ローマ法王 公文書で警告

イギリス総選挙の支持率の世論調査ですが、調査会社オピニウムの調査では保守党の支持率が10月25日時点で「40%」台となっています。

ソース

労働党 (Lab) の「24%」と比較して16ポイント引き離しています。

自由民主党 (Lib Dem) が「15%」であり、ブレグジット党が「10%」です。

代表的な調査会社の集大成であるブリテン・エレクツでは、保守党が「36.3%」、労働党が「24.8%」となっています。

ソース

どの調査会社の世論調査でも保守党の支持率が急上昇しておりますが、このブリテン・エレクツは、代表的な調査会社、たとえばユーガブやパネルベース、コムレスやイプソス等の最新の数字が掲載されますので、総選挙の支持率を確認する時には、このサイトを見るだけで十分です。

ソースの下の方に各調査会社の最新の世論調査の数字が掲載されています。

色のついたグラフの上にポインタを載せれば、政党名と最新の支持率の数字が出ます。

この支持率を保守党が12月まで維持できれば、勝利するでしょうね。

カリフォルニアの山火事も30日からのサンタアナ・ウィンドの強風で次々と新たな山火事が発生しており、今後強風は落ち着いてくるとはいえ予断を許さない状況が続いています。

ソース

イージー・ファイアやゲティ・ファイアに続いてマリア・ファイアが発生していますが、ゲティ・ファイアの情報がありません。

マリア・ファイアは、既に「9412エーカー (38平方キロ)」を焼き、1万800名が避難命令を受けています。

少なくとも2棟の建物が焼失しているようです。

キンケード・ファイアの焼失面積は「7万7758エーカー (315平方キロ)」であり、鎮火率は「72%」です。

ソース

焼失家屋は「360棟」であり、ダメージを受けた建物は「59棟」であり、計「419棟」の被害です。

建物では、かなりの被害を出している。

これ以上建物の被害が広がり、あと「127棟」被害を受ければ、構造物被害のベスト20位に入ります。

北米だけではなく、南米ブラジルでもアマゾンに続いて最も多様な生態系をもつパンタナル湿原で火災です。

ブラジル・パンタナル湿原で大火災 生物多様性の高さで世界有数 AFP

ブラジル南部のパンタナル湿原で大規模な火災が発生している。

地元当局が10月31日、明らかにした。

同湿原は世界で最も生物多様性が高い場所の一つで、人気の観光名所でもある。

8月にはアマゾンの熱帯雨林でも大規模な火災が発生し、環境団体は数百万ヘクタールが焼けたとしている。

8月のアマゾンに続いて多様な生態系をもつパンタナル湿原での火災です。

10月25日に始まった火災は、既に5万ヘクタール (500平方キロ)の植生を破壊しています。

Brazil wildfires: Blaze advances across Pantanal wetlands BBC

この多様な生物種を有するパンタナル湿原ですが、10月30日までに「8000件」を超える火災が起きており、前年同期比で「462%」も増加しています。

ブラジルでは今年、山火事が多発しておりますが、公式の数字では1月1日から10月30日までに「16万7000件以上」の森林火災が起こっています。

自然界と生物種を殺しまくっている。

何とも、まぁ、世も末ですな。

北米西海岸と南米が火で焼かれている。

熱帯林の破壊から放出される炭素の量は、従来考えられていたよりも「626%」多かったという新しい研究論文が出ています。

Climate impact from loss of tropical forests 600% higher than thought インディペンデント

実に劇的な結果だったと言っています。

科学者は2000年から2013年に世界中の「5億4900万ヘクタール (549万平方キロ)」の手付かずの熱帯林のうち「4800万ヘクタール (48万平方キロ)」が破壊されるのを見てきた。

主にアマゾン・コンゴ盆地・ニューギニア島です。

熱帯林の「20%」だけが全くの手付かずですが、それは熱帯林全体の「40%」の炭素を貯蔵している。

2000年から2013年の間にその手付かずの熱帯林は、「7.2%」減少したとあり、その最終的な炭素排出量は推定されていないと言っています。

森林が燃えて灰になるというのは、従来考えられていたよりも多くの炭素を排出している。

その山火事が頻発しているわけです。

東大の先生も人類に残された時間は、あと「19年」しかないという厳しい警告をしています。

東大名誉教授が警告「人類に残された時間は20年」―地球温暖化の猛威が現実化、急がれる対策 志葉玲

「人類に残された時間はあと20年程度。それ以上、対策を引き延ばせば本当に手遅れになる」

これは2018年の記事ですから、あと「19年」です。

「北極圏の海氷が年々減り続け、このままでは、温暖化による影響がさらなる温暖化を招く、『ポジティブ・フィードバック』が始まってしまう」

ちなみに北極の海氷は、1年間で北海道ほどの面積が毎年失われています。

ソース

「カナダやロシア、フィンランドなど8ケ国による共同研究によれば、このまま気温上昇が続けば、2040年には、夏場に北極圏の海氷が全て溶けてしまうことになると予測されています。

北極圏の海氷は、巨大な鏡のようなもので、太陽光線を反射するのですが、氷が溶けてしまうことで、より多くの熱を地球がため込むようになってしまいます。

そうなると、シベリアの永久凍土や、海中のメタンハイドレード(氷状のメタンガス)が溶け、CO2の20倍以上の強力な温室効果ガスであるメタンガスが大量に放出され、地球温暖化がさらに加速することになってしまいます。

既に、永久凍土からのメタン放出は始まっていますが、極地の氷が失われることで、より大量に放出されるようになれば、極めて深刻な状況になるでしょう」(山本教授)。

北極の海氷の減少が、世界中で異常気象をもたらしており、極地と赤道との温度差が縮小すれば、ジェット気流が蛇行を始め、北極の寒気が南に流れ込み、北米では猛烈な寒波が起こる。

寒波も温暖化の影響とあります。

スーパーハリケーンもスーパー台風も温暖化の影響であり、そのうち国家や文明が立ち行かなくなるほど凄まじいものになる可能性がある。

地球温暖化を止めないと文明が崩壊する。

「ホーキング博士だけでなく、温暖化が人類存続を危うくするものだという声は、世界の専門家から次々と上がっている」

「ドイツのメルケル首相のアドバイザーのジョン・シェルンフーバー博士は、このまま温暖化が進行したら、今世紀末には人口の大半が犠牲となるだろうと警告していますし、ローマ法王フランシスコも『このままでは最後の審判が近い』と公文書で温暖化の脅威を訴えています。

あと20年くらいで脱炭素社会を実現しなければ、こうした予測は現実のものとなるでしょう」(同)。

温暖化を止めないと今世紀末に大半の人口が犠牲となる。

ローマ法王も温暖化の脅威を「最後の審判が近い」と公文書で訴えている。

そしてその「最後の審判」を避ける時間的余裕は、あと「19年」しかない。

そんなに手遅れならば、イエスが手を引くはずですけどね。

まだ大丈夫なんじゃないか。

眉根に皺を寄せて、あまり深刻なことばかり言いたくないので朗報をいくつか。

1989年に施行されたモントリオール議定書によって長期的に拡大していたオゾンホールが、2060年には完全に回復するそうです。

Ozone layer expected to heal fully by 2060 FutureTimeline

2000年以降、10年間で「3%」づつオゾン層は回復しており、このペースでいけば、2030年には北半球や中緯度地域のオゾン層が回復し、2050年代には南半球、2060年までに極域が回復する。

朗報です。

また長崎県壱岐市(いきし)が、今年9月25日の議会定例会において、日本で初めて「気候非常事態宣言」を可決し、承認しました。

長崎県壱岐市が日本初の「気候非常事態宣言」。2050年までにゼロエミッション、再エネ自給率100%目指す IDEAS FOR GOOD

ここですね。

可決した背景には、豪雨と海水温の上昇による魚の住処となる藻場の大幅な減少があるようです。

2016年には前年比で漁業総生産量が3割減少した。

2017年の漁獲量を10年前と比較すると、6割も減少したという。

漁業を主な産業とする壱岐市にとっては大打撃だ。

10年前よりも漁獲量が「60%」も減少しています。

温暖化による海洋資源の枯渇がここでも見られます。

壱岐市が気候非常事態宣言を出した背景には、気候変動による自然災害が顕著になってきたことがあげられるという。

「2017年は50年に一度という豪雨が2回、今年(2019年)もすでに同規模の豪雨に見舞われました」

豪雨は統計の数字でも出ており、統計開始の最初の10年間と最近の10年間とを比べると1時間降水量50ミリ以上の発生回数が「1.4倍」になっている。

ソース

豪雨が増えているわけです。

赤の線も増加傾向を示している。

つまり今後も豪雨は増えるわけです。

すまん、朗報にならなかった。

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コメント

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