらわれているもの」であり、「在るもの」ではないのだ。

ID(インテリジェンス・デザイン)の連中のように自然界や万物の合目的性に捉われ、ジョン・ホートン博士のように「神とは考えられる限りの偉大なデザイナー」と定義するのも間違っている。

人知を超えた自然界の在り方から推測しているのであろうが、どんなに自然界が見事であり、大宇宙の天体運行の整斉から月の満ちかけに至るまで、たとえ見事なものに見えても、それは実在とは言えず、あらわれている現象に過ぎない。

在る」と「あらわれている」を混同してはならない。

自然界や宇宙は「在る」のではなく、「あらわれている」のだ。

どんなに見事な自然界や宇宙でも、それを無と空じ切って「なし」と、見性しなければ生命の実相に稲妻の如く到達することはない。

神のみが「在る」のだ、自然界や宇宙は「あらわれている」のだ。

だから「本来、宇宙なし」とまで言った。

これはあらわれているものであり、在るものではないのだ。

神のみ実在、光のみ真理と言った。

自我、つまり表面意識の奥に潜在意識(霊天上界)があり、更にその内奥に大宇宙のゴッドとつながっている。

人間の生命の構造と仕組みはこうであり、生命の本質と根源の内奥には神の存在がある。

この人間生命の本質の部分、根源の神の部分、ここを見て、物質はないから「本来、物質なし」と言い、ここを見て、病気はないから「本来、病なし」と言い、ここを見て、悪はないから「本来、悪なし」と言い、ここを見て、肉体はないから「本来、肉体なし」と言い、ここを見て、物質宇宙はないから「本来、宇宙なし」と言った。

生命の本質、この神そのものを見て、ここに罪はないから「本来、罪なし」と言い、人類無罪宣言をやった。

これが生長の家の基本的な実在論の捉え方です。

この人類無罪宣言は、霊天上界においてキリスト教を超えた部分と言っていましたが、キリスト教では、まだチビを捕まえて、いい大人が、「お前には罪があるんだ、罪があるんだ、人間は罪の子なんだ」と善男善女に罪悪観を押し付け、罪の子の思想を説いておりますので神道が訂正したということです。

イエスもこれに影響を受けてあの世で言っていましたね。

今後、我々は人間・神の子の思想を全面に打ち出していく。

これを人類に納得してもらう。

人間は罪の子にあらず、神の子である

本人も罪の子の思想を気にしとったということでしょう。

人間は神を宿した神の子ということです。

ところがこの生長の家の実在論の捉え方には問題があるのです。

この問題点の把握とこれを超えた悟りがなければ「仏陀の大法」は説けない。

仏陀の真意である全人類幸福化運動と地球ユートピアの活動が思想的にも悟り的にもできないのです。

だからこの点を当時、日蓮は悟らせようとした。

実在論は西田哲学が、最も優秀です。

恐らく現時点では世界で一番高いです。

生長の家の実在論は超えてます。

これを基礎に実践できなければならない。

思想的には「仏陀の大法」とほぼ同じ実在論です。

これを本来は大川さんが単独で、恐らくは1990年代前半までに悟らなければならなかった。

どうも本論にまでいきません。

救世の母体」に関しては、まだまだ続きます。

取りあえず紙幅の関係でここで切っておきます。

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コメント

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