オーメン(前兆)

来週の15日~16日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれますが、「利上げ」が秒読み段階に入っています。

世界経済の変動を予告するかのように中米ニカラグアのモモトンボ火山の噴火に次いで今月の4日(現地3日)、イタリアのエトナ火山も大噴火しました。

噴煙は7000メートルにも及び、成層圏噴火(10km~50km)一歩手前の噴火でした。

ちなみにモモトンボ火山の噴煙は1000メートルであり、噴火を繰り返している桜島でも、せいぜい噴煙は高い時でも4000メートルクラスです。

伊シチリア島のエトナ山噴火 AFP

欧州で最も活発な活火山とされるエトナ山の噴火としては、この20年間で最も大規模なものの一つとなった。

火口から2年ぶりに溶岩が流れ出し、噴煙が上空約7000メートルの高さにまで上がったという。

少し騒がしくなってきたように思いますが、先週のOPECの総会以後、週が明けてから原油価格が急落しています。

週明けの7日、WTI(NY原油)は年初来安値を更新し「37ドル50セント」を付け、今年8月24日につけた「37ドル75セント」を下回りました。

欧州のプレント原油も8月24日につけた年初来安値「42ドル23セント」を下回り、12月7日最安値「40ドル61セント」をつけ年初来安値を更新です。

いつもならば直ぐに「40ドル台」を回復するのですが、チャートを見ますと下値を切り下げながら下落傾向に見えます。

アメリカがこのまま「利上げ」を敢行すれば、原油価格は更に下落していきます。

ゴールドマンサックスが予測していたように来年の3月までに「1バレル20ドル」まで下落するかもしれません。

するとジャンク債市場への直撃は避けられず、金融危機となります。

バルチック海運指数は一時「500ポイント」を割った後、「580ポイント台」まで戻し、その後また下落傾向を強め「551ポイント」まで下落しています。

バルチック海運指数 ブルームバーグ

商品市場(コモディティー)全体を測るCRB指数も、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ後につけたボトム(底)である「183ポイント」を既に割り、「177.13ポイント」を付け、更に下落しそうな気配です。

CRB指数 ブルームバーグ

今は「9.11直後」よりも悪いということですね。

特にCRB指数は景気や物価の先行指標と言われており、この指数が下がっているということは、景気が下降しながら、物価も全体としてデフレ傾向を強めている事実を意味しています。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、商品市場がこのまま下落していけば、関連のジャンク債市場に大打撃を与え、倒産ラッシュを招くと警告しています。

コモディティー価格低迷、関連ジャンク債に大打撃 WSJ

コモディティー価格の低迷が長引くなか、米エネルギー・鉱業関連企業のジャンク債(投機的格付け債)はベテラン投資家たちでさえ慌てるほど急落しており、各社の直面している難題が浮き彫りになっている。

多くのジャンク債は年初来で60%以上も下げている。

こうした状況は向こう数カ月間にデフォルト(債務不履行)が増加し、ジャンク債市場の他のセクターにも広がりかねないような投げ売りを引き起こすのではないかという懸念を生んでいる。

リン・エナジーの一部の社債は年初来で80%近く、ペン・バージニアの社債は75%、チェサピーク・エナジーの社債は60%ほど下落しているという。

3社とも米国で石油・天然ガスを生産している。

金属・鉱業セクターでは、石炭大手のピーボディ・エナジーの社債が約80%、カナダのモリブデン大手トンプソン・クリーク・メタルズの社債が70%ほど下落している。

チェサピークはコメントを拒否し、残り4社はコメントの要請に応答していない。

「2015年はほぼ失われた年のようだった」

あと2年ほど生き残るための財務的余裕のある企業もあるが、それ以上長引くと環境はさらに苛酷になるだろうと同氏は語った。

「希望はビジネスプランではないという古い格言はご存知だと思う。

ところが今、エネルギー企業はまさにそうした状況に置かれている」

アメリカン・イーグル・エナジーも破綻しましたが、これ以上原油価格が下がるならば、破綻ラッシュはこれからが本番だろうと思います。

新興国と資源国通貨売りは、未だ継続中です。

【ロンドン市場】資源国通貨売りが継続 クルーク

豪ドルやカナダドルは原油や鉄鉱石などの相場下落が直接、輸出額に影響するほか、リスク動向に敏感な通貨としても売られやすくなっている。

原油安が北海原油産出国としてのポンドの資源国通貨の面を再認識させている。

新興国や資源国通貨が売られますと、ドル建て債務の負担が増加していきます。

このような状況でアメリカは「利上げ」をしようとしているわけですが、通常ならば「利上げ」はできないはずなのですが、実行しそうな気配です。

労働市場情勢指数(LMCI)も「0.5」に急落しています。

労働市場情勢指数(LMCI)

右上の「1yr」をクリックして下さい。

先月10月のLMCIは「1.6」から「2.2」へと上方修正されていますが、「2.2」から11月は「0.5」に急落しています。

「0」以上が改善、以下が悪化であり、悪化はしておりませんが、先月からかなり鈍化しています。

ISMの指数も下落傾向でした。

どう見ましても「利上げ」できる状況とも思えないわけですが、もし「利上げ」するならば、それは神の意志でしょう。

FEDが「利上げ」するのではなく、神々に「利上げ」させられるのではないか。

イギリスのマクブライド氏は、次に来る経済危機は「リーマン・ショックの20倍の規模とスケール」であり、ひと月分の備蓄といかなる状況になっても家族同士の安否確認ができるようにとインディペンデント誌で警告していました。

今は「Mirror誌」に記事がそっくり移っています。

Stock up on canned food after stock market crash, warns Gordon Brown’s former adviser

3つの警告をしていますね。

本当にアメリカは「利上げ」できるのでしょうか。

するとすれば神の意図でしょうが、それは推測するしかありませんが、恐らく資本主義を一旦終わらせることが目的でしょう。

利潤(神の体)が最上位に置かれており、神の体を「上」に置いた「偶像崇拝経済」となり、利潤の「快楽のぶどう酒」を飲んだ「バビロンの大淫婦」となり、末法の世となっております。

物質宇宙は神の表現体であり、神の聖地です。

神の心が「上」であり、神の体は「下」です。

生命が「上」であり、物質は「下」です。

正義が「上」であり、利益は「下」です。

神の善が「上」であり、国益は「下」です。

あの世が「天」であり、この世は「地」であり、「天地一体」が神理です。

この通りの体制や経済原理になっていません。

逆をしています。

利益を「上」において、正義を「下」にしています。

国益を「上」において、神理を「下」にしておりますので大宇宙の理法と反しております。

宇宙と人類、宇宙と文明が分かれているわけですね。

仏教で言う「宇宙即我」ではなく、分離しているわけです。

これを神の意図通りに戻していかなければならないわけです。

そのために古い世界を一度崩壊させておくということでしょう。

神の体への負担も相当なものになっているでしょうし、動植物の生態系も異変が色々と見られます。

もしアメリカが「利上げ」をするならば、それが一つの合図ではないかと思っています。

「利上げ」がなければ、そうでもないでしょうが、もし「利上げ」があれば、それは「神の意志」が表現した「前兆」でしょう。

そう思います。

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