米 猛威を振るう森林火災

ボーイング737MAXによる2件の墜落事故に関する最終報告書が出ています。

737MAX墜落、「ボーイングとFAAの過失」と米議会報告書 ロイター

737MAXは、2018年10月インドネシアで墜落し、189名が死亡。

2019年3月には今度はエチオピアのアディスアベバで墜落し、この時は157人全員が死亡しています。

航空機事故では受け身が取れませんから、墜ちれば即死です。

ボーイングと米連邦航空局(FAA)が過ちを「恐ろしいほど積み上げた」との見解を示した。

委員会は最終報告書でボーイングとFAAを厳しく批判。

墜落事故が「一つの失敗や技術的な過ち、誤った管理によって起きたものではない」と指摘した上で、「ボーイングのエンジニアが技術的な仮定を間違ったことやボーイングの経営陣による透明性の欠如、FAAによる非常に不十分な監督といった一連の過ちが恐ろしいほど積み上がったために起きた」と結論付けた。

機体の操縦士に重要な情報を隠し、設計と性能で誤った憶測をしたと厳しい指摘です。

今月末には航空業界への政府の支援は打ち切られ、新型コロナの追加の経済対策には航空関連の支援は入っていません。

10月以降は潰れる航空関連の会社も出てきそうです。

航空機の大幅な減便で、ワクチンができても輸送できないかもしれないと指摘されています。

ワクチン開発でも輸送できないおそれ 航空各社大幅減便で NHK

世界の航空会社が加盟する団体は、空の便が大幅に減便されている現状では各国にワクチンを輸送できないおそれがあるとして、輸送手段についても早期に検討する必要があると、警鐘を鳴らしました。

感染拡大の影響で空の便が大幅に減便され、多くの航空機がすぐに稼働できない現状では、仮にワクチンが開発されても、深刻な輸送力不足に陥る恐れがあると、指摘しています。

人類78億人に1回のワクチンを配るには、ボーイング747型の貨物機が8000機必要になる。

輸送手段に懸念が出ています。

ただ突貫工事で作ったワクチンなど打ちたい人などいるのでしょうか。

新型コロナは明日には感染者が「3000万人」を超えるでしょうが、高温の夏の間中感染が拡大していました。

コビッド-19 感染者数の推移

大体、3日~4日に100万人づつ感染していますが、これを見ますと日付けだけを単純に拾い出しますと、4月には200万人、5月には200万人、6月には300万人、7月には600万人、8月には700万人と感染が拡大しています。

暑い夏に感染が拡大している。

中々、笑えますが、大体半年ほどで収束すると見て、世界各国は財政と金融の大盤振る舞いをしていたわけです。

ところがその目論見が見事に外れ、ずっと感染が拡大している状況です。

新規感染者も最多を記録しています。

世界の新規感染者、最多更新 新型コロナ1日30万人超―WHO 時事

世界保健機関(WHO)の13日の集計によると、新型コロナウイルスの新規感染者数が全世界合計で過去24時間に過去最多となる30万7930人を記録した。

インドで引き続き高水準で増加しているほか、欧州でも拡大基調にある。

ついに1日の感染者が「30万人」を超えてきています。

アメリカやイギリスの政府などは新型コロナで苦しんでいる中小企業の従業員に給料まで支払っていましたが、これはとても永続的に可能な政策とは言えません。

いずれできなくなるわけです。

その期間、失業率は抑えることができますが、やはり時限爆弾と言われています。

時が来れば爆発し、失業率が急騰していくことになる。

失業者急増? 爆発目前の“時限爆弾” NHK

政府の雇用対策によって、今のところ失業率に急激な悪化は見られていません。

ただ、この雇用対策は10月末に終わる予定で、その後、仕事を失う人が大量に生まれるおそれが高まっています。

これはイギリスでの話ですが、アメリカも同じ問題を抱えています。

失業者が増える事態を防ごうと、政府は、仕事がない人を雇用し続ける事業者に、賃金の80%を支援する措置を始めました。

支援は段階的に縮小しながらも続いていて(9月は賃金の70%、10月は60%)、最新の失業率は4.1%と感染拡大前と大きく変わらない水準です。

イングランド銀行は、これが年末には「7.5%」まで跳ね上がると予測しています。

イギリス政府は、この支援措置を予定通り10月末で打ち切る予定です。

今まで4.8兆円を使っていますが、財政上このような政策を際限もなく続けることは不可能だからです。

11月以降、失業の時限爆弾が破裂していきます。

アメリカも同じような問題に直面していますが、この新型コロナの問題は若年層を直撃しています。

米国の若者の実家暮らし率が50%超え、大恐慌時代を上回る フォーブス

親と一緒に暮らす若者たちの割合は全体の52%と驚異的に多く、大恐慌時代に記録された数字を上回ることが分かった。

2020年7月、18歳から29歳までの米国人の52%が、少なくとも片方の親と暮らしていた。

過去に記録されたもっとも高い割合は、1940年に行われた国勢調査での48%だった。

専門家によれば、大勢の若者たちが、(たいていは賃貸だった)住まいを離れて親たちの家に戻ったことで、米国の賃貸住宅市場は、需要面で大きな影響を受ける可能性がある。

結局、半年ほどで収束すればよかったわけですが、事態は増々悪化する方向にあります。

アメリカなどは死者が既に「20万人」を超えてしまいました。

ワシントン大学の予測では、アメリカの死者数は年末までに「41万5090人」が死亡すると見ています。

11月中旬から死者数が急上昇していく。

この新型コロナは、今後の10年間で世界のパワーバランスを変えていくゲームチェンジャーなのかもしれません。

それを知ってか知らずか、アメリカが中国に対してムキになっていますが、チャンピオンベルトを中国に奪われることを恐れ、ティックトックの問題にしろ、ファーウェイの問題にしろ、関税にしろ、無理難題が目立っています。

WTOもアメリカの対中関税は協定違反であると裁定しています。

ソース

偉大で寛容なアメリカは、既にないようであり、焦りが目立ちます。

トランプ大統領になってからヘイトや人種差別が目立っておりますが、日常ではこんなことまで行われているようです。

ジョギング中の黒人女性に白人の女性が、ビンを投げつけています。

金で抜かれるぐらいで末端の庶民までが情緒不安定になっています。

しかも中国のGDPはプラス成長です。

ここら辺もイラつくのでしょう。

FRBも2023年末までゼロ金利政策を続けるとアナウンスしています。

ソース

金融政策まで日本の真似を始めていますが、日本はそれで衰退していったのですけどね。

真理でしのぎを削ってきたのではなく、お金でしのぎを削ってきたようです。

そりゃ、腐るわ。

今は世界経済のリーダーと言えば、アメリカと答える国は日本と韓国ぐらいしかいなくなりました。

多くの国が今では世界経済のリーダーは中国であると言っているのです。

世界経済のリーダーはどの国?日韓だけが「米国」、残りは… レコード・チャイナ

「世界経済のリーダー」を問う質問に対し、日本は53%が米国、31%が中国と回答。

韓国は77%が米国、16%が中国と回答した。

この他、ドイツ、英国、スペイン、イタリアなど欧州諸国10カ国では中国が最多、米国と隣接するカナダも中国が47%で米国(36%)より多かった。

なお13カ国の平均は中国が48%、米国が34%だった。

人口比率から見ても、いずれアメリカは中国に抜かれていくでしょうね。

新型コロナは、富の多寡でしのぎを削ってきた者達にとっては悲劇かもしれませんが、動植物達にとってはパラダイスです。

白イルカが香港の海に戻ってきています。

富を「天」に置いた経済活動が、いかに動植物を抑圧してきたのか、今回の新型コロナで出ています。

気候変動も、人間のエゴイズムが原因であり、実に傲慢な文明ですが、その傲慢は地球を滅ぶすほどの傲慢にまでなっています。

傲慢が頂点を極めている文明です。

お金や株で釣っているような霊がいるわけですから、そりゃお金を追いますわね。

こっちは神の法の編纂という話で出ているのですが、そんな詐欺みたいなことをやっているから、いつも磔にされる。

そのお金で気候変動まで引き起こしている。

NOAA(アメリカ海洋大気局)が、今年の北半球の夏は史上最も暑い夏だったと報告しています。

北半球 ことしの夏は史上最も暑かった 米海洋大気局が発表 NHK

平均気温よりも「1.17℃」高かったようです。

北半球ではことし6月から8月にかけての平均気温が、過去の平均気温を1.17度上回り、これまでで最も高かった2016年と去年の2019年を上回ったということです。

また、北極海を覆う氷の平均面積は先月、過去3番目の小ささとなり、1981年から2010年の30年間の平均値と比べると29.4%小さかったということです。

NOAAは、現在起こっているカリフォルニアの山火事も高温と干ばつが影響していると言っています。

アメリカ西部の山火事の原因は、気候変動だと言っているのです。

WMO(世界気象機関)も同様の見解です。

ソース

アメリカ西海岸は、平均気温よりも気温が著しく上回っている地域の一つであり、だから異常な森林火災が年々続いている。

それをトランプ大統領は、気候変動のせいではなく、森林管理の問題だとすり替えていますが、むなしい言動です。

これだけの山火事が起こっても気候変動を認めないわけです。

まるで神道カルトみたいですが、そう言えばトランプ大統領支持者もカルト信者みたいな人が多い。

Qアノンとかね、明らかに国民を騙してるわけです。

こういう人達に地球を任せますと地球が滅んでしまいます。

ソース

バイデン候補は、トランプ大統領を「気候放火魔」と非難しています。

この期に及んで気候変動を認めないとはね。

開いた口がふさがらんわ。

カリフォルニアの山火事も既に焼失面積が「130万ヘクタール・1万3000平方キロ」を超え、オレゴン州でも「40万ヘクタール・4000平方キロ」を超えています。

米西部で大規模な山火事が続く 36人死亡 連絡が取れない住民も NHK

アメリカ西部では各地で大規模な山火事が続いていて、これまでに少なくとも36人が死亡しました。

オレゴン州では住民12人と連絡が取れなくなっていて、消防などが安否の確認を進めています。

今年、カリフォルニア史上その燃焼面積でトップの記録を塗り替えたオーガスト・コンプレックス・ファイアですが、ドゥ・ファイアは、オーガスト・コンプレックス・サウスゾーンであり、エルクホーン・ファイアは、オーガスト・コンプレックス・ノースゾーンになっていますが、このエルクホーン・ファイアのウェストゾーン(西側)が、更に単独で分割されており、オーガスト・コンプレックス・ファイアと別の山火事になっています。

オーガスト・コンプレックス・ウェストゾーン・ファイアとなっています。

現在の順位は、こうです。

1位. オーガスト・コンプレックス・ファイア

2位. メンドシーノ・コンプレックス・ファイア

3位. SCU・ライトニング・コンプレックス・ファイア

4位. LNU・ライトニング・コンプレックス・ファイア

5位. トーマス・ファイア

6位. ノース・コンプレックス・ファイア

今年の山火事は、カリフォルニア史上トップ6のうち「4個」も占めています。

桁違いの山火事になっている。

ノース・コンプレックス・ファイアが「6位」にまで上がっており、クリーク・ファイアが「12位」までその燃焼面積を広げています。

トップのオーガスト・コンプレックス・ファイアは、現在「81万7952エーカー・3310平方キロ」と圧倒的な燃焼面積を誇っており、鎮火率は未だ「30%」です。

まだ拡がるということです。

山火事のシーズンは、あと3ヵ月以上を残しておりますので、この山火事は恐ろしいものになりそうです。

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