真理関係

幸福の科学の教え 6

真理を悟るとは「永遠」を悟るということであり、「永遠」を悟るとは、「真実」を悟るということです。

「真実」を悟ることを真理を悟ると言う。

物質が真実ですか?

それとも精神が真実ですか?

肉体が真実ですか?

それとも心が真実ですか?

利益が真実ですか?

それとも真理が真実ですか?

有限が真実ですか?

それとも無限が真実ですか?

自我が真実ですか?

それとも神我が真実ですか?

神の心を悟るとは、真実を悟ることです。

有限の肉体人生を生きて、最後は無となり、信じた真善美の価値も脳の喪失と共に無となる、これが真実ですか?

真心ややさしさ、あるいは真善美、正義や愛、これら手で触れることもできず、知覚神経で捉えることもできず、目で見ることもできない価値、しかしてそれを信ずる心は不変であり、これが脳の喪失と共に無となり、なくなるのですか?

それが真実ですか?

生涯、真心とやさしさに生きたその心は死と共に、あるいは脳と共になくなるのですか?

それが真実ですか?

なくなるのは脳細胞の方であって真心の方ではない。

なくなるのは肉体の方であってやさしさの方ではない。

神の心は信じても、最後すべて脳細胞と共になくなるのですか?

神の造られた世界は、信じた価値がなくなる世界なのですか?

それとも信じた価値はなくならない世界なのですか?

永遠になくならない価値を信ずることを信仰と言います。

正義はなくなるのですか、あるいはなくならないのですか?

愛は脳と共になくなるのですか、あるいはなくならないのですか?

「永遠」の発現体として輪廻転生と多次元世界が展開しています。

輪廻転生があるということは「永遠」を生きているということであり、多次元世界があるということは「永遠」が在るということを意味している。

「永遠」を悟ることを真理を悟るという。

肉体はあの世に持って帰れるのですか、あるいは持って帰れないのですか?

富はあの世に持って帰れるのですか、あるいは持って帰れないのですか?

正義はあの世に持って帰れるのですか、あるいは持って帰れないのですか?

愛はあの世に持って帰れるのですか、あるいは持って帰れないのですか?

神の心はすべてあの世に持って帰ることができる。

これをあの世とこの世を貫く幸福と言う。

肉体はあの世に持って帰れず、富もあの世に持って帰れない。

食料をいくらため込んでも、あの世に持って帰ることはできない。

いくら家や土地に執着しても、それをあの世に持って帰ることはできない。

いかに地位や名誉を他者に誇ろうが、その地位や名誉をあの世に持って帰ることはできないし、全く通用もしない。

あの世に持って帰れないということは、あの世の「天」とこの世の「地」が切られているということであり、天地が分離しているということだ。

あの世に持って帰れないという事実は、それだけであの世とこの世を貫いていないことを意味している。

そしてこのあの世とこの世を貫いていないものこそが、世界に腐敗をもたらし、気候変動の原因ともなっている。

悟りはあの世に持って帰ることができる。

愛はあの世に持って帰ることができる。

正義はあの世に持って帰ることができる。

真善美は、そのままあの世に持って帰ることができる。

過去のすべての偉人や天才は、すべてこのあの世に持って帰れるもののために生きた。

あの世に持って帰ることができるとは、愛や正義、悟りや叡智はすべて「永遠」なる価値であるということだ。

そしてこの「永遠」こそが唯一、世界を浄化し、仏国土を建設し、神の国を造り上げる基本の価値です。

「永遠」とは神の属性そのものであり、この神の心のみが世界を浄化し、仏国土を顕現し、神の国を創造することができる。

あの世とこの世を貫く価値のみが、全世界を幸福化していく。

あの世とこの世を貫かないものが、全世界を腐敗させている。

従ってあの世とこの世を貫く価値こそが、全世界を良化していく。

信仰とは、あの世とこの世を貫く価値を信ずることを言う。

富をあの世に持って帰れますか?

持って帰れない。

ならば富は信仰の対象とはならない。

肉体はあの世に持って帰れますか?

持って帰れません。

ならば肉体は信仰の対象とはならない。

幸福の科学では、あの世とこの世を貫く幸福を説いています。

あの世の「天」とこの世の「地」が貫かれた天地一体の悟りを説かなければならない。

食料はあの世に持って帰ることができますか?

持って帰れません。

ならば信仰の対象とはならない。

人はパンのみに生きるにあらず、神の言葉の一つ一つによって生きる : マタイ4-4

肉体はパンで生きるが、精神はパンによって生きることはできない。

肉体はパンによって生きているが、心は神の言葉でなければ生きられない。

あの世に持って帰れない肉体は、同じくあの世に持って帰れないパンによって生きる。

しかしてあの世にもって帰ることができる精神は、あの世に持って帰れないパンによって生きることはできない。

あくまでそのパンによって生きようとすれば、その精神は死ぬ。

これを地獄と言う。

あの世に持って帰ることができる心は、同じくあの世に持って帰ることができる愛と正義、この神の心でなければ生きることはできない。

すなわち神の心によってしか人間の精神は生きられない。

人はパンのみに生きるにあらず、神の言葉の一つ一つによって生きる : マタイ4-4

肉体は神の体が意味するパンによって生かされ、精神は神の心が意味する真理によって生かされている。

肉体精神共に神によって生かされている。

信仰を傲慢によって失ったところに現代世界の腐敗がある。

世界の構造は、あの世もこの世も主客合一の法則によって造られている。

大宇宙の構造と仕組みが、主客合一の法則によって造られているということは、眼前の大宇宙が我々人間を生命存在として永遠に定義づけているということだ。

目の前の大宇宙、すなわち神ご自身が、我々人間を生命であり、霊であり、精神存在として永遠に定義づけているということだ。

世界の存在そのものが、我々を神の子として永遠に定義づけている。

我々の精神が、パンによっては生きられず、神の言葉のひとつひとつによってしか生きられないということは、我々は永遠に生命存在であり、霊であり、人格的存在だということだ。

心は正義によってしか生きられない。

心は愛によってしか生きられない。

心は真理によってしか生きられない。

心は真心と優しさによってしか生きられない。

我々自身は、神の心によってしか生きられない。

生涯を憎悪によって生きた時、その心は生きられるでしょうか?

生涯を恨みと憎しみによって生きた時、その心は生きられるでしょうか?

そう死にます。

それを地獄と言い、不幸と言う。

そして地獄界は神の造った世界ではありませんから、不幸は神の創造せし世界ではない。

神の心とその目的は、永遠の幸福と言わねばなるまい。

いや、永遠そのものを幸福というのだ。

我々未熟で不完全な人間が、初めから有限の人生、有限の肉体、有限の存在として造られていたならば、そこには不幸しかないであろう。

輪廻転生があり、多次元世界があるということは、人は永遠を生きているということであり、永遠を生きる人間の目的が不幸のわけなかろう。

永遠に不幸にするために神が神の子を造るわけなかろう。

輪廻転生があり、多次元世界があるということは、人は永遠に生きるということであり、その永遠の目的とは、全人類の幸福にあるということだ。

永遠とは神の属性であるから、神が目的としているのは全人類の幸福であるということ。

幸福とは神が意図している目的であり、人間の快楽のことを指しているのではない。

永遠とは、すなわちこれを幸福と言う。

ならば幸福の科学が全人類幸福化運動を掲げるならば、その目的とするところは神の心であり、正しき心と言わなければならない。

間違った心で幸福になれるのですか?

それは地獄に堕ちて不幸となるのではありませんか?

人類幸福化運動と言うならば、それは正しき心の探究と実現に始まってこれに尽きる。

これはGLAもそうですが、幸福の科学とその他のすべての宗教団体とを画然と分けている第二のものが多次元世界です。

四次元幽界・五次元霊界・六次元神界・七次元菩薩界・八次元如来界・九次元宇宙界etc・・・。

死後の世界という言い方は方便であり、ある意味語弊がありますが、霊界の全貌を説いています。

どこの宗教団体が、あの世の全貌を正確に説いていますか?

カトリックがあの世の世界の全貌を説いていますか?

プロテスタントがあの世の全貌を説いていますか?

仏教があの世の世界の全貌を説いていますか?

イスラム教があの世の世界の全貌を説いていますか?

単にあの世がある、天国と地獄があるという単純な世界観しか説いていないはずです。

その他、近現代の宗教団体のどこがあの世の世界の全貌を説いていますか?

説いているのは高橋信次氏時代のGLAと幸福の科学だけです。

他の宗教団体では説いておりませんし、第一元々説けない。

しかしてこの多次元世界こそが、今回の救世運動の核の一つであり、幸福の科学と他の宗教団体とを画然と分けている世界観です。

霊天上界最高霊域では、この多次元世界は既に共通の世界観になっているようであり、この世は遅れておりますが、この点は、カントの霊界経験論批判を読んでも、ニュートン氏の言容を聞いても分かるわけです。

ちなみに今回明らかになりましたが、ニュートンの過去世はアルキメデスやピタゴラスとして、かつてギリシャに生まれており、アルキメデスがどうやらニュートン意識の本体部分らしく、地球の科学者の中では頂点に立っている方であることが判明しています。

アイザック・ニュートン氏はイエス・キリストや釈迦と同じ霊格をもっており、そのアルキメデスの下にユークリッドだのアインシュタインだのエジソンだのがいる、とエジソン自身が言っていました。

このニュートンがアインシュタイン博士の指導霊として指導され、自己の時間と空間の考え方を変えていきました。

アルキメデスがニュートンとして生まれ変わり、古典力学を作っていったわけですが、科学者の頂点に立っている方ですから、地球の科学の発展はこの方が握っているといってもいいでしょう。

そのニュートン氏が、あの世で述べていたことは、要は今後の科学は霊界の探究へと向かう。

この多次元世界の解明へと科学は向かい、今後の科学はこの多次元世界の解明なくして一歩も進歩することはないのだ、と。

そう言っていました。

つまり高橋信次氏の説いた多次元世界は、既に最高霊域では既知のこととなっており、探求の対象となっている。

従って今後の歴史は、科学者のみならず、哲学者も宗教家もすべてこの多次元世界の解明へと向かいます。

今後の歴史を通して徐々に解明されたものが降りてきます。

ここに人類の幸福があるということですね。

幸福の科学と他の宗教団体とを画然と分ける教えの二つ目がこの多次元世界ということです。

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