特別警報級 台風10号

人懐っこいオーストラリアのイルカです。

手を噛ませていますが、まるで握手をしているようです。

そのオーストラリアですが、1991年以来29年ぶりにリセッションに陥っています。

オーストラリア 29年ぶり景気後退局面に 新型コロナ NHK

オーストラリアのことし4月から6月までのGDP=国内総生産の伸び率は、前の3か月と比べてマイナス7%でした。

新型コロナウイルスの影響で2期連続のマイナスとなり、オーストラリアはおよそ30年ぶりに景気後退の局面に入りました。

第2四半期のGDPは「マイナス7%」となり、統計を取り始めた1959年以来最大の落ち込み幅となっています。

フライデンバーグ財務相は、

「28年間続いた記録的な経済成長は、100年に1度のパンデミックによって正式に終わった。

この先の道は長く、厳しいものになるだろう」

とコメントしています。

アメリカの8月の雇用統計が出ましたが、良い数字が出ています。

ソース

失業率が「8.4%」まで低下しています。

非農業部門雇用者数は「137万1000人」です。


source: tradingeconomics.com

ただこの数字は国勢調査のために臨時雇用した「23万8000人」が含まれています。

雇用の伸びは、一段と鈍化していますが、失業率は低下傾向です。

雇用が少し弱いわけですが、今後の10年間はやはりこの傾向が続くようです。

米雇用者数、今後10年の増加は金融危機後よりずっと遅いペースに ブルームバーグ

米国では2019から29年にかけて、雇用の増加ペースが年間0.4%にとどまると、労働統計局(BLS)は予測している。

この増加ペースは、金融危機に続いたグレートリセッション後の1.3%を大きく下回る。

雇用者数は向こう10年間に600万人増加して1億6880万人を予想。

経済成長率は年間1.8%と、18年までの10年間(2.3%)から鈍化しそうだという。

一方で、生産性は改善を予想している。

しかしてこのBLSの予測は、新型コロナの影響を考慮に入れていません。

最低ラインの予測と見ていいでしょうね。

今後、10年間慢性的な不況に陥っていくという予測ですが、ニューヨーク州では来年の1月までに最悪、レストランの3分の2が倒産すると見られています。

レストランの約3分の2、1月までに倒産か 米NY州 CNN

米ニューヨーク州のレストラン業界団体は5日までに、新型コロナウイルスの影響で州内にある店の約3分の2が早ければ来年1月にも倒産に追い込まれる可能性があるとする新たな調査結果を発表した。

調査結果によると、経営者の約64%が金融支援が得られないと今年末までに閉店が有り得る、あるいはその可能性が多少でもあると判断。

閉店が有り得るとした回答者の約55%は11月前にもと予想していた。

来年1月までの営業の続行を見越していたのは約36%だった。

飲食業界も航空業界と共に大変です。

その新型コロナですが、ワシントン大学がまた死者の予測を大幅に変更しています。

ワシントン大学(IHME)

ワシントン大学は、来年の1月1日まで、要は今年末までにアメリカでの死者が「41万0451名」に増えると予測しています。

最大で51万5272名を予測していますが、ついに死者40万人という数字が出てきました。

来月中旬以降、死者数は増加を始め、12月に急上昇していくという予測です。

インフルエンザと重なりますからね。

カリフォルニアの山火事も凄いことになっており、2017年に歴代トップの記録を塗り替えたばかりのトーマス・ファイアを翌年の2018年に更にメンドシーノ・コンプレックス・ファイアが記録を塗り替えたわけですが、その歴代2位の焼失面積を誇るトーマス・ファイアを今年は3つの山火事がその記録を塗り替えてしまいました。

2位. SCUライトニング・コンプレックス・ファイア

3位. LNUライトニング・コンプレックス・ファイア

4位. オーガスト・コンプレックス・ファイア(29万8629エーカー/1209平方キロ)

5位. トーマス・ファイア(28万1893エーカー/1141平方キロ)

オーガスト・コンプレックス・ファイアが、ついにトーマス・ファイアを抜いてしまいました。

しかも鎮火率は、未だ「23%」です。

トーマス・ファイアが一気に2位から5位にランクが落ちています。

明らかに気候変動でしょうね。

極端で分かりやすい州です。

一時は「猛烈な」台風で上陸、あるいは接近すると見られていた台風10号・ハイシェンですが、その可能性は低下したようであり、「非常に強い」台風で上陸、ないしは接近する見込みです。

ソース

ヨーロッパのECMWFの気候モデルでは、九州西岸を進むようであり、中心気圧は「940hPa/mb」ほどです。

1ヘクトパスカル(hPa)は、1ミリバール(mb)ですから同じです。

本日午後2時時点の気象庁の予測はこれです。

ソース

915hPaまで発達し、940hPaまでの範囲で九州を抜けるようですが、ほとんど勢力は落ちないようです。

気象庁は「100年に1回の大雨」が降るため、これを経験した人はいないと言っています。

国交省“災害は間違いない” 最大級の警戒呼びかけ ANN

ソース

気象庁は災害が起こるのは、ほぼ間違いないと警告しています。

九州に接近直前の台風10号はこれです。

ソース

接近直前で中心気圧が「915hPa」であり、最大瞬間風速は、なんと「80m/s」です。

FNNでは、最大瞬間風速を「85m/s」と報道していました。

これではフィリピンを襲ったあのスーパー台風であるハイエンと大して変わりません。

ハイエンの最大瞬間風速は「90m/s」でした。

では実際、中心気圧はいくらで上陸、ないしは襲われるのでしょう。

この報道では「925hPa」で影響を与えていくと言っています。

台風10号の直径は560㎞ほどであり、大型の台風です。

九州西岸を進みますので、台風の右側にもろにさらされます。

台風の右側は、反時計回りの風を巻き込む危険半円と言われており、ここが九州全土を襲います。

しかも上陸すれば、通常台風の勢力は衰えるわけですが、海上を進むために台風の勢力は衰えず、そのまま危険半円にさらされ続けることになる。

特別警報が出される基準は、中心気圧が「930hPa以下」であり、風速は「50m/s以上」です。

台風10号は、この基準に当てはまっておりますので、特別警報が出される可能性は十分あります。

台風の特別警報が出されれば、沖縄を除いて初めてとなります。

事実、明日の午前にも鹿児島県で出される可能性が報じられている。

6日午前にも鹿児島県に台風の特別警報の可能性高まる 気象庁 NHK

それだけ危険な台風ということでしょう。

上陸時で「925hPa」と言いますと、歴代1位タイとなります。

ソース

ソース

第2室戸台風と同じです。

画像に「台風番号」とありますが、これです。

過去の台風の番号と名前の対応表(1951年から1999年まで) 気象庁

2000年から2019年までの台風番号と名前

当初、この台風10号は、数千名の犠牲を出した伊勢湾台風と比較されていました。

しかして1950年代や60年代の頃と今では、治水対策も護岸工事も進歩しておりますので、いくら規模が同じ台風でも昔と同じ犠牲が出るとは考えにくい。

暴風と大雨の影響による目安はこれです。

ソース

ソース

2年前の2018年8月に大阪を襲い、甚大な犠牲を出した台風21号の時の被害はこれです。

この時の台風21号の上陸時の中心気圧は「950hPa」でした。

今回の台風10号は、「925hPa」と言われておりますので、まさに特別警報級の過去最強クラスの台風と言っても過言ではないでしょう。

大雨、暴風、高波、高潮、停電、断水、道路の冠水、床上床下浸水、土砂災害や河川の氾濫が予想されますが、現在40個のダムで事前放流が行われ、大雨に備えてダムの水量を減らしています。

最悪なのは明日の夜から深夜の朝方にかけて台風のピークを迎えることです。

この台風は深夜に襲ってきますので、明かりの準備は必要でしょうね。

深夜に停電となれば、二次災害を引き起こしかねない。

災害が起こることは、ほぼ間違いないそうですから、明日死ぬとは誰も思っていないでしょうが、それだけの最強台風となれば、死者も恐らくでるのでしょう。

明日の夜から明後日にかけて、九州は正念場を迎えます。

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