ニュー・ノーマル(新しい常態)

以前、「7月28日の記事」でミャンマーの仏塔が、水没した記事を記載しました。

これですね。

この時は仏塔が水没したわけですが、今度は中国においてアジアで最も高い仏塔が、焼失しています。

アジアのNO.1と言われていたようです。

かなりの話題となっていたようであり、一応ソースの動画はすぐに削除されますので、海外の報道も貼り付けておきます。

最高の仏塔が水没した後、火で焼失する。

あまり気分の良い報道ではありませんが、ひっかかったのでメモがわりに張り付けておきます。

いよいよ今回のカリフォルニア南部の山火事が、史上最悪を更新するか、しないかの瀬戸際まできたようです。

毎度毎度、日本の報道は海外のニュースに関心がないのかどうか知りませんが、いつも1日遅れか数字が実際と合わない報道ばかりであり、正確な情報を得ようにも、中々得られない報道が多い。

例えば日本の最新の報道はこれです。

焼失面積が「800㎢」とあります。

こちらのCNNの報道でも同じです。

発生から1週間、カリフォルニア火災の猛威続く 知事「新たな常態」 CNN

カリフォルニア州南部の各地で発生した山火事は、1週間たっても収まる気配がなく、これまでに計約8万ヘクタールを焼失、建物など792棟が焼け落ちた。

最も規模の大きいロサンゼルス北西部ベンチュラ郡の火災では、消防士4000人あまりが消火活動を続けている。

8万ヘクタール」とは、「800㎢」であり、上記のTBSの数字と同じです。

実際は、既に6つの山火事を合算した焼失面積は「1000㎢」を超えています。

建物も6つの火災を合算すれば、「792棟」ではなく、既に「1000棟」を軽く超えているのです。

消防士の数も「4000人」とあるのですが、トーマス・ファイアだけで「5773人」であり、6つを合算すれば軽く「9000人」を超えているのです。

色々と数字があわないわけです。

大和川の氾濫の時の報道も酷かったですが、これですと正確な情報を得ようとしても日本の報道では得られないことになる。

ちなみに上記のCNNの記事で少しうけましたが、ブラウン知事がこう言っています。

「これは言ってみれば新たな常態だ」

今後も何十年もの間、大規模な火災が日常的に発生するだろうと予想。

「気候変動によって、カリフォルニア州南部は文字通り炎上するという科学者もいる」と指摘した。

異常なことが日常化する、異例な事態が常態になる、そしてそれは何十年も続く。

ブラウン知事はこれを「ニュー・ノーマル(新たな常態)」と言っているわけですが、

・・・単に悪化してるだけじゃん・・

取り返しのつかないほど悪くなっているだけでしょうと思いましたが、物は言い様です。

ニュー・ノーマル」だそうです。

またメディア王・ルパート・マードック氏のワイナリーも大事には至らなかったようです。

マードック氏のワイナリー、大事に至らず-米カリフォルニア州山火事 ブルームバーグ

一部のワインは失われ、多少被害はでた模様ですが、負傷者もおらず、大事には至らなかったようです。

民放の報道は以上ですが、さすがにNHKは、割と正確な報道をしています。

カリフォルニア州の山火事 一部で延焼広がる NHK

一連の山火事で、これまでに1人が死亡し、住宅など1000以上の建物と10万ヘクタール余りが焼失し、一時、20万人以上が避難しました。

10万ヘクタール」とは、「1000㎢」です。

焼失面積の規模では、既に前回史上最悪と言われた10月の焼失面積「990㎢」を超えています。

とんでもない森林火災に発展しています。

前回、10月の山火事は「死者数」においてカリフォルニア史上最悪を更新しました。

それまでの最高は1933年に起きた山火事の死者「29人」でしたが、今年10月の火災は「44人」となり、死者数としては史上最悪を更新しました。

米カリフォルニア州の山火事、死者31人に 1933年の被害超え過去最悪 産経

今回のカリフォルニア南部の火災は、焼失面積の規模において史上最悪を更新しそうです。

報道では数字がまちまちでどれが本当の数字か分からないわけですが、カリフォルニアの森林火災では、それを取り仕切っているカリフォルニア州森林保護防火局、いわゆる通称・カル・ファイア(CAL FIRE)から取るのが正確だと思っています。

ここは1885年に設立された州立組織です。

ここが元なのです。

カル・ファイアが公表している現時点の昨日から比較した鎮火率はこれです。

トーマス・ファイヤ   鎮火率 15% → 10%

ライ・ファイア     鎮火率 90% → 93%

クリーク・ファイア   鎮火率 90% → 95%

スカーボール・ファイア 鎮火率 75% → 85%

リバティ・ファイア   鎮火率 100% → 100%

ライラック・ファイア  鎮火率 60% → 75%

ソース

鎮火率が上がっていますから、トーマス以外の火災は、おのずと鎮火していくでしょう。

ソースにあるトーマス・ファイアの「more info」をクリックしますと、その詳細情報が出てきます。

トーマスによって、1万8000の建物が脅威にさらされており、既に790棟が破壊され、191棟がダメージを受けている。

焼失面積はトーマスだけで「23万エーカー」とあり、10%が鎮火したとあります。

昨日より鎮火率が低下しているのは、それだけ燃え盛っている、燃え広がっているということです。

消化よりも延焼のスピードの方が優っている。

23万エーカー」とは、「931㎢」であり、トーマスだけで前回の山火事の焼失面積に卑近している。

6つの山火事すべてを合算しますと「25万6490エーカー」となり、これは既に焼失面積が「1038㎢」に及んでいることを意味します。

焼失面積では、前回を超えました。

もちろんトーマスはまだ鎮火したわけではありませんので、この数字は日々変わっていきます。

最終的にトーマス・ファイアは、焼失面積の規模としては、あと2日~3日ほどでカリフォルニア史上最悪を更新する可能性が高いです。

上記のNHKの記事でも記載されておりますが、あくまで現時点ではトーマスは歴代「5位」です。

地元メディアは、これまでにカリフォルニア州で起きた山火事で5番目に規模の大きいものになっていると伝えています。

これですね。

23万エーカー」でトーマスが「5位」につけておりますが、赤字になっているのは、まだ鎮火していないために今後この数字は変わっていくからです。

トップとの差は「4万3246エーカー」しかありません。

1日に2万~3万エーカーを焼失しますと、2、3日で史上最悪を更新してしまいます。

明日は、少なくとも4位のZACAを超えるでしょうし、2日燃えれば3位のRIMを超えているだろうと思います。

2、3日でごぼう抜きするかもしれない。

というのは2、3日でトーマスが鎮火するとは、とても思えないからです。

カリフォルニア南部は、既に250日間雨が降っておらず、今後も10日~14日間は雨が降ることはありません。

湿度も場所によっては一ケタ台の場所もあり、低い湿度が続いています。

月曜日の夜まではサンタアナの強風が吹き荒れ、低湿度の乾燥した大気と共に火勢は拡大していくと予想されています。

気候変動が強く疑われますが、わずか「70日間」の間に歴代トップ20の火災のうち「5つ」もランクインしています。

トップ20のうち「25%」が、ここ2か月足らずで起こっている。

気候変動でしょうね。

気候変動という大事件を「ニュー・ノーマル」というのもカッコいいですけどね。

人類の致死率は、確実に上がるでしょうけどね。

それも「ニュー・ノーマル(新しい常態)」です。

世界経済が崩壊しても「ニュー・ノーマル(新しい常態)」です。

破局噴火で文明が崩壊しても「ニュー・ノーマル(新しい常態)」です。

大陸が沈んでも「ニュー・ノーマル(新しい常態)」ですね。

人類の人口が3分の1に激減しても、それは「ニュー・ノーマル(新しい常態)」です。

そうそう「神約民主論」も「ニュー・ノーマル(新しい常態)」です。

仏国土も「ニュー・ノーマル(新しい常態)」なら、なおいいですけどね。

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