国際

不安的化する世界経済

トランプ次期大統領がどうしても気に食わない方がおられるようです。

大統領選結果に異議を申し立てていた投票の再集計運動が終結しました。

米大統領選、再集計運動が終結 実施は1州のみ ロイター

ジル・スタイン氏が中心となり、激戦3州で進めていた大統領選投票結果の再集計運動が12日終結した。

スタイン氏は、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアの3州で票の再集計を請求。

ウィスコンシン州では再集計が行われたものの、残り2州では最終的に裁判所が再集計を認めなかった。

再集計が認められたのはウィスコンシン州だけであり、それ以外は棄却されています。

そのウィスコンシン州でも票が減るどころか、再集計によってトランプ氏の票が「131票」増えています。

米ウィスコンシン州、再集計でもトランプ氏の勝利変わらず AFP

再集計の暫定結果ではトランプ氏が民主党のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に2万2000票余りの差をつけた。

得票数のリードは再集計前よりも131票拡大した。

これによってトランプ次期大統領で決まりと言っていいと思いますが、同じアジアの暴言王・ドゥテルテ氏と相性が良さそうです。

オバマ大統領とは喧嘩腰のドゥテルテ氏でしたが、トランプ氏とは協調していきそうです。

トランプ氏、比大統領の麻薬撲滅戦争「正しいやり方」 AFP

ドゥテルテ大統領は2日夜、トランプ氏に米大統領選での勝利を祝う電話をかけたという。

その際、トランプ氏から、物議を醸しているフィリピンの麻薬撲滅戦争の「成功」を願っていると言われたという。

トランプ氏側はこの電話での会談について短い声明で、ドゥテルテ氏はトランプ氏を祝い、2者は緊密に連携することに同意したと発表している。

ドゥテルテ大統領もそうでしたが、やはりトランプ氏も暗殺を警戒しているようです。

2015年から脅迫状が届き始めたために公の場では、必ず防弾チョッキを着ているそうです。

トランプ氏、銃撃の標的に 防弾チョッキ着用 全米で抗議デモ拡大、一部暴徒化

全く穏やかではありません。

米メディアによると、トランプ氏陣営には2015年から脅迫状が届き、トランプ氏は、公の場に出る際には防弾チョッキを着ているという。

米国では過去には現職の大統領が暗殺される事件もあった。

現在のオバマ氏を含む歴代大統領44人のうち、4人が凶弾に倒れた。

また、暗殺未遂、暗殺の計画が明らかになったのは、公の記録が残っているだけでも16人に上っているとされる。

歴代大統領44人のうち16人もの大統領が暗殺未遂、ないしは暗殺の計画があったとあります。

暗殺の可能性は「36.4%」です。

10人中3人~4人は暗殺の対象となっている。

実際に暗殺された暗殺率は「9.1%」であり、10人中1人は暗殺されている計算になります。

これだけ反発が強い大統領ですと、暗殺の可能性だけはありそうです。

FRBが利上げしました。

米FRB、1年ぶり利上げ0.25% 全会一致 日経

米連邦準備理事会(FRB)は14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、1年ぶりの利上げを全会一致で決めた。

利上げ幅は0.25%。

短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を、年0.25~0.50%から0.50~0.75%に引き上げた。

新たな政策金利は15日から適用する。

FOMCメンバー17人の利上げ見通し(中央値)は、17年に3回、18年に3回となり、引き締めが加速すると見込んだ。

前回公表した9月時点の見通しは17年に2回、18年は3回だった。

去年の見通しでは2016年には8回のFOMCのうち「4回」利上げすると言っていたわけですが、結局は「1回」だけでした。

来年2017年は「2回」の予想が多かったわけですが利上げは「3回」、2018年も「3回」の利上げを見込んでいます。
年0.75%以上上げていくということですね。

このペースならば2018年には「2%」を越えそうです。

トランプ相場で株高、ドル高、金利高が続いていますが、世界的には引き締め政策に移行していくようです。

実際は限界がきたために、日銀もECBもFEDもこれ以上金融緩和できないということでしょう。

新債券王・ガンドラック氏が警告です。

ガンドラック氏:米10年債利回り3%突破なら市場に大打撃与える ブルームバーグ

トランプ次期政権下で見込まれる財政赤字増大やインフレ率上昇に伴い、米10年債利回りが来年には3%に上昇する可能性があり、その場合市場に打撃を与えると予想した。

「米国債利回りがさらに上昇する地点に達しつつある。

3%突破なら確実に社債やジャンク債の市場流動性に対して、実際の影響を及ぼし始めるだろう」

「米10年債利回りが3%を上回れば、株式市場や住宅市場の一部側面に特に疑念を招き始めると思う」

現在のアメリカ10年債利回りは「2.575%」まで上がっています。

アメリカ10年債利回り

日本の長期金利も上昇傾向です。

果たして日銀は「0%近辺」に抑えることができるでしょうか?

抑えることができなければ財政破綻です。

2、3年中に前代未聞の「VaR(バー)ショック」を引き起こすのではないか。

金利上昇によって欧米日の先進国が軒並み不安定化しそうです。

主要先進国の経済成長が軒並み停滞している中でのアメリカの利上げです。

ついに金融緩和ができなくなりました。

サマーズ元財務長官が、世界の政治も経済も制御不能と警告です。

危険水域に入った世界経済  Wedge

サマーズ元米財務長官が、10月9日付ワシントン・ポスト紙掲載の論説で、世界の政治・経済双方が制御不可能の状況に陥っていることへの不安を指摘

10月7~8日の世銀・IMF年次総会は、経済停滞の長期化とポピュリズム政治の世界的蔓延を受け、指導者たちは事態のコントロールを失い、世界経済は海図のない危険な領域に入って来たのではないかという不安感に彩られていた。

不況が迫っているほどではないにしても、世界の主要地域の経済成長がほとんど止まっている中、中央銀行には利下げで景気刺激を行う余地がない。

普通、利下げのためには5%程の余裕が金利にないといけないのだが、ゼロ金利状況の今、そのような状況はあと何年たっても訪れまい。

サマーズ氏がびびってます。

減税すれば良くなる。

増税すれば良くなる。

財政支出を増加すれば良くなる。

需要を増やせば良くなる。

投資を増やせば良くなる。

聞き飽きた。

生命の悟りも向上もなく、信仰すらない世界がよくなるわけないでしょう。

まだ金で良くなると思っている。

それで良くなるならば、神さまはいらないでしょう。

宇宙は神の心を悟る学校であり、道場です。

それ以外の意味はないのです。

神とは何かを知らなかった、自分とは何かを知らなかった、このような者はクラゲに見えるとゼウス神も言っていました。

富は相対的なものである限り、それを最上位に置いても無限の対立と矛盾しか社会に現さない。

諸神霊はもう信仰もなく、悟りもなく、正義への服従も何もない者達の文明や国家を繁栄させることはないのです。

未来に生まれる人たちのことを考慮に入れても、あり得ないことをしている。

放っておけば、何年でも富を追いそうです。

未来の神の子達にも富を追わせ、国益を追わせる気でしょうか。

随分と無責任な人達です。

相対的なものを絶対化することを「神への傲慢」と言い、かつての文明も全てこの「神への傲慢」によって滅び去っていったのです。

自我の好き嫌い、快不快、国益、利益、物質、肉体等々、これら相対的なものを絶対化するとは、物質を最上位に置いた「偶像崇拝」であり、いつも厳しく神々から指摘されてきたはずです。

信仰とは絶対的なものを絶対化し、相対的なものを相対化することです。

現実そのままが真理 : 西田幾多郎

物質宇宙は神の表現体であり、神の体です。

神の心が「天」であり、神の体は永遠に「地」で天地一体です。

正義は「天」であり、国益は「地」で永遠に天地一体です。

この通り生きられたら宇宙即我、すなわち仏教的には如来です。

この理法は永遠なるものであり、ゲーテも述べていたように、移ろいゆくものは、すなわち物質は、永遠なるもの、すなわち神の心の比喩に過ぎずです。

富を「天」に置き、正義を「地」に置いている。

宇宙と分離している。

神(大宇宙)と分離すれば、それを神の眼から見た「罪」というのです。

それとも大宇宙(神)を否定できる人がいるのでしょうか。

いくら霊格が低く、未熟な者であったとしても、神は神御自身を絶対否定できないように物質的にも宇宙としてあらわれております。

無神論などあり得ないのです。

人類70億人の一人の例外もありません。

眼前の大宇宙を否定できる者は一人もいないからです。

過去も一人もいなかったし、今もいないし、今後も永遠にいない。

大宇宙を否定できるものならば、やってみろということですね。

誰でも確認できる大宇宙を一体何だと思っているのでしょう。

しかも肉体は人類全員一人の例外もなく、自然界に養われているくせにね。

毎日、空気吸って、水を飲んでいるでしょう。

神の体に養われているじゃない。

人格は神々からのインスピレーションで心も養われているでしょう。

人類はみな肉体は神の体が、精神は神の心が養っています。

宇宙が我々人類を永遠に養っているじゃないの。

経済活動でも鉄や原油は、どこから取っているの?

自然界という神の体から取っているでしょう。

それで自動車を作ったり、家を作ったり、暖房を取ったりしているでしょう。

神が生かしているじゃありませんか。

否定できるの?

無神論とは、大宇宙が神だという永遠に変わらない事実を知らない人だけです。

宇宙が神そのものだという事実を知らないわけです。

だから無神論だのなんだの屁理屈を言う。

とにかく今後、無神論だの何だの屁理屈言う人ね、あるいは富や国益を最上位に置く人間や文明は繁栄することはありませんからね。

宇宙の構造と仕組み通りに個人も文明も、あるいは地球そのものも戻していく運動ですからね。

多分、欧米からになるでしょうけどね。

日本はこんなんですからね。

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コメント

  1. You are my aspiration, I have few web logs and very sporadically run out from to post .

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